タイトル | 風嬢との恋愛物語(幻冬編) |
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投稿者 | サトナカ |
投稿日 | 2018年02月16日 |
『風嬢との恋愛物語(幻冬編)』 最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。 それでは、最終編です。 初秋編で手紙のやり取りがありましたが、その頃には、互いの本名を教え合っていました。ですから、彼女の手紙も本名で書いてありましたし、私も書きました。 6月になりました。 彼女を抱きしめられる時間は、あまり残されていません。 彼女と一緒にいることを大切にしました。 サ 「最終日は決めたの?」 S 「ううん、まだだよ」 サ 「最終日は、僕が貸し切りたい。いつか決めたら教えて。」 S 「わかった。ダメな日はいつ?」 サ 「◯日と△日は外して欲しい。後はなんとかする。」 S 「わかった。必ず連絡するね。」 「それと、部長(早春編でなかよしのMちゃんを3Pに口説いてくれた人、サトナカも信頼されているみたい)にサトナカさんが貸し切ってくれるから、他の人は入れないでってお願いしておくね。」 サ 「ありがとう。2人で卒業式やろう。 S 「ウン」 サ 「卒業した後は、僕からは連絡しない。Sちゃんの意思に全て任せる。Sちゃんが僕に会いたくなったら連絡欲しい。非通知でもいいよ。」 Sちゃん、少し考え S 「ショートメールするよ。それなら、私の番号も判るでしょ。非通知なんかしない。」 サ 「わかった。楽しみにしてるよ。お茶飲んだり、お話ししたりしよう。服は脱がない。」 S 「ウン」 サ 「お仕事は決まったの?」 S 「決まったよ。場所はこっちなので、住んでるところは今のまま。」 サ 「そうか、じゃあ近いね。」 S 「ウン。だから言ったじゃない、会えるよって^_^」 それから少しして、HPの彼女の欄に異変がありました。写真が削除させていたのです。違和感がありました。しばらく経ちましたが出勤予定も上がりません。 僕は不安になって、お店に電話しました。 サ 「サトナカです。部長お願いします。」 部 「どーも、どーも」 サ 「こんにちは、ところで、Sちゃんどうかしたの?」 部 「あーっ、サトナカさんだから特別に教えるけど、Sちゃん、親にバレたみたい。だから、今、実家に帰ってるはず。お店も急遽写真外したんですよ。」 サ 「そうなんだ。今月いっぱいで辞めるって聞いていたけど、戻ってくるの?」 部 「と言ってたんだけど、事情が事情ですからね。今回は、お店からは連絡しないことにしてるんですよ。このまま、フェードアウトってこともありますね」 サ 「そうですか。判りました。」 結局、それから彼女と会うことはありませんでした。 恥ずかしいのですが、僕の心はかなり乱れました。荒れた気持ちで風俗通いもエスカレートしました。言い訳ですけどね。 あれから少し時間が経ち、自分の気持ちにけじめをつけたいと思い、このコラムに書いてみました。 でもね、Sちゃん、もう一度会いたいよ! 「会えるよ^_^」って言ったじゃない。 完 | |
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