タイトル | 俺らのTinder |
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投稿者 | 投手王国レッドバージョン |
投稿日 | 2022年03月03日 |
『俺らのTinder』 お客様がカタログの中から選ぶのがオールドスタイルの風俗だったが、現代では女の子がお客様をピックアップする姿も珍しくなくなった。 遠い昔、街角の暗がりでマッチを売っていた頃。道行く人が立っている人を横目で盗み見ては、愛想を振りまいたり、無愛想にタバコをふかしたりしていた。 「あんたの買ったマッチでここを照らしてごらん」と言わんばかりにボディラインを見せて誘ってくる。 数十年前、繁華街のさらに裏通りには一期一会と思える出会いがあった。ただ当然のように、一期一会なのは手前が初めて繁華街の裏手側を通っただけで、再来訪すると顔を覚えられていたら馴染みとして、一定量の愛想を振りまいてもらえるが、新規客への対応がいいのは携帯キャリアも街角に立つ人も同じだろう。 現代ではマッチングアプリというものなどでスマホで出会いがしやすくなったのか、しづらくなったのか。 縁もゆかりもない人と出会うにはうってつけではある。しかし、我らのマッチングサイトは当サイトや街天国などあるが、これは言わばカタログと同じでマッチングではないような気はしている。 そして今回の本題。 嬢から連絡がありマッチングするサービス(サイト)がある。ここで具体的な名前は控えさせてもらうが、あのSNSなどもそうだろう。 私はSNSに乳を放り出してる人にハートマークのいいねを付けた。言葉の通りいいねと思ったからつけたのだ。 そして、その彼女からダイレクトにメッセージが届く。いいねを押して数十分。まだどんな写真だったかも思い出せるくらいだからアクションの取り方としては最適なのかもしれない。 軽いご挨拶と本日の予定などをうかがわれる訳だ。 これはキャバクラでLINEを交換したときなども、これより先はお手紙がき続けることになるだろう。まるで営業はしていませんといった感じでなんとなく会話をしてくるが、こちらから色々返すのも向こうのお手間をかけることになるから私は行くときしか返さないが。 ダイレクトメッセージにして交渉成立するとはれてマッチング。そのまま彼女めがけて会いに行く訳だ。 しかし、ここには過去に夜の街角であったような駆け引きはなく、ただ単純なアポ取りでしかない。希少性も特別感もないと私は思ってしまった。私はディノスから来た通販雑誌でもチラシでもドン・キホーテでも煩雑に色々なものが並べられたカタログが好きなのかもしれない。購入する前のフェイズの体験も大事にしたいからだ。風俗サイトを開く前のそわそわから楽しみたいのだ。 人が違えばダイレクトメッセージがきただけで希少性も特別感もあったと思うかもしれないが、今回は虫の居所が悪かったのかもしれない。 SNSで乳の甘い香りに釣られた私はカブトムシ。 甘い誘惑にはご注意を。 | |
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