タイトル | 手コキ・オナクラなどのライト風俗の歴史と現在 |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2017年09月24日 |
『手コキ・オナクラなどのライト風俗の歴史と現在』 情報局の口コミでも数が多いのが手コキやオナクラなどのお店。業界では「ライト風俗」とも呼んでいますが、このライト風俗について触れてみたいと思います。 【注】以下内容は業界全体の流れを書いたものであり個店の事情を書いたものではありません。地方やお店により異なる場合もあります。「私の通っている○×店はどうなのですか?」といった個別の事情は分かりませんのでご了承のほどよろしくお願いします。 [発祥はストリップ劇場?] ライト風俗の発祥をたどるとストリップ劇場の個室コーナーや覗き部屋のハンドサービスになるんじゃないかと思います。利用されたことがある方もいるでしょうが、ハダカを見てムラムラし抜いて欲しい、と思うリクエストに応じる形で踊り子さんや抜き専門の子がハンドサービスで抜いてくれるものです。 別料金がかかりますが意外と利用が多いようで、これを参考に「脱がない」「しゃぶらない」というライトサービスの店が始まりました。 初期には「ラッキーホール」というパネルに小さな穴が開いていて、パネルの反対側では女の子がローションを付けた手でしごいてくれる、というお店もありました。「抜いているのはおばちゃん」など都市伝説のように語られましたが、実際は系列店で時間が空いた子が片手間でやっていたケースが多かったようです。 店舗型に制限が加わった改正風営法によりオナクラや手コキも多くがデリや受付のみの店に移行しました。 [大手チェーンには必要なお店なんです] 大手ヘルスグループやデリグループにはライト風俗のお店があるケースが多いです。他のグループ店に比べて値段は安いけどサービスがライトすぎると思いませんか?これは「初めて業界で働く女の子の抵抗感をなくす」という意味合いが強い店だからです。 最初からいきなり顔も知らない相手にハダカを見せることやフェラをすることは誰しも抵抗感があります。高収入には興味があるんだけど・・・と二の足を踏んでいる女の子に「うちはライトサービスで脱がなくていいですよ」とアピールできるのです。初心者向けのエントリー店と言っていいと思います。ぎこちないけど意外と可愛い子が多いのはそういった位置付けだからです。 入店さえしてもらえればお給料は当日現金払いなので大抵の子は初日で辞めることなく仕事を続けてくれますし1ヶ月もすれば仕事に慣れてくるます。 ただお店としてはライトサービスに居座ってもらうつもりはなく、最終的には系列ヘルスへの移籍を促すことになります。仕事に慣れたタイミングで「もっと稼げるし客層も変わらないから」とステップアップを誘う、という次第。このように有望な新人を囲い込めるので大手グループには必要な店でして、あえてライト店を用意してあるのです。 ただし他グループからの引き抜きの場にもなるため引き抜き防止対策が欠かせません。詳しくは企業秘密になり伏せさせて頂きますが、大手グループのライト店ではそういった対策が行われています。 [安いのはなぜ?] ライト店は学園店などソフトサービスの店に比べても料金がかなり安く設定されています。もちろんサービスがライトであるのが一番の理由ですが、実はこれも系列店へのステップアップを促す目的があります。 ライト店での女の子の手取りは指名がなければ好待遇の店でも1本2,000円くらい。1日10本なら2万円となりますがコンスタントに10本付く子は限られます。逆にお客が少なければ今や時給1,000円以上になっているコンビニや飲食店にも負ける可能性があります。このようにわざと女の子にとって儲からないお店にしてあるのです。 一方でソフトサービスの学園系でもショートでも1本5,000円以上ですから稼げますし全額バックになる指名料が上乗せされると大きく違ってきます。このようにお給料に差が付くよう料金が設定されており、なるべく早くグループ他店に移籍させるよう仕掛けがしてあるのです。 [最近増えたのはなぜ?] 大手グループの人材確保目的で始まったライト風俗ですが、やっぱり安いので「脱がない」「しゃぶらない」サービスでもお客さんを集めるようになります。そうするとライト店専門のグループも出てきてお店が増えてきました。 これら専門・単独店でも女の子の手取りは少ないのですが、なぜか2年とか3年とか在籍している子もいます。手術痕があって脱げない・脱ぐことに強い抵抗がある・業界を知らないなど事情は様々でしょうけど年を重ねるほどライト店では生き残りが難しくなるのが実情です。意外と厳しい世界なんです。 [これで経営が成り立つの?] 大手グループが意図的に安くライト店をやっているため、後から参入したライト店専門のグループも安い値段にするしかなく多くのお客さんを集めないと店が成り立ちません。店の賃貸料や光熱費・スタッフの給料・宣伝広告費・店長の取り分を考えれば1日平均50人前後のお客さんが来ないと成り立たないのではないかと思います。 大手グループの場合は女の子が系列に移籍すれば系列間で移籍料をやり取りすることで店を成り立たせることができますが、ライト店のみのグループや単独店ではそうもゆかずスタッフの給料を安くしていると言われています。 なのでなかなか良いスタッフが集まらずピアスやタトゥーだらけ、パンクな髪型などコンビニや飲食店で雇いづらいスタッフが多い店もあります。昔だとテレクラのティッシュ配りをやっていたような人たちですよね。 [フリーコ○キについて私なりの意見] ライト店で最短コースをフリーで利用するお客を「フリーコ○キ」と呼び、女の子が嫌っているとのコラムが先日アップされ、多くのコメントが寄せられました。 この問題が難しいのはお店・女の子・お客の3者それぞれに言い分があるためじゃないかと思います。あ、お店と女の子を同一視される方が時折いますが、実際には利害が一致しないケースが多いです。 ①お店の言い分 ・ショートでもフリーでもお客が来ないとお店を回せない。 ・フリー客に不人気の子をあてがうことができ効率がいい。 ・成績でバック率を変えるのは不人気の子を自主退店させる目的もあり廃止は無理。 ※前月の指名本数によりバック率が変わるシステムの店が多く手取りに直結します。不成績だとバック率が下がって手取りが少なくなり不人気の子をやんわり追い出す形になっているのです。フリーは何本あっても女の子の成績にカウントされません。 ②女の子の言い分 ・ショートは手取りが少ない。フリーだと全額バックの指名料が入らない。 ・フリーばかりだと指名成績が伸びずバック率を下げられてしまう。 ・見ず知らずのフリー客が続くのは精神的に不安できつい。 ③お客の言い分 ・値段が安けりゃそれでいい。 ・短いコースを設定しているんだしフリー利用も認めているのだから利用は当然。 それぞれ言い分があり対立していることが分かって頂けると思います。 三者の言い分もそれぞれ納得できるものであり「誰が正しくて誰が間違い」といったものでないことが分かって頂けると思います。中には「フリーコ○キが嫌なら店を辞めたらいいじゃん」と思う方がいるかも知れませんが、それで困るのは女の子ではなくお客のはずです。 お互いの立場があることに気づいて頂き、歩み寄れるところがないか考えてみるのもいいのかも知れませんね。 | |
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