タイトル | 風俗という仕事について |
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投稿者 | ayase |
投稿日 | 2018年11月30日 |
『風俗という仕事について』 ちょっと真面目な話。 一昔前、二昔前に比べると、働く側である女性の風俗という仕事に対する見方がかなり変わってきたのではないかと思う。 風俗という仕事に対する抵抗感が全体としてはかなり低くなった。 風俗の仕事は、主に性的なサービスを提供することにある。 性というものは、そもそも非常にプライベートな行為であり、相手に対する好意とか、愛情とかの結果としてあるものという認識が強い。 しかし、歴史的に見ると(愛のない)性的なサービスの提供は、いつの時代にもあった。 性的な欲求は、人間のとても原始的な欲求なので、性的なサービスの提供に対する要求は、どのような時代にもあり、その結果、それを提供する者が必然的に存在するようになる。けっしてそれは特殊なものではなかったはずだ。 単に、性的なサービスに対するその時代の社会的な意識の違いがあるだけである。 意識の変化として一番大きいのは、セックスに対する考え方がオープンになってきたことがある。 僕が子供の頃は、結婚するまでは処女でいるのが普通だと考えられていた。 婚前交渉という言葉があったくらい、結婚前にセックスをすることは特殊な(非常識な)ことだった。 婚前交渉という言葉が、いまや死語となりつつあることからも、今の時代、一定のルールさえ守ればセックスすることに抵抗感はない。 セックスに対する抵抗感がなくなるとあとはなしくずしである。 風俗の仕事に対する抵抗感や、不倫に対する抵抗感、そして同性愛に対する抵抗感などはかなり低下している。 それでも一昔前くらいは、風俗で働いていることはできるだけ隠していたように思う。 しかし、いまは、風ドルという言葉もあるくらい、風俗嬢もいわゆるアイドル化してきた。それを牽引してきたのは、AVの発展・一般化、AV女優のアイドル化かもしれない。 顔をさらしている風俗嬢をみると、この子は自分の将来のことちゃんと考えているんだろうかと心配になってしまうのだが、そんな時代ではないのかもしれない。 などということを考えながら今の風俗業界を眺めてみると、女性にとっても、そして男にとってもなかなか居心地のいいものじゃあないかなと思えてくる。 が、あえて言うと、やはり女性にとってはリスクが大きく、長い目で見ると決して”得な”仕事ではないような気がする。 (逆に言うと、男にとってはとてもメリットが大きい。) | |
この風俗コラムへの応援コメント(3件)
- aki@kt(79)2018/12/5>>ayase(129)の『風俗という仕事について』のコラムayase 様
コラム拝読しました。
風俗への意識の変化ですか。
確かにそういう傾向は見られますね。
客から見た業界への意識はどうですか。
この世界で働く女性を客がどう見るか。
見下してるのか敬意を持って接するか。
世間ではまだ前者の方が多いのかな。
情報局ユーザーは後者が圧倒的に
多いと思っています。
情報局が良店を増やすと同時に
良客を増やすのに貢献できれば
姫達も安心して働けると
密かに思っています。
コラムへの
応援コメントもありがとうございます。
確かに懐事情の変化も要因としては
ありそうですね。
ご指摘ありがとうございます。