Coming Out & 4,000コメ御礼 - あんずぼーの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

こんにちは。あんずぼーと申します。

お風呂屋さんを主戦場としている者でございます。
最近は、オナクラにもお世話になったことがございます。
ただ風活の頻度は低いですし同じお店が多いので、レポの情報価値（の低さ）には定評がございます。すいません。
その分、脱線ネタで補おうと尽力しております……それは要らないですか。


そんな活動しておりますと、時折ピンサラーの皆様より「ピンサロデビューを！」のお勧めを頂戴します。
有難いことでございます。


今回、その「ピンサロ」に纏わる告白をさせて戴き度く存じます。



【Coming Out, 1】

告白します。

ワタシ、情報局に入局するまで、ピンサロというところがどんなところなのか存じ上げませんでした。
そこでどんなことが為されているのか、知りませんでした。

面目ないです。性に関しては晩生なのです。

もっと言うと、セクキャバというところも解っていませんでした。
ピンサロとキャバレーとキャバクラとセクキャバの区別ができていませんでした。

キャバレーとキャバクラの明確な定義は未だに良くわかりません。キャバクラのほうがお姉さんが若くて、キラキラしてて、ギラギラもしてて、お値段が高いって感じ？

因みにクラブとスナックの違いもよくわかりません。


まぁ、多くの方がUWFとリングスとUWFインターナショナルとパンクラスと藤原組とバトラーツの区別ができないのと一緒です。FMWとW☆INGとZenとWMFとW☆INGプロモーションと大日本プロレスの違いがわからないのと一緒です。
正しくは「区別ができない」「違いがわからない」のではなく、「知らない」のだと思いますが。

そんなことは知らなくても、経済も地球も回っていきます。
朝日は昇り、夕陽は沈む。
日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に捧ぐ。恙無や。



【Coming Out, 2】

告白します。

ワタシ、その……ピンサロに、実は1度、行ってたみたいなのです。
「みたい」？


……そう、アレは90年代の後半。
故あって、札幌に行きました。
一泊二日。プライベート。独り。

風活を目的として行った訳ではありません。
ただ、主目的の所要時間は2〜3時間。
となると、そこそこの空き時間が生まれます。
となると、そこは有効活用したくなります。


その頃既にススキノには諭吉店（お風呂屋さん）がありました。
その梯子をしよう、とワタシは思いました。
コンビニで風俗情報紙（新聞状のヤツ）を買い、ホテルの部屋で作戦を練ります。
早番と遅番で、可愛い姫様を発見。
基本戦略は固まりました。


情報紙には、いろいろな広告が載っていました。
箱ヘルやイメクラの経験もありましたので、風俗の相場感というものはそれくらいなのだと思ってました。
「東京よりは、ちょっとリーズナブルかなぁ」なんて思いながら眺めていました。


と。

……30分で、3,000円？

安い。
どういうサービスがあるのか、当然ながら明記されていません。
でもそこそこ濃厚なコトはできそう。
失敗してもこのお値段なら。
興味津々です。


ひと風呂浴びた後、その足で行ってみました。

そのときのお店は…
　・フラットシート
　・2×1.5mくらいのブース
　・黒いカーテンで遮蔽しっかり
　・嬢様はセーラー服
でした。

最初に来た娘は、可愛いお顔立ちでしたが、下NGとのことでした。
「チェンジできるよ」ということだったので変わってもらっちゃいました。ごめんなさい。
次に来た娘はルックスはイマひとつでした。
テンション下がりました。ごめんなさい。

どうしていいかわからず、されるがままに、なっていたら「触っていいよ」と言ってくれました。

嬢様は、オシボリで拭いたあと、手と口でサービスしてくれました。
お風呂上がりでまだ賢者モード脱し切れてなかったのか、場の雰囲気に呑まれたのか、あんずぼーの反応は鈍かったです。
unfinishedでした。


…そのとき以来、その形態のお店には行っておらず、ワタシの中で、ずっと不思議な体験のまま、残っていました。
ススキノ特有の業態だったのかも、と思ったりもしていました。

それ以前もそれ以後も、東京でピンサロの広告とか、見たことがないわけではなかったのだろうと思います。
でもそれは、キャバレーのように、女の子が付いてお酒を飲むようなサービスのお店だと思い込んでいたのでしょう。


………


それから二十有余年。
情報局に入局して、皆さまのレポ拝見して、やっとあの時の体験が腑に落ちたのでした。


眼から鱗。
蒙を啓く。


お恥ずかしゅうございます。
お恥ずかしゅうございます。
誰とも語らなかったからこそ、
誰にも語れなかったからこそ、
この歳まで蒙昧なまま参りました。

お恥ずかしゅうはございますが、そうしたわけで実はワタシ、知らぬ間にピンサロデビューはしていたのでした。


無知というものは、恐ろしいものです。
若さというものは、恐ろしいものです。
ですが、そんな体験も、今ではこそばゆい想い出です。


ちなみにそのときの札幌、主目的としていたイベントも楽しかったです。
御大 vs テロリスト。


　　　＊　　　＊　　　＊


さて末筆ではございますが、今般、皆様より頂戴いたしましたコメントが4,000通となりました。
改めまして、積み重なりました皆様のご厚情に、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

4,000のキリ番を踏んでいただいたのは、
サスペンダー様でした。
活動地域も業種も異なるのにコメントをやりとりしていただき、ありがとうございます。


これからも無理せず気張らず、細々と粛々と活動を継続して参りたいと思っております。



さて、ピンサロ2nd.DTをいつ捨てるか？
でも今はまだ、そのときではないような気がしています。
いっそのこと、墓場まで持っていきましょうか。


…Rest in Peace.