| タイトル | あのとき払った授業料 |
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| 投稿者 | INA69 |
| 投稿日 | 2017年09月18日 |
『あのとき払った授業料』 せっかくの3連休というのに発生してしまった大きな台風。 各地で色々なイベントなども中止になっているようですが、 まずは被害が少ないことを望むだけです。 雨と風の音の中で一つ昔話を書かせていただきます。 今でこそ多くの風俗体験談を書かせていただいている わけですが、当然、過去には苦い思いもしてきました。 久しぶりに新宿歌舞伎町のお店の体験談を書いて 一つぐらい、というか、私の風俗ライフでは最も大きな 失敗談を書かせてもらおうかと思います。 何しろ、今まで恥ずかしくて誰にも言ったことがないので、 本邦初公開の話です（苦笑） 多少記憶的には曖昧なところはご了承下さい。 今から17年とか18年前に時代は戻ります。 そう、場所はもちろん、新宿歌舞伎町。 今でこそすっかり大人しい街というのか、変わったなという 印象ですが、当時の歌舞伎町というのは、やはり独特の緊張感と いうべきか、素人は奥深くまで進んでいってはいけないという 危険な雰囲気があったように思います。 私がまだ若かっただけというのもありますが、歌舞伎町を 象徴する一番街、セントラルロード、さくら通りの中でも セントラルロードから旧コマ劇場の手前ぐらいにしか 行ってはいけないと思っていました。 それでも当時、西新宿で働いていたこともあり、今とあまり 変わることなく（笑）、箱ヘルやピンサロには行っていました。 ある日のこと、ラミネートされた値段表を持った 人に声をかけられました。 表には5,000円、裏には可愛い女性の写真が。 「オープンしたばかりで看板はまだ出来ていないだけど・・・」 タイトルとここまで話が進めば何となくご理解いただけたでしょう。 ただとキャッチどころか、”ぼったくり店”へのご案内です。 現在、飲み屋関係は分からないですが、東京都内の風俗店 ではあまり聞くことがなくなった”ぼったくり店”。 知識的には”たけのこ剥ぎ”という何か要求する度に 値段が上がるもの、睡眠薬を飲まされて・・・というもの。 そして今回のような”うっかり高級店”は知っていたのですが。 なぜか、この日は着いていってしまったんですよね～。 恐らく、さくら通りの奥、ホテル街の間ぐらいだと思いますが、 そのキャッチがまた言葉巧みで（苦笑） 地下だったかな。ちょっと記憶としては曖昧なのですが、 正直、この建物に入った時点で「あ、いかん！」とは 思ったのです。逃げるという選択肢は闇の中、奥に控える 北斗の拳に出てくる”ハート”みたいな体格の男のキラリと 光る視線と交差してしまった時点で何だかもう・・・。 彼は怖かった（笑） ”ぼったくり店”というとここで完全に人生に疲れ切った おばさんの登場というイメージかも知れませんが、 出てきたのがびっくりするぐらいの美女でして・・・ これもまた珍しいタイプなのかな。 彼女が持ってきたラミネートされた値段表には いつの間にか、ゼロが一つ増えていて、50,000円か 60,000円のコースしかありませんでした。 「あの、そんなお金持ってないですよ。」 ハート氏は睨んでいるだけで、いつの間にか現れていた お兄さんが「口座にはあるんだろう？」と。 「まあ、ありますけど・・・」 「じゃあ、終わったら一緒にATMまで行くから。」と。 怖くなかったと言えばウソになりますが、外国暮らしを していたからか、もうここは”ぼったくり店”だと認めていた からか、何となく私も冷静だったような気がします。 「大丈夫、普通にしてれば何にもされないから。」 ちょっとだけギャル風味は入っていたかも知れませんが、 本当に若くて綺麗な子でした。きっと彼女も何らかの訳があって ここにいるのでしょう。 プレイですか？ そりゃ、ちゃんとしましたよ（笑） シャワーなど浴びるわけはなく、ササッと脱いで、 彼女のお尻を抱えながら６９でしっかりフィニッシュ したのは覚えています。 ただ・・・ 始まるまでは優しく声をかけてくれていた彼女が 終わってからは急に言葉を発することもなく スイッチを切ったような表情になってしまった記憶はあります。 きっと私が今と一緒で「ありがとう。」とか 訳のわからないことを言ってしまったのでしょうね。 あの雰囲気と彼女の無言の表情が今でも忘れられません。 その後、約束通り、若い男と一緒にバッティングセンター辺り まで連れて行かれ、ATMで引き出して彼に50,000円を 渡しました。 「もう、こんなとこ来るなよ！」と言われたのも印象には 残っています。 捕まって、ヒョイヒョイ着いていった私が悪いですし、 アッという間でしたが、綺麗な子とやることはやってしまったし、 ハートは分かりませんが、彼女も彼もきっとやらされていたという 人間臭い部分を見せてくれたりで、怒りではなく不思議な感情が 残った一夜の出来事でした。 この日以来、キャッチに着いて行くことは無くなりましたし、 幸い、呑みのお店ではシラフでいることが圧倒的なので こういった経験はありません。 今は殆ど無くなっているような気もしますが、 やはり知らない（情報の全く無い）お店には足を 踏み入れないこと、そしてオイシイ誘いには裏があると いうことを忘れないで欲しいと思います。 それなりの長文になってしまいましたが、 最後まで読んでいただいてありがとうございます。 長い間、隠していたこの話、リリースしたら 何だかスッキリしました（笑） | |
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