タイトル | 性風俗産業って斜陽産業なの? 風俗業の統計的分析 ③斜陽業種編 |
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投稿者 | hireidenton |
投稿日 | 2017年12月11日 |
『性風俗産業って斜陽産業なの? 風俗業の統計的分析 ③斜陽業種編』 前々回・前回のコラムでは、性風俗産業は、警察白書によるの、実は斜陽産業ではなく、平成26年の件数は平成19年と比較して増加していると書き、 内訳を見ると、件数的に一番多いのがデリヘルであり、件数の増加もデリヘルが中心であることを説明しました。 全体的には件数が増加傾向にある性風俗産業、では、逆に近年廃れている業種はどんなものがあるのでしょうか。 まず、デリヘルは、抜き中心なので、そういう意味で業態として被っているソープランドや店舗型ヘルスの減少が考えられます。 この数字を見てみますと、前者が1,250件(平成19年)から1,224件(平成26年)に、後者が857件(平成19年)から810件(平成26年)へとどちらも微減に留まっています。 デリヘルの激増と比較すると、たいした減少ではないですね。 件数の多い業態で激減している斜陽業種はないのですが、元々件数が少ない小さな業態ではいくつかあります。 まずは、アダルトショップ。 348(平成19年)から206(平成26年)への41%減。 ネット通販の普及が進んでいることが背景にあるのでしょうか。 わざわざ出向かなくていいですし、値段の比較もネットのほうが簡単にできますし、 対面しないで済むので恥ずかしくもないですもんね。 次に、ストリップ劇場。 180件(平成19年)から98件(平成26年)へと46%減。 これは、やばいですね。ついに二桁になってしまいました。 私も、皆さんの体験談を拝見させていただき、いつか一度行ってみたいなと思っているのですが、この業種への応援も兼ねて早めに行ったほうがいいのかもしれません。 そして、一番減少が甚だしいのがテレクラ。 245件(平成19年)から107件(平成26年)へと56%減。 関係者が御覧になっていたら申し訳ないのですが、「この業態、まだあったの?」というのが正直なところです。 今時、普通に考えると、出会い系サイトか、そんなに悠長に待てないならば、ハプニングバーを使いますよね、たぶん。 ということで、斜陽業種は、IT化の波の影響を受けている業態が中心であるように感じました。 前回の記事で紹介した、アダルトビデオ等通信販売と映像送信型性風俗特殊営業(アダルトサイトやライブチャット等)が急増しているのと対照的ですね。 皆さんからの評判がよければ、また別の指標を使って統計分析してみたいと思います。 最後までお読みいただき、ありがとうございました^ ^ | |
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