タイトル | 蛍(ホタル) |
---|---|
投稿者 | 宏 |
投稿日 | 2017年12月15日 |
『蛍(ホタル)』 蛍(ホタル) この前行ったお店で、ほたるさんと言う源氏名の子が居ました。 そこで蛍について少し話をしたら、結構喜んでもらえましたのでご参考までに。 (少しばかり知っていた知識に、コラムを書くために調べた内容を追加しました。) 蛍は世界におよそ2000種います。 その内、日本には40種余りが居るそうです。 (一般にはゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルが有名です。) ホタルの卵と幼虫はほとんどの種類で発光します。 しかし成虫は発光するものとしないものが居て、発光するものは殆どが夜行性です。 メスは木や草にとまって淡く光り、オスは強めに光りながら飛び交います。 1)ホタルが光るのは、仲間に自分のいる位置を知らせるため 2)捕食する外敵に有毒な虫である事をアピールするため 3)ペアリングのため 成虫の蛍は水を飲む位しかできず、食べ物を摂取できません。 幼虫の時に蓄えた栄養分のみで活動し、1-2週間で死んでしまいます。 ホタルを見に行くことをホタル狩りと言いますが、ホタルの儚さや 美しさを愛で鑑賞することなので、ホタルを追いかけて捕まえてはいけません。 明治の時代には、蛍屋という隠語があったそうです。 蛍屋とは所謂「曖昧屋」の事で、 "酌婦仲居等雇女をして密かに淫を鬻(ひさ)がしめ又は密淫売の媒合容止をなすの 疑ひある料理屋飲食店をいふ。蛍の如く夜陰に乗じて働くからいったもの。" と言う記述もあったそうです。 束の間の儚い命を燃やし、美しく幻想的に輝く蛍。 夜の闇に輝く美しくも物悲しい様子がそう思わせたのかもしれません。 | |
この風俗コラムへの応援コメント(7件中、最新3件)