八潮秘宝館と館主さんと主婦 - festa9の風俗コラム |口コミ風俗情報局

風俗コラム『八潮秘宝館と館主さんと主婦』
タイトル八潮秘宝館と館主さんと主婦
投稿者festa9
投稿日2023年04月15日
『八潮秘宝館と館主さんと主婦』
風俗コラムに該当はしないかもしれませんが貴重な体験が出来たのでこちらに投稿させて頂きます。

 ご存知でしょうか。
埼玉県八潮市に世界唯一のラブドール博物館、「八潮秘宝館」が存在する事を!
 こちらの秘宝館、館主の兵頭さんは写真家 模像人体愛好家であり難病と闘病しながらも様々な活動をされておりお仕事もされているので秘宝館の見学が出来るのは期間限定で完全予約制です。がこの度、運良く見学する機会に恵まれ単身、行ってまいりました。

こちらの秘宝館、兵頭さんのご自宅も兼ねた民家なのですが正面玄関脇に「八潮秘宝館」の大看板「大日本ラブドール党総本部」の幟が掲げられ、ご自身で改築されたショウウインドウにはアンティークな真紅のカーテンが掛かりドレスアップした美しいラブドール、女子挺身隊に扮したラブドール、ブリーフ一丁に兜を被り機関銃の弾丸ベルトを交差に背負う男児のマネキン、小児サイズの軍服、丁度品や昭和家電、縫いぐるみ、諸々がギュウっとディスプレイされており入館前から度肝を抜かれ「1人で来ちゃったけど 大丈夫かな」といい歳の中年女が要らぬ心配をすると同時に未知の世界に足を踏み入れる期待感も高まりました。

玄関前で緊張の面持ちでお電話すると引き戸が開き館主の兵頭さんがジャージ姿で「どうぞ」とサラッと招き入れてくれました。

秘宝館兼ご自宅なので居間には炬燵がありその居間で特別展が展示されていました。この特別展、ランジェリー蒐集家さんだった故人を偲んでの特別展で祭壇もあり天井からは故人のコレクションであったブラやパンティ、特にご執心だったパンティストッキングが無数に展示されランジェリーを着けたマネキンも数体あり、中にはタグのついたままの高級ブランドパンスト1枚1万7千円もするものもあったりと乗っけから圧倒的光景に驚きと緊張のあまり目に付くものを指差して喋りまくる私に兵頭さんは和やかにお応え下さりようやく緊張も弛みいよいよ常設展の見学です。

ご自宅の殆どが展示室、コラム欄に写真が掲載出来ず私の語彙力ではとても表現しきれないのですがラブドールは勿論、マネキン、蝋人形、人体模型、あらゆる模像人体が展示されその他にも日本中から集めた調度品やカメラ、玩具や服飾品等々こちらも圧倒的物量のありとあらゆるモノが飾られ展示室全体、人形の一体一体に物語がある様な雰囲気で展示されています。私の無知な質問にも人形や収集品の入手経路、素材、メンテナンスに至るまで丁寧に解りやすくお答え下さいました。そしてどの人形、細かな展示品に対しても非常に思い入れを持ってらっしゃり展示室全体が慈しみに溢れている様に感じられました。

どうしてもラブドールの感触を確かめたくて、とゆうかここに来た最大の目的がラブドールに触る、でしたので「触ってみても良いですか」とお聞きしたところ「これなら良いですよ」と等身大のグラマラスな裸体のシリコン素材ラブドールを指差されました。恐る恐る太腿に触れると当然ですが無機物の冷たさ「胸も触って良いですか」と豊かなおっぱいをそっと揉んでみましたが想像程の弾力はなく「冷たくておっぱいもそんなに柔らかくないんですね」と感想を伝えると「ストーブ等の熱風で温めると劣化してしまうので電気毛布でゆっくり温めると丁度良い人肌温になりますよ」と丁寧に教えて下さいました。今では改良も進みもっと柔らか素材のドールもあるそうです。

ひと通り見学を終え居間に戻り販売されている写真集を手に取ると何冊か写真集のサンプルをお持ち下さったので図図しく炬燵にあたらせてもらい今がチャンスとばかりに差入にお渡ししたビールを指差し「兵頭さん、一緒にビール飲みませんか!」と厚かましく発したたところ「お客さんの方から言われるのは珍しいんだけど」と苦笑いしながらも差し入れとは別の冷えたお高い缶ビールとグラスをお持ち下さり乾杯となりました。

お酒を飲みながら色々なお話を聞く、これも今回の目的のひとつでした。ブログから予約する際に「持込み、宴会大歓迎」の文字にときめき、一緒に飲めたら良いなぁと密かに願っていたので。と言うのも見学するにあたり兵頭さんのブログを過去から遡り拝読させて頂き、なんて面白い記事、美しい写真、そして興味深い方なんだろう是非お話を聞いてみたい!と。

ビールを飲みながら何のきっかけか忘れましたが始めは日韓関係や慰安婦、徴用工本題、様々な歴史について非常に丁寧にお話しして下さいましたが私が歴史に疎く理解力も乏しい事を察して下さったのか途中から特別展の故人作成のファイルを見せて下さったり、これまでの来館者、初体験、お付き合いされた女性のお話、そして酔った館主はディオールの透け素材の超高級パンティを指差してリップサービスなのか「これ履いて見せてくれたら差し上げますよ」と冗談とも本気とも取れない様子で仰られました。が、モデルさんでもなければとても履きこなせる代物では無く「見せないし履けないです。毛の手入れなんてしてませんし」と折角のご提案でしたが辞退し、そこからパイパンと剛毛だったらどっちが良いかに至るまで私の知的レベルに合わせて面白可笑しくお話し下さり午後1時に訪れて19時までがあっという間でした。帰宅のきっかけも夜の団体のお客さんが到着したからで、それまでに私はビールのロング缶数本、兵頭さんは途中で日本酒に切り替わり楽しいお酒ですっかり長居してしまいました。「このまま居ても良いよ」と仰って下さいましたが団体さんの撮影会のお邪魔をしても悪いし夕飯の支度もあるので名残りを惜しみつつ退館しました。

帰る際にも親切に道まで出て来てバス停迄をご案内下さりその際、「風俗情報局に体験談を載せても良いですか?」とお聞きしたところ「あぁ、情報局ね良いですよ」とこちらのサイトもご存知の様でした。

残念ながら暫く閉館し次回の開館は6月を予定されているそうです。館内は撮影自由、見学者の中には露出での撮影を楽しむ方もいらっしゃるそうで私の後に来た団体の女装家さん達の艶かしく美しい写真も後日、ブログにアップされていました。

凄まじく博識で笑顔も魅力的、ご自身も「凄くモテる」と仰ってましたが1人で見学に来た何の肩書きも無いただの主婦の私にも対等に向き合って下さり兵頭さんの懐の大きさと楽しいお話、お酒にもすっかり酔いしれ、とても素晴らしい得難い1日となりました♪
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