タイトル | 知りすぎた女 |
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投稿者 | 海月 |
投稿日 | 2016年01月26日 |
『知りすぎた女』 仕事場でまず最初に手を付けるのはメールチェックです。 ボクのセキュリティが甘いせいかもしれませんが、毎日数本の迷惑メールが届いています。 ほとんどの迷惑メールは、読みもせずに、削除してしまうのですが、ある日、ボクの手がピタッと止まってしまうほどドキッとするメールが届いていました。 「短小 包茎 早漏」 書かれていたのは、この3つの単語でした。 知りすぎている…。 これは過去にお付き合いした女が何かの腹いせで送ってきたに違いない…。 ボクはとっさに何人かの女の顔を頭に浮かべました。 かおりか…かなえか…いや、それともゆかか…。 短小で、包茎で、なおかつ早漏という事実を知っているのは、ボクとベッドを共にした女に違いありません。 銭湯や温泉でも、パンツを脱ぐときにさりげなく皮をむいていますから、短小には気づいても包茎はばれていないはずですし、仮にむき忘れているところを目撃されて短小・包茎がばれたとしても、早漏まではばれるはずがありません。 やっぱり、ボクの短小・包茎のチン○を挿入され、あっという間に発車してしまったボクを知っている女か、手コキかフェラでボクをイカせて心の中で「この客、楽だったわ…」とほくそ笑んでいた姫以外にこの事実を知っている人はいないはずです。 でも、ボクのチン○の上を過ぎ去っていった数多くの姫たちは、ボクのこのメールアドレスを知らないはずですから、やっぱりある程度の期間お付き合いした女に違いありません。 よし、だいぶ限定されてきたぞ。 ・・・ボクはその日、パソコンをじっとりと見つめながら、知りすぎた女の捜索を続けたのでした。 | |
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