【ロケットの２段目に点火なるか？】ススキノ発祥・激安ヘルスの現在地 - nognogの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

カジュアルソープが次々と値上げしてゆく中でヘルスが打ち出してきた「激安箱ヘル」、ここにきて発祥のススキノでも一段落感が出てきています。

「激安箱ヘル」に何が起きているのか、今後どうすれば２段目のロケットに点火して盛り返せるかをお話ししたいと思います。


[激安箱ヘルのここまで]
2022年にススキノで出てきた超ローコストのヘルスです。料金システムを単純化して運営コストを減らし、女の子も年齢容姿の制限を緩くして低価格化しています。

写真指名料は無料（本指名は有料）として、5,000円台という思い切った価格にしています。デリヘルのようにホテルやプレイルームの費用がかからないので驚きの安さです。

大手ヘルスグループがこの新業態としてスタートさせると追随するグループが出てきて一つのジャンルとなりました。


[･･･ところが]
しかしながら最近はあまりお客が入っていないのです。多くの女の子が待機中になっていることからお客の入りが芳しくないことが分かると思います。

一方でこれまでの通常料金のお店はお客に変動はなく、激安箱ヘルの独り負け状態なのです。加えてショートコースを高回転で回して稼いでゆくビジネスモデルですから、待機中の子が続出する状態では相当に苦しいと思います。

このままでは他地区への展開どころか撤退して通常料金の店に変更した方が稼げることになりますよね。


[どうしてこうなってしまったのか]
考えられる理由はこんなものでしょうか。

・料金が安い＝給料が安すぎて女の子は稼げない
・しかも待機中ばかりでなおさら稼げない
・お店も稼げずポータルへの掲載費を減らすしかない

これらが重なり「お客が来ない→女の子が集まらない→お店も稼げない」の悪循環に陥ってしまったようです。ススキノのように箱ヘルの激戦区では宣伝ができなければ存在すら知られずお客が集まりませんから、広告の費用を稼げなければ悪循環を止められなくなります。

かといって値段を上げてしまえば安さ目当てのお客すら失うため詰んだ状態になっているのがご理解頂けると思います。


[生き残る方法はあるの？]
・もっと料金システムをシンプルにする
単純化したとはいえ、まだまだ料金システムが分かりにくいです。「30分 5,000円のみ、以降30分5,000円単位でコースを取れる」にするといったものすごくシンプルなシステムにすればアピールしやすいと思います。変に3,980円とかにしてしまうとお客に対して安く見えてもお店は10円玉を用意しなければならないためそのコストがかかります。30分5,000円ならお釣りとして用意すればいいのは５千円札だけになってシンプルです。

・指名以外はAIマッチングを取り入れる
指名のお客さん以外には空いている子をランダムに割り当てますよね？
この部分をアプリ化してしまうのも面白いと思います。お客さんの希望（バストが大きい方がいい／若い方がいい）を店のタブレットに入れてもらい、好みに対して重み付けしてもらえればアプリが女の子を割り当てることが可能です。希望を入れる前の最初の画面で「現時点での空き状況で女の子を決めますので、必ずしもご希望通りの女の子ではない可能性があります」と表示して同意ボタンを押させることでクレームは減ると思います。

アプリから女の子に通知を出して準備してもらえればその分スタッフの省人化になりますし、タブレットにはカメラがありますから、その機能を使えば知り合いチェックにも使えますよね。

・0.5人運営にする
例えばススキノのヘルスは同じフロアに同系列の２店が入居しているケースが多いです。ここまでの省人化を活用したらお隣の通常営業のヘルスのスタッフが掛け持ちで運営することができると思います。

電話対応はもう一つのお店側でもできますから、0.5人運営になればかなり運営コストが安くなります。


このまま消えてしまうには惜しい業態ですので、お客にアピールしきれていない部分をどう解決するかになってくると思われます。