タイトル | 某店の大好きだったおきに 最終話 |
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投稿者 | Orochi2 |
投稿日 | 2021年05月18日 |
『某店の大好きだったおきに 最終話』 バレンタインも終わり、後日会いに行ったとき 「実はワタシ、●●のバイト(風俗ではない)を掛け持ちしてて、それがすごく混むんだ。」 よくよく話を聞くと、風俗でないバイトを始めて、それが今では収入のメインらしい。 思うにそっちのバイトの方が彼女には似合っている。 彼女は大学の春休みは、本当は風俗の出勤を増やして収入を増やそうと考えていたらしいが、 コロナが怖くて罹りたくない気持ちが強いみたいだ。 「でも、日曜日は来るね。 でね、もう日曜日以外は来ないかも? んー。 来ても、日曜日以外にもう1日かな? まだわからないけど。」 彼女なりに、いろいろ考えてるみたいだ。 まぁ俺的には日曜日会えればいいんだ。 バレンタインの翌週は、バレンタインの代わりに用事を入れているので来れないことを伝えたところ、律儀に彼女も休み。 ホワイトデーの前の週は彼女が体調崩して休み。 彼女の日曜日の休みは、もうひとつのバイトに行っているのでは?と察したが、、 真相はわからない。 いよいよホワイトデー。 バレンタインのお返しをして帰り際、 「この仕事の卒業って考えてる?」 「卒業?卒業ねぇ?まだ先?」 「もし仕事でイヤなことがあったり、 ツラいことがあったら無理しないで。 逃げても良いんだよ。」 じっと俺を見ている。 で続ける。 「その時はあれこれ考えずに自分のことだけ考えて。 ありきたりだけど、普通に幸せになってくれるのを望んでいる。 なんでかそれを今日伝えたかったよ。」 「ワタシは一緒にいる今が幸せよ。」 いつものようにハグして名刺もらって 「じゃあまた来週。」 しかし、店を出て1時間後、某掲示板で彼女が退店したことを知った。 すぐ確認したところ店のホームページからも情報局からも在籍が消えている。 正直驚いた。 急だったな。 自分なりのお別れ?は、できたから良かったかな、、 別のバイト先は多分あの辺だろうってアタリがつくけど、もちろん追わない。 彼女との思い出。 楽しかったなぁ。 初々しい新人時代。 ランカー上位になって、だんだん下着が派手に。 電撃退店。 俺はちゃんと見守れたかな? そんな彼女が大好きだったよ。 ここには書けないこともいっぱいある。 そんな思い出を胸に抱きしめて、 退店という事実を受け入れ、 心の瞳を閉じた。 追伸 本当は最終日はもう少し踏み込んだ会話をしています。ただ公開するのはこれが精一杯。 脚色とか盛ってもないので、2人の雰囲気が伝われば良いかなと思います。 | |
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