年相応の遊び方 - ザーメン シェパードの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

先日、静岡のオシャオジが上京するってんで仲間が集まりまして、私も久し振りに同席させていただきました。

幹事は言うまでもなく池袋の主。フランスと並ぶファッション大国の名を冠するＣ氏も馳せ参じてくださいまして大いに盛り上がりました♪

以前、上野でお会いした時はクソ生意気にNew Balanceの1300を履いてた主。今日はどーいうワケか500です(笑)

注）1300はラルフローレンが「雲の上を歩くような履き心地」と絶賛し、スティーブジョブスも愛用した高級スニーカー。500はNBの中で、最も安いクラスのズック靴。

何事かと思えば、足が腫れてて靴を履けず、カカトを踏み潰して歩いてます。
私と違って酒に強いんだから、セクキャバ行ったらシャンパンの２〜３本も開けてやれば良いのに、飲み放題のビールばっかり10杯も飲んでるから天罰が下ったんでしょう（笑）流石の主も、1300のカカトは踏み潰さないんですね。

と、いうワケで、今日は集合メンバーの中で私がイチバン良い靴を履いていたのですが、お洒落番長のＭさんからツッコミが入ります。

「ズボンの裾をもう少し短くして抜け感を演出した方が良いと思うよ。」

うん、流石のオシャオジ。ファッションに明るいですねぇ～。私は靴磨きが趣味なんで靴マニアの友人が多いんですが、彼らからも常々言われてます。

「犬さんは着てるものがダサい♪」

これには理由があります。

犬だけに散歩とマーキングが大好きな私、長距離を歩いても疲れない靴が欲しかったんです、昔から。
→同じ靴を長く履き続けて足に馴染ませるのがイチバン
→頑丈な本革靴を買い生物学と化学の知識を総動員して最良のメンテを施し、20年30年と履き続ける。
という理由で革靴と靴磨きが好きなだけ。オシャレには全く興味が無いんです。

かつては東証一部上場の大企業に勤めてましたから、三十代半ばで管理職になった暁にはスーツもワイシャツもフルオーダーしたものです。が、３万円のオーダーシャツも妖怪堂の三千円のシャツも、曇り無き白さを保てる期間は一緒。見る人が見れば違いは一目瞭然なんでしょうが、着ている本人が良さを実感できないワケです。

脱サラした後はリクルートの学生さんと一緒にＡ◯ＫＩやＡ◯ＹＡＭＡで安いシャツ買ってます(笑)

が、師走に入ってなお季節感の無い服装を見て激怒した友人たち、私の首に縄を付けて某百貨店へと連れ込みます。　　

犬扱いすんじゃねぇ！
いや、犬でした(:_;)

でもって蝶矢のワイシャツ、ポールスチュアートのスラックスまでは良いとして、カシミヤ100%のニットまで買わされます。自慢じゃないけどこの私、ウールのニットすら着たコトありません。それがいきなりカシミヤですよ！

そんなに重ね着したらば風俗店で脱ぐのに手間取る・・・

でもってイチバン揉めたのがジャケットでした。

歩き易さを優先して選んでますから、手持ちの靴は英国・米国風の、ポッテリとした武骨なものばかり。ラテン風のシュッとしたロングノーズは持ち合わせていません。経済力にモノを言わせてキートンやアルマーニを買っても合わせる靴が無い。キートンのジャケットに合わせてベルルッティでも買うか？いや、あいつは歩くための靴じゃない。

英国風ブランドで行きましょうとマッキントッシュに連れ込まれてからが、さぁ大変。

「年相応の格好をすべきだ！」
と言われて年配者向けのブランド、マッキントッシュロンドンを試着するけど型紙が合わないんです。自慢しちゃうけど身長171、体重62、ズボンのサイズは76で腹筋割れてますから、中高年向けのジャケットだとお腹周りがダボダボなんですよ。

で、三〜四十代向けのブランド、マッキントッシュフィロソフィーを店員さんも勧めてくれる。が、「年相応の格好をすべき！」と主張する友人は頑としてロンドンを勧めてくる・・・

仲間たちは二派に分かれて侃侃諤諤のオシャレ論争。着る本人の意見は聞いてもくれない。

騒動をよそに私は全く別のコトを考えていました。

「服装に年相応というモノがあるのなら、風俗店での遊び方にも年相応というモノがあるのだろうか？」

吉原の、120分60Ｋ以上の店には、大きく分けて２種類あります。

体力のある若い娘を揃えて５発でも６発でも、客が満足するまでヤッてヤッてヤリまくる店。多くの場合、お刺身プレイをウリにしています。

人生経験豊富な三十代の女性を揃えて、性的なサービス以外の癒やしの時空間を提供する店。安心安全な完全衛生管理をウリにしています。

前者は若者、後者は年配の客層がターゲット。では、年配者が前者の店に遊びに行くのは恥ずかしいコトなのか？

若者向けのカジュアルソープに、良い歳こいたオッサンがオキニをこしらえて通い詰めるのは恥ずかしいコトなのか？

良い歳こいたオッサンがピンサロ店の入口で店員さんを捕まえて
「２回戦できますか？」
と問い質すのは恥ずかしいコトなのか？

若者よりも高い給料を貰っているオッサンがピンサロの指名料をケチっておきながら、ＢＳだったＤＢだったと愚痴るのは恥ずかしいコトなのか？

良い歳こいたオッサンが格安のレンタルルームにデリヘル呼んで、ショートコースなのに攻め倒した挙げ句フルサービス＆２回戦を求めるのは恥ずかしいコトなのか？

私の場合、２時間のソープに行った日にゃ、４回戦まで頑張ったとしても１時間以上が余ります(笑)畢竟、ピロートークの上手な娘を指名する。先の例だと後者の店に通ったものでした。

セクキャバで延長に延長を重ねてシャンパン開けて・・・というレポを出す度に「大人の余裕」「キレイな遊び方」と御世辞コメントを数多く寄せていただいてますが、これとて理由は同じ。セクキャバに限らず、ソープでもヘルスでもピンサロでも、サクッと発射した後はピロートークの上手な娘とピロートークを楽しみたいからヤッてるだけの話です。

セクキャバで・・・
という時点で大人でもキレイでもありません。

・・・・・

いかにも東京の高級百貨店に相応しい高身長スレンダーキツめ美人のお姉さん、迷惑千万な団体客に困り顔。私は無言でフィロソフィーのジャケットに袖を通してレジに向かいます。

「これ気に入ったから着て帰ります。」

理由は簡単。コッチの方が若者向けの値段設定＝安いから(笑)

なに心配はいりません。
「なぁに、あの人。良い歳なのに若者向けの安い服着て。おカネ無いのかしら？」
銀座のクラブなら、そ～いう話をするホステスさんもいるでしょう。だけども池袋のセクキャバに、そこまで厳しく客を値踏みする娘はいないでしょう。

ボロは着てても心は錦♪
全身Ａ◯ＹＡＭＡだけどもシャンパン開けてくれる客こそ歓迎されるはず。

「服をイッパイ買っちゃったんで今月はピンチなんだぁ。今日はシャンパンじゃなくて小さいグラスで我慢して。」

オキニの女王相手に、口が裂けても言えません。高級品にカネを使うよりも楽しい時間にカネを使う。これが私の流儀です。

年相応でもなく、
身分相応でもなく、
自分相応であり続けたいものです♪