タイトル | 不発弾 |
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投稿者 | クワン |
投稿日 | 2016年06月13日 |
『不発弾』 皆様、口コミ風俗をご覧の方ならこの世界(風俗界)には踏んではならぬが、必ず経験してしまう地雷という物をご存知と思います。 この世界で成長するには何度も地雷を踏み経験値を上げること。さもなければ、踏んだ地雷に懲りて風俗界から去り行くか。 因みにこのコラムは踏んだ地雷が、不発弾で九死に一生を得たという世にも珍しいお話です。 それは忘れもしないある年の瀬。 新年は体に貯まったアレをスッキリ空にして迎えようと情報局を参考に探索していました。 年の瀬でもあり都心や歓楽街の雑踏にまみれるのは躊躇があります。 そこで、人生で経験したことのないデリヘルを利用することに決めました。 良さげな人妻店を発見し、また良さげな嬢も発見し、人生初のデリヘルの予約となりました。 受付の男性も丁寧で、緊張している小生に対応していただきました。指名した嬢はとても素敵な女性と太鼓判です。時間も直ぐ行けるとのことでしたので、早速所定の待ち合わせ場所へと向かいます。 待ち合わせ場所のとあるコンビニ前に暫く佇んで年の瀬に道行く人びとを眺めておりました。 眺めていた人達の中に、小柄ながら横幅のある1人の女性がいらっしゃいます。 外見に非常に特徴を持った方です。小太りの小生の五割増しの横幅に大胆なタイトなミニスカート、そこから伸びた御脚には見事なセルライトと綺麗な花の絵がありました。 その時です! その女性が回りをゆっくり見渡しながら携帯電話を取り出すのです,! その時、小生は何かに憑かれたように体が硬直しました。 心臓が曾てないほどに脈打ちます。 あきっと唇は紫色をしていたことでしょう。 中学時代に刑事さん数名に囲まれた時以来の症状です。 その時無情にも小生の携帯電話が音を立てます。マナーモードにしていない自分自身が、恨めしい。 一分ののぞみにかけて電話にでます。 恐る恐る「はい、もしもし」 すると お待たせしました~。と手を振るその女性が。 笑顔で手を振るその女性には前歯が、一つも有りません。 オーマイガッ それから何を話しても口から息が、漏れて何を言っているのか全く分かりません。また回りを気にしない音量でお話をされるのです。 回りの人びとの視線が悲しい位痛いのです。 嬢が宣うには、写真は本人らしいです。修正の技術には感服します。また写真では太もものお絵かきは写真の背景か柄にしか見えませんでした。 この瞬間に悟りが産まれす。 この嬢と連れ立って人混みを歩くことは小生には耐えられません。 少しでも速くホテルに隠れたい。 くそしてただひたすらに時間の過ぎるのを待てばそれでいい。 嬢の歩みに合わせる事なく、小走りにホテルに向かいます。 最初に行ったホテルは満室です。相当後ろにいた嬢にその旨伝え、隣のホテルに入ります。 ここも満室です。 嬢にどうすると聴いてみたところ、近くにまだ2件ホテルがあるとのこと。 並んで歩く辛さに耐えながら行ってみます。 なんということでしょう。 2件ともに満室でした。 ここから南側100メートル、又は西に1キロ位にもホテル街が有ります。しかし小生にはこの嬢とこれ以上並んで歩くことは耐えられない。しかしこれも何かの運命とあきらめました。 しかし、 その時、ジーザス 神は無慈悲ではなかったのです。 嬢にとってはこの距離が、歩いて行ける限界なのでした。 く 彼女の膝は自身の重さに耐えられません。もう歩く気は全くないようでした。 彼女はお店に電話します。「近くのホテうルはすべて満室だから、どうする?」 お店の対応は、空くまで近くで待機とのこと。 ここで小生に一筋の光りが!! 「ごめんね~ この後に人に会う約束があるから、一番短いコースにしたんだ。これ以上は時間押すのは無理だよ」 彼女は直ぐにお店に電話して指示を待ちます。 折り返しのお店からの指示は、キャンセル料金を徴収し次第、迎えの車で次に行けとのこと。 確かに地雷を踏んだことは間違いない。 しかし、爆発しなかった稀なお話です。 小生、一般人向けのお店とマニア向けのお店は住み分けていると、勝手に思っていた時代のお話です。 それから数年過ぎ曾ての事を忘れ再度デリヘルに突入、地雷を踏みぬいた話は別の機会に。 | |
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