タイトル | ポルノ先進国、性教育後進国。 |
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投稿者 | ドレ狐 |
投稿日 | 2020年09月02日 |
『ポルノ先進国、性教育後進国。』 皆様どうも、最近胃を痛めたドレ狐です。 新規開店のラーメン屋がまさかのG系ラーメン店で、知らずにチャーシュー麺を頼んで肉の多さに圧倒されつつ完食しちゃったのが原因かなぁ……。 医者に行ったら「酒とコーヒーと辛い物禁止」って言われました。酒とコーヒーはいいけど、辛い物禁止は辛い(つらい)。せっかく期間限定のLEE30倍を買ってきたのに……。 さて、突然ですが皆様は、「S○Xの仕方」を何で知りましたか? 保健体育の授業でしょうか。それとも成人マンガやAVでしょうか。 それとも……初めてのソープランドで嬢から教わりましたか? では、「避妊の仕方」は何で知りましたか? コンドームの使い方や、ピルの服用方法やアフターピルの存在は? あるいは「コーラで洗い流すと避妊できる」といった話を人づてで聞きましたか? 同じく「マスターベーションの仕方」や「オーラルセックス」については? 実は、日本の性教育はかなり遅れていると言われています。 その割には、漫画やAV、そして風俗については寛容です。 そのため、日本は「ポルノ先進国、性教育後進国」とも言われているのです。 どうして遅れているかと言えば、まずひとつ目に、いわゆる「寝る子を起こすな」理論がまかり通っているからです。 性の情報を知ってしまえば、子どもはきっとそれを実践する。だから性に関する情報から遠ざけることにより、そもそもの間違いが起こらないようにする、という理論ですね。 そのため、日本の教育現場では性に関する授業は最低限度しか教えられていない状態にあり、むしろ「性に触れさせない事こそが正義」という風潮さえあり、性に対して無知に近い状態の子どもが量産されているのです。 十数年前に、学校で人形を使って性行為の説明をするという授業は行き過ぎていると、某都の教育委員会が声を荒げていたという事件もありましたね。 二つ目が「性に関することは、目に触れたり口に出してはいけないことである」という風潮が、社会的な空気として蔓延している状況にあるという事です。 普段生活している中で性に関する情報というと、生理用品のCMと、スポーツ新聞や週刊誌のエロ紙面ぐらいしかありません。 社会の中で、性に関する情報は徹底的に隠され、明確な意図をもって調べなければ発見できない。そういう構造になっているのです。 そのため、性教育をするとなっても、教える側がためらってしまう空気が形成されているといえます。 どうして小学生男子が「ウンコ」「チンコ」と言ってるだけで楽しいのかといえば、普段隠されているものが口に出されることで慌てる大人の様子がおかしいから、という見方もできるでしょう。 そして今や情報化社会。インターネットに接続すれば、ピンキリの情報がすぐさま手に入る時代です。 下手をすれば親よりも子の方がインターネットに触れている時間が長いというのも多い中で、今の青少年たちの性の情報源は、もっぱらインターネットに氾濫するアダルトコンテンツだというのです。かくいう自分も、オナニーの仕方を知ったのはwikip○diaでしたし……。 そのため今の青少年は、本来はR-18のアダルトコンテンツを教科書代わりにして性の情報を身に着ける……という、よくよく考えると「それっておかしくないですか」という状況になっているのが、現在の性教育の現実だったりします。 ……まあ、なんでこんなことを言っているかというと、性の根本に触れている風俗活動家である私たちが、性の事をよく知らずに風俗店を利用しているというのは、いろいろとリスクが高いと思っているからです。 NSNNのリスクや、男性側のテクを女性は実際どう感じているか、実は危険なプレイ等、風活をするうえで知っておくべきこと、知っていると有用なことが、通常の教育では教えてくれない性教育の中に詰まっています。 嬢の身体を気遣うことができれば、風俗に通う男としての格も上がりますからね。 というわけで、今回は性教育を学べる書籍を紹介して終わりといたしましょう。 『性教育120%』 原作:田崎ききき 作画:ほとむら マンガです。既刊2巻。 引くほど性教育に熱心な保険教師が、女子高で性教育を叫びまくるコメディスタイルの漫画となっております。 女子高とはいってもそこは個性の魔窟。BL好き、彼女持ち、動物マニアといったクセのある女子高生が、真正面から性教育にぶつかっていきます。 キャッチコピーは「下ネタ以上、マジメ未満」。あくまでユルい感じで、直接のエロ無く進んでいきます。 なお自分はこのマンガで初めてデンタルダムを知りました。デンタルダム知らない? なら読め。 『花魁Vtuber由宇霧 みんなで学ぶ性教育』 自分がご贔屓にしているY○uTuberさんの書籍です。 由宇霧さんは風俗店勤務の経験を活かして、独自の視点から性に関するアレコレを扱った動画を投稿しています。 そんな由宇霧さんが、“コンドームの達人”の異名を持つ医師の岩室紳也氏との対談形式で、わかりやすく性のあれこれを伝えているのが、こちらの書籍となります。 図説つきでわかりやすく、かつ専門家からの視点でハッキリ簡潔にまとまっており、普段の由宇霧さんの活動を知らない方にもおすすめです。 アダルトショップの書籍コーナーに置かれているのを発見したことがあるので、もし見かけたら手に取ってみてはいかがでしょうか? | |
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