ゴンゴン夏の大棒険！　関西新地探訪③　～滝井・今里新地 編～ - タンスにゴンゴンの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

どーも、タンスにゴンゴンと申します。

この夏、『ゴンゴン夏の大棒険！　関西新地探訪』と題しまして大阪にある５ヶ所のちょんの間街“五大新地”を探索して参りました。
信太山新地→飛田新地と巡り、続いての今回は『滝井新地』と『今里新地』でございます！

今回の探索やコラムの概要、ちょんの間については『関西新地探訪①　～信太山新地 編～』に記しておりますので、ご興味があればそちらもご覧ください！

～　滝井新地　～

【大人女性好みには…まさに“穴場”新地】

■滝井新地

店舗業態：料亭
嬢所属：料亭
主な料金：
30分＝14,000円
40分＝18,000円


お客が料亭に入り、中にいるホステスさんを指名してお部屋で一緒に一杯やってるうちに意気投合して一○やって…というコンセプトですね。

最安が30分からで他の新地に比べてお値段がお安めで、女の子の年齢層が20代後半からと高めのようですが、プレイの内容はホステスさん次第ですが基本プレイにNGがなく(ナチュラル可のホステスさんも)サービスは濃厚とも。

女の子はお店毎に１〜３人位で店内での顔見せとなるので一旦お店に入る事となり、女将さんのオススメやホステスさんのアピールから良い女の子がいれば指名してお遊びということのようです。

ということで当地での主なお遊びの流れとしては…

1️⃣気になった料亭に入る
2️⃣中でホステスさん(〜３人くらい)と顔合わせ。
3️⃣お相手頂きたいホステスさんがいれば接客時間を決めて一緒に部屋に上がり、飲み物(出し物)をオーダーしてお支払
4️⃣清算とシャワーを済ませ戻ってきたホステスさんと意気投合TIME
5️⃣お時間で終了、退店

部屋に上がる時から時間スタートで、シャワーについては料亭毎で有無があり、あっても女性用という場合もあるようです。


【活気のある商店街と控えめな新地】

滝井新地があるのは大阪市のお隣、守口市となります。
…まぁビジターの私には大阪メトロ(地下鉄)で移動もできるところは大阪市内です(笑)

最寄り駅は🚃京阪電鉄の『滝井駅』または『千林駅』で、距離はどちらもほぼ変わりなく、また少し距離はありますがⓂ️大阪メトロ『千林大宮駅』もアクセス圏です。

京阪両駅からは線路西側沿いの道を歩いて、200m程歩くと白黒ボーダーのしましまビル(仮)が建つ西向き交差点があるのでそちらに入って直ぐの右手路地に…


←滝井駅　千林駅→
┅┅┅┅┅┅┅┅┅
─┬┼──┬──┬
╱　│┣━┤▤　│
　　│┃　╟──┤　　
──┼┴─┼──┼
⬅️Ｎ
※ ─ ＝約15m

━＝ちょんの間エリア
┅＝線路
║＝廃スナックゾーン
▤＝しましまのビル

住宅街の中、Ｌ字になった僅か50m程の裏路地の左右に屋号が書かれた看板が並んでいて、それが10軒に満たないとても小さな新地でした。
訪れたのは15時過ぎ近くで４軒空いてたでしょうか？開いているお店の入口や軒先からＴシャツにゆったりパンツのラフな近所のおばちゃんやお姉さん風の女性が

👩「お兄ちゃん、寄ってぇなぁ～」

と各々控え目に声をかけてきます。

おばちゃんは女将さんとして、お姉さんはそのままホステスとして…？
中がチラ見えしたお店には30代ぐらいのスタイルの良さげなホステスさんがいましたし。

現役の新地には“～料理組合”などの組合表示や看板があるものですが、ここはそういった類いのは掲げられていないので開店時間以外は場末の小料理屋街といった雰囲気なのは、住宅街の中という配慮なのでしょう。
同じく新地で見かける“撮影禁止”の小看板や張り紙も見かけず、代わりに“🚯立ち小便禁止”の張り紙が😓

そんな短く小さい新地、しかもこの時間歩くのは私一人…ゆっくり散策でも滞在時間は数分(笑)
今日は「アッ」と言ってヌく予定はないのでアッと言う間に抜け、しましまビルまで一周してみると廃スナックが並ぶゾーンがあって、もしかしたらここも以前は新地エリアだったのかな？

次の今里新地へは地下鉄で移動するためⓂ️『千林大宮駅』に向かうため千林駅前のアーケード『千林商店街』を通るのですが、ここが大変賑わっている商店街で、途中鮮魚店から磯の香り漂って来て…(寂れてると店頭に置く魚も少ない)ここまで活気のある商店街は久々に見ましたね。
あ、商店街入口で焼いてた200円たこ焼き…旨かったなぁ～


【今も昔もとにかくマイナーな新地】

滝井新地の出自については…これが全くといいほど情報がなく…歴史どころか、新地としてピークだった頃の話題が上ってないんですよね…。

歴史としては、現在の京阪本線が京橋を起点として大阪↔京都を結ぶ京街道になぞるように敷かれていることから、その街道の宿場の一つや一角が貸座敷群や遊廓となり、赤線化したのでは？という説がありました。
こういったちょんの間街や旧赤線地帯は廃店舗が空き地となり住宅が建つものですが、この様子からは元々小さなエリアがさらに早い段階から廃業が進んでいたのではないのでしょうか。


