タイトル | 復興の出稼ぎ娘 |
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投稿者 | しゃもじ |
投稿日 | 2016年11月15日 |
『復興の出稼ぎ娘』 ◎年末の大掃除に向けて、新聞のスクラップブックを見直していたら、こんな記事を見つけた。『震災5年 「食」通じて復興後押し 新商品、メニュー続々』 食べ物を通じて復興支援を続ける動きがあるよ、という記事だ(2016年3月6日 読売新聞)。被災地に限らず、旅先ではその土地の物を食べたいし、その土地に根付いた文化を体験したい。それはもちろん夜のお店も例外ではない。 ◎私の勤める会社の仙台拠点も東日本大震災で被災し建て替えを余儀なくされた。無事に竣工してから、もうすぐ2年になる。当時の仙台の印象は、賑わいもあり、すっかり復興を果たしているように思えた。同僚と夕食を済ませると、きれいな女性に目を引かれ「もう一軒寄っていきますか」と国分町のキャバクラやセクキャバに飛び込んだことを思い出す。 ◎ここ数年仙台で遊ばれた方は分かるかもしれないが、仙台の夜のお店は軒並み強気な価格設定だ。これで若い娘とおしゃべりできるなら、と東京と変わらない料金を払いお店に入る。女性たちの容姿は悪くないし会話も弾む。しかし最後に驚く事実を知ることになる。「楽しかったから来週の出張でも遊びに来るよ」「今週末で埼玉に帰るんたよネー」 ◎聞くと、仙台は復興バブルのような雰囲気があり、北関東から出稼ぎに来ている女性が多いらしい。東京の牛タン店の賑わいを見て、ふと国分町が懐かしく思えた。次に仙台で遊ぶ時には、出稼ぎの娘も仙台色に染まっていて欲しいと願う。 | |
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