タイトル | 風俗店従業員をしてた時の怪談話② |
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投稿者 | 少佐 |
投稿日 | 2017年10月25日 |
『風俗店従業員をしてた時の怪談話②』 ある日、店長から丸1日休むのでオープンからクローズまで通し勤務を頼まれた引き受ける事に… 通し勤務と言う事は電車で帰れない自分は閉店後は店泊になり朝のオープンから18時までの勤務に… 店も終わり女の子達も帰り、店泊!と言うハズも無く夜の歌舞伎町へ行き当時、全盛だったテレクラへ行きオールナイトコースで入り仮眠を取る事に… 今も昔も変わりなく出会い系が好きな男なので寝るハズも無く朝までテレクラにハマる始末(^_^;) テレクラを出たのは巷の出勤が始まり出す7時頃 店に着き店のシャッターを閉め、先ずはシャワーを浴びる ヘルスの店だから実に便利な事 シャワーはあるし、ボディシャンプーはコンパニオンが忘れたボディシャンプー、タオルは店で使うタオル シャワーを浴び少し個室のベッドに横になる 横になると微かに声が聞こえて来る よく聴いてみると営業でBGMで使ってるスピーカーから微かに声が聞こえて来る 内容は良く分からないがトラックからのアマチュア無線か何かだと思う 自分は『きっとこれだ!』と決めつけ、開店前に早番を集め、今までの怪奇な声はスピーカーから流れるノイズと言うとそれを聞いた早番のコンパニオン達は全員否定 全員がスピーカーでは無く窓際の方から聞こえると… どちらにせよ、この件に関しては一件落着と言う事で誰も口にしなくなった やがて暮れになり12月 頭をなやますのがら30・31日の営業の勤務表 それでも何とか、コンパニオンにお願いして、短い勤務時間でも出て来てもらう事が出来、早番はギリギリ部屋分の人数は揃った しかし、31日は早い閉店にも関わらず、遅番はなかなか人数が揃わず頭を悩ましていた時に、遅番メインで大体は遅刻・当欠ばかりしているエリちゃんが 『いつも、出勤で迷惑をかけているんで31日は5時から遅刻はしないで出勤します』 と、言ってくれ、半信半疑だったけど出勤をお願いする事に… やがて、大晦日の31日がやってきました その日の記憶は朝のオープンから忙しく午後3時を過ぎた辺りからサッパリな状態 夕方の4時になり、早番のコンパニオンも帰り仕度を始め彼氏と過ごす子、帰省で東京駅へ行く子など様々 いつもより早く店長が出勤し、自分は前からやりたかった部屋の清掃をしに、3階の部屋へ… 清掃自体は空き部屋のベッド下の清掃だけでホント簡単 先ずは1番始めに空室になった部屋持ちのアヤの部屋 次に廊下を挟んだ5番だったか?の部屋 それが終わった時、女の子が1人、4番の部屋に入ったのを見た 時間的には、確か4時半近く 遅刻魔のエリちゃんにしては早い出勤 しかも、その子が普段の出勤する服装は白のダウンベストがこの日に限って違っていた でも、出勤メンバーからしてこのエリちゃんしかおらず、自分は扉の前で 『エリちゃん、出勤ありがとうね!』 と、言ってみた いつもだったら『ハーイ!』と元気な声が返って来るハズが無く、聞こえるはガンガンかかってる店内のBGMだけ その後は簡単にトイレ掃除をして2階へ下りた 受付に座ってる店長に 『今日は珍しく、エリちゃん早く来たね』 と、言うと店長は 『エリはまだ来てないですよ』 と… 『じゃ、今さっき4番入ったの誰?』 『まだ、遅番誰も出勤してませんよ』 と、言う店長 埒があかず、会話を止め4番の部屋の前に行ってみる そして、自分は 『エリちゃんエリちゃん!いる?返事が無いなら開けるよ』 と、言い部屋の扉を開けてみた だけど、中には誰もいなかった 気味が悪くなり2階へ… やがて5時近くになり、遅番が続々と出勤して来ました エリちゃんも出勤して来ましたが、服装はいつも通りの白のダウンベストでした やがて帰る時間になり、その年最後の勤務になりました 話としては大体、これで終わりと言うより、それから数ヶ月後、自分は家庭の事情で退店するのですが、嘗て自分が入る数年前(記憶では平成元年又は2年)にこの店に勤めていたコンパニオンが付き合っていた男に殺されました 殺された理由は不倫の清算とかコンパニオンの金目当てだったとか当時、マスコミにも取り上げられてました 風俗嬢自体が殺されるのが当時は珍しかったのか?風俗業に無縁だった自分でもこの事件は覚えてます ひょっとしたら、すすり泣く声はそのコンパニオンじゃないのかなぁと思ってます 実際はハッキリとは分かりませんが… この話、10年くらい前に1度だけ大塚のラブホで人妻デリ嬢に話した事があったのですが、話の最中に居室の灯りが点いたり消えたりして、デリ嬢が恐怖に陥りました(^_^;) | |
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