～　今里新地　～

【通好みの新地】

■今里新地

店舗業態：料亭
嬢所属：置屋
主な料金：
30分＝13,000円
60分＝26,000円

※第３水曜は全休です。

料亭×置屋という組み合わせなので、料亭に上がってコンパニオンを呼び、やって来た娘と宴もたけなわにそのままコンパニオンさんの２次会に“突入”というシチュエーションですね。

最短となる30分の料金は５大新地の中では最安で、当地のマストなコースのようですがコンパニオンさんによっては懇意になるとお泊まり(この場合はホテル)もあるのだそうです。

共通の定休日があり、女の子は置屋(待機所)派遣で入店時に料亭店員さんに年代やスタイル・ルックスなど好みをオーダーするスタイルは信太山新地と同様ですが、置屋は各料亭共用＝女の子が共通で、サービスは姫次第で幅はありつつおおむね一通りのベッドプレイが可能とのことです。

シャワーの有無はお店に依るので、お店選びはお部屋も含めた店内設備やきれいさなどになると思います。が、初見では…なので事前の情報収集は大事かもです。

という事で流れとしては…

1️⃣気になった料亭に入る
2️⃣女将さんに女性の好みや要望を伝え、時間を決めてお支払い。
3️⃣個室に上がって飲み物や付出し(お菓子や果物)を頂き、シャワーがあれば浴びておく
4️⃣コンパニオンさんが入室し、宴会タイム！
5️⃣お時間で終了、退店


今里新地は女の子の年齢層、そして２回戦やNS/NN可能な娘もいるなどプレイスタイルも幅広く、料金もさることながらお店やコンパニオンそれぞれに常連になると多少の時間やサービスの融通が利いてくるようになる“人情感”があったり、隔てのないお遊びもオーダーできたりと“通好み”と評されているようで、先のコラムにいただいた応援コメントにも飛田のほかに今里新地で遊ばれたという情報局ユーザーさんもおられました。


【コリアンタウンに侵食された赤線跡】

最寄りの交通機関は近鉄奈良線『今里駅』で、地下鉄にも『今里駅』がありますが『小路駅』が近かったです。

いずれの駅からも目指すのは新今里公園、その南西角(🏪LAWSONがある)の交差点で、この南側の横断歩道上にはかつて［ 今里新地 ］ と大きなネオンアーチが掲げられ桃源郷の入り口を示していたそうです。

　Ｎ⇧　　　近鉄・今里駅↑
┼──┼──┼┬─┼┬─┼
┼──┤公園├┼─┼┴─┼
┼──┼──︻┴─┼─┬┼ →
├──┼──┾━━┿━┴┼ Ⓜ️
├──┾━━┿━─┼──┼ 小
╲──┼──┼──┼──┼ 路
─╲─┼──┼──┼──┼ 駅
※─＝約50m

━＝ちょんの間エリア
公園＝新今里公園
︻＝アーチのあった交差点

他の新地は小道の両脇にちょんの間店が軒を連ねているのですが、今里新地は廃業した料亭の建て替えが進んだようで、10軒に満たないほどのちょんの間料亭が点在している形で残っていました。

白地に黒字で屋号のみが書かれた料亭看板を掲げ、軒先に
🏮[今里花街組合]
という赤ちょうちんが提げられたお店がちょんの間料亭と思われ、17:00過ぎに訪れたこの時には数件の料亭が店を開けていましたが、他の新地と異なり店員さんが店頭で袖引きをしないのが今里ルールのようで、お遊びの折りには空いている入り口や戸を開けて「遊べますか？」と声をかけるそうです。
(なので探索はしやすいです。)

大変香ばしい新地エリアを含めて界隈を散策しましたが、旧妓楼とおぼしき建物も随所に残っていて、恐らくピーク時はゲート跡以南の150×200～300mの区画が新地エリアだったと思われなかなかの広さであったことが偲ばれます。

今里地区の西隣、鶴橋には中華街ならぬ🇰🇷“コリアンタウン”がありますが、この界隈もコリアンタウン化しており、廃業した料亭跡や目抜通りには韓国系の飲食店がたくさんあって…ちょんの間料亭の合間に○ょ○の料理店、そして住宅、多国籍なマッサージ店が入り乱れるなかに宗教会やあっち系の入居跡があるなど、５新地の中ではディープさ、そしてカオスな雰囲気は一番でしたね。

そんな今里ですが、新今里公園内のいたる所のベンチでおっちゃん達が将棋の青空対局に興じる、🎶『王将』の坂田三吉を生んだ大阪の下町らしい光景も見ることができました。


【一企業が産み出した曰く付きの遊郭】

今里新地の起源は現在の近鉄となる鉄道会社が沿線開発の一環として花街を作るべく当地を整備、昭和５年に“芸妓居住区指定地”と定め大阪内の業者や芸妓を集め、お遊びするための料亭や貸座敷も建っていきます。

しかしこの計画自体は松島遊郭の移転をめぐる問題で当地に業者が娼妓が流れてきたとも誘致したともされる実質の遊郭設置で、戦後には飛田や移転後の松島遊郭(現在の松島新地)に次ぐ赤線地帯となっていたそうですが、売防法以降は両新地や信太山新地にも遅れをとり始め、先述のコリアンタウン化もあって衰退が顕著になって現在に至っています。


５大新地の中では小規模でマイナーでありながら通好みと言われる２新地。
サービスは良いけど年齢層が高めという一方、最近では壊滅したかんなみ新地や飛田や松島新地などと掛け持ちしたりで若い女の娘も増えてきたとの評判もあります。
私の中でイメージするディープな“ちょんの間”に近くもあるので、機会があれば再訪して遊んでみたい両地でテンションをあげ、いよいよトリの松島新地へと向かいます。

Special thanks : Pink fish 様


ー　続く　ー