タイトル | 女装の目覚めー外出編① |
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投稿者 | サスペンダー |
投稿日 | 2020年10月16日 |
『女装の目覚めー外出編①』 意を決して玄関のドアを開けて外に出ました。 鍵を掛けて静かに階段を降りてましたが、ヒールの足音がかなり響いていて、誰か他の住人に会うかも知れないドキドキ感が胸を締め付けます。 なんとか誰にも気付かれずに、マンションを後にする事が出来ました。 次に問題になるのは、近くの駅前のタクシー乗り場までの道程でした。 今日は駅前まで出てみようと歩き出しました。 幸い街灯があまり明るくないから、顔は分かりづらいと思いましたが、すれ違う人の視線が気になって顔はうつむき加減で歩いていました。 もう少しで駅前のタクシー乗り場に差し掛かる時に、ふいに声を掛けられました。 最初は自分に声を掛けられたとは思わずに、気が付かない振りをしてましたが、次に声を掛けられた時は僕の斜め前に立ちふさがるようにされました。 明らかに男性です。 年齢は60代以上に思えました ♠失礼かと思いましたが、ここで待ち合わせしておられるのですか? ♥ハイ、待ち合わせしてました 思わず声を出してしまいました。 (え?声掛けられるなんて、男てバレたかな?) ♠私も待ち合わせしてたんですが、あいにく相手が来ておりません。帰ろうとしたら綺麗なお嬢さんが通るのを見て思わず声を掛けてしまいました (え?綺麗なお嬢さんて僕の事!男てバレてないの!) ♠もし宜しければ、一緒に食事などはしていただけませんか? ♠もし都合が良ければですが? ♠レストランも予約していて、私一人では格好が付かないので、お時間があればと思ったのですが?いかがでしょうか? と立て続けには言われ少々考えていたら (全く僕を男だと思ってないから、誘いに乗ってみるか) と考えて ♥ハイ、私で良ければご一緒させていただきますわ と答えてしまいました。 ♠おお、そうですか、それはありがたいです、すぐ側に私の車を置いてますので、そこまで一緒に行ってくれますか? ♥ハイ、お供しますわ と言って一緒に歩き出しました。 さほど遠くないところにその男性の車がありました。 国産のクラウンでした。 ♠どうぞ、こちらの後部座席に乗っていただけますか? と言ってドアを開けてもらい、僕はお尻から身体をすぼめるように乗りこみました ♠失礼します と言って男性が静かにドアを閉めて、運転席に乗り込むと、走り出しました。 ♠今から行くお店はこの近くにありますので、さほど時間は掛かりません。しかし綺麗なお見脚してますね。惚れ惚れします と言ってくれたので、僕もまんざらでもない感じでした。 その男性の言われたように、ものの10分くらいでそのレストランに到着致しました。 ♠少しお待ちください と言って男性が車を降りると後部ドアを開けてくれました。 とても紳士的な対応で、まさに自分がホントに綺麗なお嬢さんと錯覚してしまいそうでした。 ♠じゃあ参りましょうか と言って僕の手を取りエスコートしてくれました。 (わぁードキドキするな) レストランの入口では、こちらが来るのがわかって、向こうからドアを開けてくれました。 店内には心地の良いBGMが流れていましたし、ホントにこれがレストラン?と、言うほどきらびやかな店内でした。 うっとりとしている僕の表情を見て、男性も微笑んて見えました。 すると男性が 「今日も宜しく頼むよ」 と言ったら相手は支配人らしく、うやうやしくお辞儀をされまして 「●●様今日もご贔屓くださいまして、ありがとうございます。いつもの個室を準備しておりますので、ゆるりとご会食なさってくださいませ」 と言うと、その支配人は男性の耳元に小声で何かを喋っていましたが、聞き取れませんでした。 ♠あの支配人が耳打ちされたのは、今日のお嬢さんは一段と綺麗なお方ですね、と言われたんですよ と話しされました。 (え?支配人も僕をお嬢さんと思ったの?) 個室の前では、別の店員さんが居て、引き戸を開けてくれて中に入りました。 中は洋間で中央にテーブルがあり、イスは対面でセッティングされてました。 照明も中央にシャンデリアがあり、先程入って来た店内より少し暗めでしたが、静かな佇まいで落ち着ける空間になってました。 着席するときに、店員さんがイスを引いてくれて座る事が出来ました。 店員が個室を出ると、代わりに支配人がやって来て 「今日の料理はいかがなさいますか?」 ♠うん、いつもの料理で頼むよ。それとシャンパンを持って来てくれるかね」 ♠えーと、貴女はシャンパンは大丈夫ですか?」 と聞いて来るから ♥私もシャンパンは大好きですから、おまかせしますわ」 ♠じゃあお願いするよ」 と言うなり支配人は 「かしこまりました」 と言って下がりました。 程なく支配人がシャンパンを持って来て栓を抜いたら、僕のグラスに注いでくれて、次に男性に注がれると、 「後は料理をお持ちしますので」 と言って個室を出て行かれました。 男性が ♠では新しい出会いに!乾杯」 をして男性はシャンパングラスを一気に飲み干しました。 僕は一口飲んで味を楽しんだらグラスをテーブルに置きました すると男性から思いもよらぬ言葉を聞く事になりました。 この続きもまた後ほど | |
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