トラウマ(2) 後編 - 洗濯屋のケンちゃんの風俗コラム |口コミ風俗情報局

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洗濯屋のケンちゃん(15)
風俗コラム『トラウマ(2) 後編』
タイトルトラウマ(2) 後編
投稿者洗濯屋のケンちゃん
投稿日2024年03月02日
『トラウマ(2) 後編』
さあ、再訪の日が来ました。
彼女は変わらない笑顔で迎えてくれて、あの時はごめんね、いやこちらこそ、というやり取りがあって、めでたく元ザヤに収まったように思えました。
いや元ザヤも何も、半年のインターバルなので、通常ペースでブランクは生じていないのですが(笑)
変わらずリラックスした柔らかい時間を過ごすことができたのでした。

しかし帰り道で気がついてしまった。

前回までもそうだったのですよ。満面の笑みで歓迎してくれて、楽しく過ごさせてくれたわけですよ。

でも、本当は来てくれて嬉しいと思ったことは一度もなかった、わけで。少なくとも彼女はそう言ったわけで。

これ、即死攻撃というだけでなかった。
ザラキ+毒の攻撃でした(笑)
ザオラルで復活しても定期的にHPが減っていくんだ。

次に会った時、この話をしてみました。
あの言葉、覚えてる?って。

ところが、彼女は覚えてないって言うんですよ。
かーっと頭に血が上ってたから何言ったか覚えてない、と。

また帰り道で考えました。

彼女が極めて感情的になっていたのは分かります。
でも、あの必殺の殺傷力がある言葉を覚えてないというのは、どういうことなんだろう?

もし、感情的になったあまり、心にもないことを口走ってしまったというのなら、それは私を傷つけたい、と無意識に思ったわけですよね?
まあそういう意味なら、その意図は最大限に発揮されたわけですが(笑)

でもそれなら、「人を傷つけるために心にもないことを言う」というのは、ある程度心に負荷がかかる。
それは忘れないのでは?

逆にあれが本音だった場合、つまり「前から気にくわないヤツだったけど、客だと思うから何も言わずにいたんだよ。もう来ねーと言うのなら全部ぶちまけたる!」って感じでわーっと言った、というのなら、1つ1つは何を言ったか覚えてないというのもあり得る気がする。

まあ確信したわけではないけれど、こっちの方があり得るのかな、と思ったわけです。

ザラキ+毒ステータス、改めて発動。

これは、当面このまま彼女に通うにしても、いつか心が折れちゃうだろうな…と思いましたさ。
でもこの時点で「やっぱり彼女に通うのはやめよう」とは思わなかったのは、自分の心がいったいどんな折れ方をするんだろう?ということにちょっと興味があったり(笑)、心が折れるまでの間は、あの柔らかいリラックスした時間を楽しもう、とか、まあそんな感じでした。
やっぱ惚れた弱み、ですかね?(笑)

で、それこらも定期的に彼女に会いに行っていたわけですが、やがて心が折れる日がやってきました。

ちょくちょくメールでやり取りをしていたのですが、ある時ちょっとだけ彼女の機嫌を損ねてしまったのです。
気にしないけど今後は気をつけてくださいね、と。

ああ、これは軽率だった、とすぐ謝罪のメールを折り返したのです。

ところが、そのメールに反応がない。

…これは思いの外、怒っているのか?
なんせ彼女の怒りが爆発した姿は一度目の当たりにしてます。実はとても怒ってる、という可能性は捨てられん。

または単に見落としている、という可能性もけっこうあるな、とは思いました。メールをやり取りしてるのは私だけではないでしょうから、何通かのメールに埋もれてしまったのかもしれん。

でもねぇ、メールが途絶えたら「あれ?」と思って過去メール見直しませんかね?なので謝罪メールが彼女の目に触れないまま、というのは、ないと断言はできないにしてもちょっと考えにくいな、と。

でも困ってしまうのは、こちらの謝罪メールに反応がないと、次にこちらからはできることがないわけですよ。
さて、どうしたものか、と考えているうちに心が折れました(笑)
元々嫌われていたのに、さらに嫌われてしまったのなら、もうこのあたりが潮時というやつかな、と。
どうせ半年に一度しか来ず、たいして一途でもない私は、「お呼びじゃない客」だろうし。

ところがその後、彼女からまったく別件で何事もなかったかのようなメールが来ました。
うーん、やはりこれは見落としてしまっているだけなのか?

一度は心が折れてもう行く気をなくしていた私ですが、もう一度は行くか…という気になりかけました。
会いに行くのなら、これまでそんな屈折は話してこなかったわけですが、話さないわけにはいかないな、と。
別に彼女に何か返答を求めるつもりはなかったのですが、こういうことだから改めてこっちの心が折れちゃうまでは会いに来るね、と。

ところが。
そう思った頃に、店長とちょっと諍いを起こしたのでした。というか、問い合わせたことへの店長の返答にかちんときた、というだけの話なのですが。
これで、一度はまた再訪しよう、と思ってた心が再び折れた(笑)

ひとつひとつは小さな取るに足らない出来事なんですよ。
最初の「来ても嬉しくなかった」攻撃のダメージと毒ステータスが効きすぎた、ということなんですねきっと。

ボタンの掛け違えもあったと思います。
もし彼女が謝罪メールを見落としていたとすれば(その可能性も大きいと思ってるし)、彼女にすれば「ちょっと軽~く注意しただけでパタッとメールも寄越さなくなって会いにも来なくなって、なんだよあいつは」って思っていたんでしょうね。
まして店長との軽い諍いなんて彼女は知りもしないでしょうし。

それもこれも毒ステータスでHPがゼロ付近を小刻みに上下している状態でなければ、掛け違えたボタンを掛け直すことも容易だったでしょう。
まあそれでも、最終的には遠からず「もう無理」ってなっていたとは思いますが…

結局は、「来て嬉しいと思ったことは一度もない」という必殺の一撃を聞いた時点で終わっていたんだろうな、と後になれば分かります。あれが本音でなかったらどこかで全力で取り消しに来てたでしょうし。まあ覚えてなければ取り消しようもなかったのですが(笑)

まあ、その必殺の一撃を出してしまったのは私も感情的になっていたのでお互い様だし、そもそも嫌われる原因だって自分にあったということでしょうから、それで彼女を恨むのは筋違いでしょう。

なので別に彼女にはここに至っても特に悪感情は持たなかったです。
人の好き嫌いは善悪ではないので、例えやっぱりガチに嫌われていたとしても、それでもあのリラックスできた独特の柔らかい時間を作ってくれたことには感謝すべきでしょうし、そこはやはりプロだな、と賞賛する気持ちもありましたしね。
なので、今でも元気でいてくれたらいいな、とは思ってます。

というわけで、どこかで何かひとつ違えば何とかなったかもしれんけど、ならんかったらまあしゃーないよね、って話でした(^-^*)

…よく考えたら今でも一番効いてるのは、「半年に一度しか」って言葉かも。
これすごく影響してる気がしてきた(笑)
洗濯屋のケンちゃん
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あいさつ
50代半ばのオヤヂです。
風俗は年に数回しか遊ばないので、レビュー数も伸びないと思いますが、お暇な時にでも覗いてみていただければ嬉しいです(^-^*)
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