【最近多発】出勤調整の裏側、お話しします - nognogの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

先日仙台のとあるソープランドの口コミを書かせていただきました。このお店はほぼ常に予約で埋まるお店です。フリーとか店頭で写真を見せてもらおうと思っても多くの場合「おかえりモネ（すごすごと帰るしかないこと：NHKの朝ドラが元ネタ）」を宣告されてしまいます。

合わせて「個室の数で出勤できる子が決まっており、出勤希望の子が多い日には希望を出しても出勤時間の変更を求められたりすることがあるそうです」と書いたのですが、最近このような部屋数が理由の出勤調整が各地のカジュアルソープでよく起きるようになっています。先日のまさおさんの口コミでも似たようなケースが起きていましたね。

今回は出勤調整について例を交えて少し掘り下げて書くとともに、対処法をご紹介してみたいと思います。


[なぜ出勤調整が必要なの？]
店舗型の一種であるカジュアルソープは、「個室数を超えるお客を同時に受け入れることができず、女の子も同時には働けない」という制約があります。個室数を超える女の子が出勤予定の場合、
・客の付いていない子を待機室に引き上げさせる
・系列店の個室を借りる（部屋借り）
・出勤時間や出勤日を調整し出勤者を個室数と同数に減らす
のいずれかが取られることになります。

このうち部屋借りはコロナでのお客の減少やその後の諸コストの上昇で系列店を手放したグループが少なくなく、難しくなっています（他系列の部屋借りは問題ある行為です）。そのため出勤調整が必要になってきます。


[出勤調整が増えているのはなぜ？]
ご紹介の通り部屋借りができず、残された手段が出勤調整だけになっているためです。加えて箱の賃料など諸コストが上昇する中で個室の稼働率を上げて少しでも稼ぐことが求められています。

一方で女の子が体調不良などで欠勤することがあり、当欠を見越して部屋数プラス1～2名の出勤希望を受けています。しかしながら全員が出勤した場合は個室が足りず出勤調整が必要になってきます。

とりわけカジュアルソープはコロナ禍以降特に回転を重視していますから、部屋の稼働率を限りなく100%に近づけることが求められ出勤調整が増えているのです。


[出勤調整はどう行われるの？]
【注】分かりやすくするため店名と源氏名を出していますが、いずれも架空のものです。実際に存在したとしても何ら関係はありません。

実際出勤調整がどう行われるか、架空のお店「イーストトレジャー」で説明してみます。話を単純化するため個室数を４、10-17時の早番で60分を１枠とします。○は前日までに予約あり、－は空きを示します。

美波　10○ 11○ 12○ 13○ 14○ 15○ 16○
萌音　10○ 11－ 12○ 13○ 14○ 15○ 16○
萌歌　10－ 11○ 12－ 13○ 14○ 15○ 16○
紘菜　10－ 11○ 12○ 13○ 14○ 15－ 16－
紅葉　10－ 11○ 12－ 13－ 14○ 15－ 16－

14時の枠は個室数４に対し予約が５ですからこのままでは誰かが接客できず出勤調整が必要です。美波さん・萌音さん・萌歌さんの枠は動かしようがないので紅葉さんまたは紘菜さんの14時のお客を15時に変更する必要があります。予約の入りが少ない子を変更するルールを取っている店が多く、この場合では紅葉さんの枠を動かします。

１時間前の確認の際に「時間が押していまして15時スタートでいかがでしょうか」とお願いし、承諾をもらえれば15時の枠に動かします。同時に紘菜さんの15時の枠はブロック（お客を付けない）し「次回16時～」としておきます。紅葉さんの予約客が15時に遅らせることがダメならキャンセルにするしかありません。

また13時の枠は４で一杯ですから紅葉さんの13時の枠はブロックされます。16時の枠は紘菜さんまたは紅葉さんのいずれか先に予約が入った方となり、予約の入らなかった子は繰り上げで帰宅となります。

実際はさらに複雑で、お店によっては早帰りや出勤の繰り下げ、さらには「他の子の枠調整で今日は休みにして」と出勤を断られてしまうこともあります。


[どう対応すればいいの？]
このように出勤調整が行われると大きな影響を受けるのは予約せず当日ふらっと店に顔を出すお客です。上の例ですと11、13、14時の枠は一杯、15時の枠も紅葉さんのお客が１時間遅れを承諾すれば埋まってしまいます。出勤調整を行うお店では当日店に行ってボーイの話を聞いて女の子を決めるとかフリーは厳しいことがお分かり頂けると思います。

どうすればいいのでしょうか？解決案は以下の２つになると思います。

(1)前日までに予約を入れる
先ほどの例ですと人気の高い萌音さんは11時の枠が空いていますが、当日だとこの枠にお客を付けることができません。

ところが前日までに予約を入れていれば紅葉さんの予約客を12時に遅らせて萌音さんの11時の枠が取れることになります。前日予約をするかしないかで大きく違うことになります。

女の子が写メ日記で「事前予約嬉しいです」と書いているのを時折見かけますが、これは出勤調整を受けにくくなるというのも理由の一つなんです。


(2)候補のお店を複数にする
人気店や首都圏のお店ですとご覧の通り個室が埋まる率が高く、「次は３時間後ですね」と言われて「おかえりモネ」になる可能性が高くなります。

事前検討の段階で１軒に絞らず、予算の範囲内で遊べる複数の店をリストアップしておくことで「おかえりモネ」対策とすることができます。特に土休日の昼～宵のうちは混み合う時間帯ですので、できる限り多くのお店をリストしておくべきです。


[お店のコンサル力に頼るべきではありません]
皆さん中には店頭で写真を見てボーイさんの話を聞いて選ぶという方もいますよね。「お店のコンサル力に期待していいのでは」と思われる方もいるでしょう。

お店で働いてきた私の経験では「それは無駄に写真指名料を払っているだけ」だと思っています。というのは紹介できるのは今、もしくは30分以内に空いている子だけだからです。「この子指名No2ですよ ３時間後になりますが」とアドバイスしてもほとんどのお客さんは帰ってしまいます。せっかく来店したお客が帰ってしまうのはボーイの失点になり、何とか言いくるめて空いている子に客を付けることが求められます。とても「コンサル」なんてものではないことがお分かり頂けると思います。

今回の例で言えば10時枠なら比較的指名の多い萌歌さんを紹介できますから「この子人気上位ですよ」と推すことができるのですが、16時枠でしたら紘菜さんか紅葉さんしか残っていません。フリーとほとんど変わらないことになります。


このように個室の回転率を限界まで上げることが求められ、空き枠に余裕がないお店が増えています。ご自身で女の子を選ぶ眼力を養い、できる限り前日までに予約することをオススメします。