タイトル | セクキャバ今昔物語(その2) |
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投稿者 | お姉さん大好き |
投稿日 | 2016年02月16日 |
『セクキャバ今昔物語(その2)』 皆様、こんばんは バレンタインデーは皆様いかがお過ごしだったでしょうか?自分はお店とプライベートの中間辺りを彷徨っていました(謎)。 さて、前のコラムは過去に記憶を遡って書いていたのですが、いろいろ思い出すことがあったので書かせていただきたいと思います。当時の空気感に共感していただいた方もいらっしゃいますが、今回も自己満足感たっぷりのものなので、情報的な価値はあまりないと思います。暇なときにでもお読みいただければ幸いです。 さて、前回のコラムで嬢との初めてのお別れまで書かせていただ来ましたが、少し時間をさかのぼります。自分の歌舞伎町詣でが始まって間もなくだったと思います。お店のWebサイトにチャットルームが出来ました。 当時はSNSなんてものはなかったわけで、チャット自体が自分にとってはまだ新鮮でした。おまけにお店もいったばかりで気持ちも新鮮なわけですよ・・・仕事以外には特段の趣味もなく、毎週お店に通うくらいしかなかった自分は・・・このチャットの住人となってしまいました(笑)。 なぜ、チャットを設置したのか、真意はわかりません。おそらく、物珍しさとお客さん同士で仲良くなってもらって店に来てもらえればいいかな、といったところなのでしょう。まんまとそれにはまってしまったわけですね。 お店のWebサイトのチャットなので、来る人はほとんどがお店の常連客でした。たまに、今度行こうと思っているのですが、どんな感じなんですか?という人も来ましたが、住人化するのは、ほぼお店にオキニがいて通っている人間でした。まあ、盛り上がりますよね(笑)。会社などではなかなか話せない共通の趣味を持った人間ばかりですから・・・ そんなチャットの住人達が「リアルで会おう!」とオフ会を開催するようになるまで、あまり時間はかかりませんでした。確か、最初のオフ会は7人位だったと思います。年代は20代中盤~30代中盤くらいまで。年齢的には自分は下の方でした。 とりあえず歌舞伎町で集合し、そのまま居酒屋へ。チャットで話していたことをリアルで話し、盛り上がり、2次会は当然お店へ(笑)。今、自分が行っている店なんかは7人来たらパンク状態でしょうが、このお店は箱が大きかったので7人同時に入店出来ました。ベンチシートにずらりと7人が並び、それぞれのオキニが膝の上へ・・今考えてみるとすごい図ですね(笑)。まあ、自分の指名している娘がやっぱり一番だよな~とか当時は考えていましたが・・・ 第1回のオフ会が開催されてからは月1~2回はオフ会的に集まっていました。新しくチャットの住人化した人が来たり、同じ店に通う友人を連れてきたりと面子が固定していたわけではないですが、とりあえず居酒屋で飲んで、最後はお店に・・・居酒屋もいつも同じ場所だったので、ほぼフル参加していた自分は居酒屋の店長にまで顔を覚えられていました。いや~今思うと、お店の思う壺ですね(笑)。 そんなチャットにはお店の女の子が参加してくることもありました。住人達は本当にお店の女の子なのか疑っていた部分もありましたが、ある時チャットで女の子が、 「じゃあ、今度来るときに逆指名するから!」 こちらのお店は指名していても絶対に抜かれて、ヘルプの嬢がつくシステムでした。なので、逆指名とはいつも同じ曜日のほぼ同じ時間、同じ女の子を指名している自分のヘルプについてやるということです。チャットでしか話したことはないのでなのでお互い顔は知りません。そもそも女の子が店のつけまわしに口は挟めないだろうと思っていました。が・・・次にお店に行ったとき、指名の娘が呼ばれてヘルプの娘がきました。名刺をもらうって名前を見ると・・・チャットに来ていた娘が本当に来ました(汗)。 「絶対そうだと思ったから、あの席に付けてくれって言ってみた!」 あのドヤ顔はいまでも忘れられません。今同じことをされたら、指名変えしてしまうかもしれませんね(笑)。 すいません、長くなりましたが最後に一つエピソードを・・・もう15年以上前の話だからいいかなと思って書きます。 チャットの住人にこちらのお店のNo.1を指名している人間がいました。その娘は何十人と在籍しているお店でぶっちぎりのNo.1でした。 こちらのお店は40分ワンセットなのですが、前にも書いたとおり、指名していても必ず1回は抜かれるシステムになっています。 指名嬢15分⇒ヘルプ嬢15分⇒指名嬢10分 きっちり測ってはいませんが、こんな感じなので、指名してもいてくれる時間は25分~30分位です。これが2人指名が被ると40÷2の単純計算で20分。3人被ると40÷3で13分位しかいてくれないわけです。指名料を払っているのにこれっぽっちしかいてくれないのかという苦情もあるので、店としては同時に指名で入る人数は3人位にしていて、4人目の指名のお客さんには待ってもらう場合が多いです。 が、当時のNo.1の彼女にはそれでは追いつかない位指名のお客さんが来ていたようで、5人、6人同時に指名のお客さんを入れていたようです。40÷5で8分・・・挨拶とお見送りだけでもその位になってしまいますよね(苦笑)。行っても全然ついてもらえないと彼は嘆いていました。 そんな彼女の卒業の日。彼がお別れに行くこととなりました。自分も一緒に行こうという話になり、同じ店にオキニがいる後輩を連れてくるというので3人でお店へ。お別れを済ませて居酒屋で3人で飲んでいると彼がポツリと・・・ 「やっぱり最後の時間に行きたい・・・」 当時このお店は夜中3時位まで営業していました。たしか、この時はまだ夜9~10時位。いや、仲間の大切な日なので最後のワンセットに行くために夜中2時位まで付き合いました。 夜中2時くらいに再度3人でお店へ・・・すると・・・ 「今日はもう一杯なので入れません。」 恐らく同じことを考えていたお客さんが沢山いたのでしょう。呆然とする彼を見て、自分と後輩君のとった行動は・・・「土下座」です。もう2人で歌舞伎町の路上で大の大人が土下座ですよ(笑)。我々は良いから、彼だけはなんとかして店に入れてくれと懇願しました。・・・さすがにそれを見て、店員さんもしょうがないと店に入れてくれました。あ、自分と後輩君も含めてです(笑)。無事彼は最後のお別れをすることができたわけです。 いや、若いっていいですね(笑)。さすがに今はできないと思いますが・・・ 初めての嬢の別れを経験した自分は、そんなチャット仲間といろいろなお店を探索し始めました。 何か完全におっさんの思い出話になってしまいました・・・大したオチもなくて申し訳ありません。お読みいただいてありがとうございます。 | |
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