タイトル | 某オーナーに2019年の業界動向を聞いてきました |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2018年12月09日 |
『某オーナーに2019年の業界動向を聞いてきました』 今年も元働いていたお店のオーナーと「忘年会」ということで飲んできました。 表の顔として飲食店ビルの不動産賃貸業をやっており、テナントの様子見&つきあいを兼ねたものなのでしょうがタダ飯は有り難い話です。 その席上での話から来年の業界動向について要約して触れてみたいと思います。 [全般動向] 「特に若い子が足りない。少子化で年々確保できなくなっている」とのこと。居酒屋などのバイト代が上がっていることも人手不足の理由で、地方はもちろん首都圏でも若い子を集めることが難しくなっているようです。 お金を払って求人サイトに登録する方法もありますが、ページビューや女の子からの問い合わせが少ないサイトはお店から掲載中止を突きつけられて淘汰されるでしょうね、とのこと。求人サイトの広告車を渋谷や新宿で頻繁に見かけるようになりましたが、求人サイト側も必死みたいですね。 [学園系は数年で半減かも] 人材確保が一番厳しいのは学園系。制服の似合う清楚な若い子は都内でも確保が難しくなっており、実年齢25~30歳でも学園系で通用しそうなら採用しているようです。 女の子へのバックを上げればいいのは分かっていますが当然プレイ料金も上がります。値上げができなければ中小グループや個人経営の学園系はこの先数年で今の半分くらいに減ってしまうかも知れないとのことでした。 [これ以上カジュアルソープが増えるとヤバいかも知れない] ススキノや那覇のように元々カジュアルソープが多い地区に加え、川崎や吉原でもカジュアルソープが増えています。安いためお客に人気があって盛況ですが、プレイ時間が短く回転勝負のため一般的な店よりも多くの女の子が必要で人手不足の一因になっているそうです。 #中級店なら在籍が15人もいればお店を回せますが、カジュアルソープの中には1日の出勤数が50人以上と宣伝しているお店もありますよね。50人出勤のカジュアルソープが20軒できたら1,000人という途方もない数の女の子が必要になります。 しかも女の子の消耗が激しいため体力のある子でも3年続く子は少数で常に新人の補充が必要です。カジュアルソープが増えればさらに人手不足が深刻になるのではないかと危惧していました。 カジュアルソープを上がった子は技術を覚えていないから中高級店はもちろんヘルス系でも即戦力として使いにくいとのこと。人材を大量に使い潰しているのが現状で「これ以上増えると将来業界全体がヤバいかも知れない」と話してくれました。 [西日本のソープは広域で女の子の取り合いに] 西日本のソープ、例えば高松・松山・別府・皆生温泉・鹿児島などは地元の子だけでは店を回してゆけず出稼ぎ頼みなのですが、例えば四国の高松と九州の別府で出稼ぎの女の子を取り合うといった広域での取り合い合戦になっているようです。 好条件を出せないお店は女の子が集まらなくなっていますし、好条件を出すにしても値上げしない限り限界があり、お店の運営が非常に難しい状態だそうです。 #沖縄のソープが出稼ぎの子に往復の飛行機代を出していることをご紹介した際に驚きの声がありましたが、そこまで好条件を出さないと応募してくれないのだと思われます。 少子化に加え福原や雄琴でも多くの女の子が必要なカジュアルソープが増えており、西日本での女の子の供給源だった関西からの出稼ぎがこのところ減っているとのこと。そのため中京地区にまで募集をかけているお店もあるようです。中京地区は関西に比べ人口が少ないものの現時点カジュアルソープが少ないため出稼ぎ募集では有望じゃないか、とのことです。 [オナクラが混戦状態に ただし格好の引き抜きの場に] これまでライト系の代表だったメンズエステが衰退し、内容がさらに軽いオナクラが増えています。「若い女の子の抵抗感を下げてとにかく入店してもらおう」という考えで、大手グループもエステ店やエステコースをやめてまでオナクラや手コキに参入してきています。このため混戦状態となっており来年も熱い状態が続くのでは、とのことでした。 一方でヘルスやカジュアルソープなどへの転職を勧めるスカウトがお客として潜入し、引き抜きの場になりつつあるのも確かだとのこと。渋谷や新宿の路上でスカウトするより経費はかかるが成功率は高いのではないか、とのことです。レンタルルームを使っているオナクラや手コキはスタッフが監視できないので絶好の狩り場になり、せっかく集めた人材を奪われることになって楽観できないよね、との意見でした。 [2020年を意識した動きが出てきそう] 2020年が近づいてきましたので都内では警察の動きも出てくるはずとのことです。法令からはみ出た営業を行っているお店に対し指導があるでしょうし、従わない場合は営業停止にすることもあり得ます。5月以降は天皇陛下の即位の礼、20年はオリンピックの警備で忙しくなるため、何かあるなら警察の手が比較的空いている来年の早い時期か来年末あたりではないかとのこと。 オリンピック会期中の営業をどうするかまだ決まっていないようですが、ソープは特浴組合で自主的に休業を決める可能性もゼロではないとのこと。一方無店舗型の場合は外国人が利用しにくいため今のところ通常通りの営業となる公算が高いとのこと。 最後に「あ、そうそう 学園系人妻店をやってみるんだったら店長頼むけど」と言われたのですが丁重にお断りしました(汗) | |
この風俗コラムへの応援コメント(22件中、最新3件)
- aki@kt(79)2018/12/12>>nognog(365)の『某オーナーに2019年の業界動向を聞いてきました』のコラムnognog 様
はじめまして! aki@kt です。
コラム拝読しました。
今年の夏にnognogさんのコラムを
確か一気に読んだよなと思い出して
(内容は悉く忘れてますが笑)
1年前のコラムも改めて拝読しました。
オーナーさんとの前回の会合で挙がった
2018年の動向予想と比較するのも
面白いですね。踏襲している部分と
やや異なる部分もありますかね。
西日本の取り合いは少し気になります。
これって今回の会合で前回会合の検証は
少しされたんですかね。
昨年は店長へのスカウトはなかったのに
今年はお誘いがあったんですね。
それも昨年話題に挙げた
『学園系人妻店』ですか笑
少し見てみたいような気もします。