タイトル | 風活における「現実主義」と「理想主義」 |
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投稿者 | 名無しさん(ID:82189) |
投稿日 | 2020年02月15日 |
『風活における「現実主義」と「理想主義」』 本サイト掲載の体験談や応援コメント、知人(本サイトには未加入)の意見などを聞いていて、最近考え付いたことを述べたいと思います。 この世の様々な事象について把握しようとするとき、二つの対立する概念を用いることは、よく見られることです。 例えば、「善と悪」などは、とても一般的なものでしょう。 人間の本性は、善か悪か。 もちろん、絶対的な善とか、絶対的な悪はあり得ません。 恐らく、善と悪を両端とすると、現実は、その間のどこかにあるはずです。 とはいえ、人間の本性を、より善の側に近いと見るか、悪の側に近いと見るかによって、人間をどう理解し、その結果、どのように他人と接するかには、差が生じてきます。 日本では、落し物はほとんどの場合落とし主に返ってくるとか、災害時に暴動や破壊行為が起こらないなど、人間に対する性善説的な見方が、少なくとも従来は強かったように思われます。 こうした、二項対立的な見方に、「理想主義」と「現実主義」があります。 例えば、世界をどのように見るかに関しても、この二つの見方が存在します。 「現実主義」の立場に立てば、この世界は国と国が力でぶつかり合うものであり、従って、力(軍事力、経済力など、いわゆる国力)の強い国が、支配的な地位を占めます。 一方、「理想主義」の立場に立てば、国際機関や様々な国際的な運動を通じて、世界の良心的な人々が連帯すれば、国際紛争を防止し、強国の恣意的な振る舞いも抑止できると考えます。 と、随分堅苦しい話をしてきましたが、ここからは、私たちが日々励んでいる風活に立ち戻りたいと思います。 私は、ふと、風活に関しても、現実主義的あるいは理想主義的な、二つの見方が存在するのではないかと思い至りました。 いくつかの論点を挙げ、二つの見方の違いを際立たせてみましょう。 なお、以下の記述で、「現」は現実主義的、「理」は理想主義的な見方を指します。 ■論点1:「キャストは本当に逝っているのか?」 ・現:本当に逝くことはない。そのように見えるのは、巧妙な演技である。 ・理:本当に逝っている。 ■論点2:「プレイ時間は、キャストにとってどのようなものか」 ・現:苦痛以外の何ものでもない。稼ぐために忍耐している。(サラリーマンと同じ) ・理:性的なことが好きなので、楽しい。 ■論点3:「キャストが客に『あなたは私が好きなタイプです』と言う時、それは本音か?」 ・現:営業用のリップサービスである。心の中では、「このエロ・オヤジめが!」と思っているかもしれない。 ・理:本音である。 ■論点4:「キャストと客の間に、単なるビジネスを超えた心の交流は成立しうるか」 ・現:成立しない。プレイ時間限りの、サービスし、される関係に過ぎない。 ・理:成立しうる。逢瀬を重ねれば、愛情のような絆も生まれる。 思い付くまま挙げたので、あまり整理できていないかもしれません。また、現・理それぞれの見方は、意図して極端に書いてあり、当然どちらか一方が正しいということはありません。 しかし、二つの見方のうち、自分は、強いて言えばこちらに近い、ということはあり得るのではないでしょうか。 果して、皆さまはどのようにお考えになりますでしょうか。 言っている当のお前はどうなのか、ですか? 私は、どちらかと言えば、現実主義的です。風俗はビジネスであり、キャストと客の関係は、性的サービスの提供に対して対価を支払う契約関係であり、それ以上のものではないと思います。 とはいえ、お互い、生身の人間同士です。キャストに紳士的に接して、感謝されたりすれば、それは嬉しいです。契約時間内の、うたかたの関係であっても、その中で精一杯楽しく過ごせれば、それで良いと思っています。 | |
この風俗コラムへの応援コメント(29件中、最新3件)
- ポテッとソレソレ(0)2020/3/2>>名無しさん(49)の『風活における「現実主義」と「理想主義」』のコラム【惚れたら負け】って恋愛に用いた表現ありますけど、風俗界の客とキャスト間でも結構聞く教示なんですよね。
一般恋愛だと相手を追う恋愛か追われる恋愛かってなるんですが、風俗界では"いかに本質をぼかすか"だと私は考えます。
キャストは金銭、客は下心(スケベ心)をぼかして、いかに自身の本質を認識して相手を見るかにあると思います。
『お金の為に接客しているから特別感情や反応が生まれるわけない』とか私は思いません。
出会ったのが客とキャストの始まりだっただけで、どんな出会いや環境にも真心が訪れる時は存在すると思いますから。
金の為に客に好意を誘うのは水商売や性風俗だけに留まりませんから。
キャストは客に金の幻影がちらついて接客するのは仕方ないし客は金を用いて性や感情を高める道具としてキャストを見るものだと思います。
どんな人間関係もシチュエーションも十人十色、人それぞれだと思います。