タイトル | 30年前のソープの待機室風景 |
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投稿者 | 洗濯屋のケンちゃん |
投稿日 | 2021年06月11日 |
『30年前のソープの待機室風景』 学生時代、消防設備の会社でバイトしていた時期があります。 会社、といっても社長が1人でやっていた会社だったので、まずは社長と2人で現場に入って仕事を覚え、バイトが増えて大きな現場にも入れるようになり、やがては同日に2つの現場を取るようになって社長と私がそれぞれの現場にバイトを数人引き連れて入る、というように少しずつ事業規模が拡大していく過程を担ってきたわけです。 ほんとは資格がないと現場を仕切っちゃダメなんですけどね(笑) まだまだコンプラも甘い時代でしたから。 大学を卒業したらそのままうちに就職してくれ、というより共同経営しよう、と誘われてもいたのですが…まあ工学系の学部ではなかったし、素直に就職してしまった次第です。 稼げましたけどねー。 手取り月収、というだけなら、当時の最大瞬間風速の月収に未だに追いついてないですから(笑) その社長も当時は30代半ばの独身男でしたから、まあ2人してずいぶん遊びました(笑) 後に結婚してまったくつきあってくれなくなりましたが(笑) その会社の仕事で、ソープ街に入ったことがありました。 もちろんそのソープ街は60店以上ある大規模な街でしたから、大手の設備会社ががっちり押さえてしまってるわけで、我が零細企業はその下請けとして入ったわけですが(^-^*) 仕事は基本的に部屋や廊下にある火災報知器を1人が操作して感知させ、コントロールユニットの前にいるもう1人が発報を確認する、という手順で行います。 その他にスプリンクラーや防火扉(ソープにゃほとんどないけど笑)の点検もあり、これはまた別の手順で行います。 で、火災報知器の点検だと、普通はコントロールユニット前を経験者、というかチームリーダーが勤めるのですが、この時ばかりは私、コントロールユニット前をバイトに任せて部屋巡りをしましたよ(笑) ボーイさんと連携して空き部屋に順に入っていって、その部屋の火災報知器の点検をするわけですが、セット中の姫さんがいたりすることもありました。 その場合はボーイさんに、セット中の姫さんがいるからノックして入室して良いか確認してくれ、と言われているわけです。 もちろん部屋にいる姫さんには、フロントから内線電話で今から点検屋が入る、と知らされているわけです。 それなのに。 ノックして中から「はーい、どうぞー」と声がするのでドアを開けて入ると、全裸の姫さんが風呂場でしゃがみ込んでシャワーでアソコを洗っていたりする(笑) 最初はぎょっとしましたが、すぐ馴れました。 あたらが気にしてないのなら、こちらも気にしないに限る(笑) たいていはこちらは空気みたいに無視してくるのですが、たまに「あらー、可愛い坊やねー、今度遊びに来なさいな」って名刺をくれたりしました(^-^*) ええ、何度か書きましたが、私は今でこそストーカー撃退に活用されるほどの強面ですが、若い頃は風俗嬢以外からもよく「可愛い」と言われたものでした(笑) 目的の部屋に向かうときも、とにかく客と鉢合わせすることだけは避けるようにと店側から念を押されてます。 当然ボーイさんのオペレーションとの連携なくしては不可能なミッションなのですが、店によってはボーイさんが頼りなく、危ないシーンは何度もありました。 2階の部屋を目掛けて階段を昇っていったら、何と上から階段を下りてくる足音が! どうやら3階の部屋から姫さんがお客を連れて降りてきている模様。 ヤバい!ボーイさんめ、3階の姫さんにしばし待ての指示を出し忘れたな? 私はもう2階に到達していたので目的の部屋は目前なのですが、3階へ向かう階段から丸見えの廊下を横切らねばならないので、こなままではモロに客に見られてしまう。 引き返すか?と踵を返しかけた時、3階への階段と踊り場で何やら姫さんの甘えた声がして、降りてきません。 ちょっと覗いてみたら、踊場で姫さんがお客さんと濃厚なキスをしてます。客の背中はこちらを向いていて、客からはこちらは見えない態勢。 客の頭を情熱的に抱え込んで(客を振り向かせないように固定して)いる姫さんが、客の背中に回した手で、部屋の方を指さす合図をしてました。 この隙に部屋に行け、てことらしいです。 客の頭越しに見える姫さんの顔は、目を閉じているように見えますが、たぶん薄目を開けて見えている様子(^-^*) 姫さんを片手で拝んで、抜き足差し足で部屋に向かいました(^-^*) この仕事の時、初めてソープの待機室に入りました。まあ普通は入ることがない部屋ですけどね(笑) 中の様子は店によっても違うのですが、テーブルがあって休憩中の姫さんたちがカップラーメンを食べたり出前のソバを食べたりしてました。 簡素なキッチンスペースがある場合もあって、そこでお茶を入れたりしてました。 何人かで休んでいても、フロントから電話が入ると誰かに指名が入ったり予約の客が到着したり、ということで、姫さんはいそいそと出て行く、ということになります。 待機室でも何人かに「今度遊びにおいでよ」って名刺を渡されたのですが、待機室での姫さんって、たいてい下着姿(今だったらキャミソールとでも言うべきでしょうが、当時の語彙だとスリップ笑)であぐらかいてラーメンすすっていたりタバコ吹かしていたりするわけで、ちょっとなぁ…(笑) (当時は姫さんの喫煙率は非常に高く、接客中に喫煙することも普通にあった) ちなみに。 上で書いた階段の踊り場で鉢合わせ危機を咄嗟の機転で回避してくれた事件の後、待機室の点検に入ったらさっきの姫さんがソバを食べてました。 あの、さっきはありがとうございました 助かりました と声をかけたら(よく考えたら私のミスじゃなくボーイさんのミスなんだけど笑)、顔を上げて私を見て、ニコッと「そ、良かった」って笑ってくれました。 それからお決まりの「あら可愛い顔してるわね、一度遊びにおいでよ」が来たわけですが、なんかちょっと、その笑顔がいいな、って思っちゃったんですねぇ。 で、後日その姫さんに入っちゃいました(^-^*) そして時間が楽しく過ぎて部屋を出て階段を降りているとき、踊場で姫さんが突然私を抱き寄せ、キスしてきたのでした。 あの時と同じように、私の頭に手を絡めて、つまり振り向けないようにロックして(笑) たっぷり30秒は互いの舌と唇を吸い合うような濃ゆ~いキスの後、ようやく頭のロックを解いてもらった私、当然聞きますよね? ね、今そこを誰かが通った?(笑) 姫さん、にこーっと悪い顔で笑って、 ううん、誰も通ってないよ~ キスしたくなっちゃっただけ え~ ほんと?嘘でしょ誰か通ったんでしょ え~?私を疑うの~? うーん、キスされた瞬間にこれは!って思って背後の気配を探っていたんだけど、特に気配は感じなかったけど… ひどーい、私とキスしながら別のこと考えてたの~?(笑) いやいや考えるでしょ だって状況があまりにも うふふ~(笑) え~?どっちだよ~ いや~、弄ばれましたわ(笑) タイトルに偽りあり、というか待機室のことがたいして出てこないコラムになりましたが、実はこれは前振りだと思っていただければ(笑) 本編の方も追って書くことにします(^-^*) | |
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