タイトル | バリアフリー風俗 |
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投稿者 | 市 |
投稿日 | 2023年01月05日 |
『バリアフリー風俗』 ハコヘル全盛期、私も駆け出しの若造風活者でした。 当時、新宿歌舞伎町のビル9階にあるハコヘルを月1くらいで利用していました。 ベテランの方はご存知かも知れないですね? 当時、インターネットというものは有りましたが、風俗をネットで予約をするなんてことあり得ませんでした。まだi-modeが出たばかりの時代です。 だから予約は当日ガラケーから。 私も朝9時の予約争奪戦でリダイヤルかけまくりでした。 当日風俗情報誌でグラビアに出ていたおきにいり姫を予約するためです。 その月も何とか予約を取り時間通り9階にエレベーターで向かいました。 受付を済ませ、案内まで待合室にいると(ハコヘルなので案内まで店内の待合室で待機です)エレベーターからもう一人お客が来ました。 入り口で「あ、そこ大丈夫ですか?手伝います か?」という声が。 ん?タオル業者かな?と思っていると「ウイーン、ゴロゴロ、ガチャン」という風俗店に似つかわしくない音。 そして「私、終わったら迎えに来ますんで、後はよろしくお願いします」という声。 なんだなんだ?と緊張していると待合室のカーテンがシャッと店員さんにより開けられ、車椅子にのった男性が入ったきました。 しかもその車椅子、電動です。そして物理学者の故ホーキング博士が使用していた物と同じ会話用キーボードが付いてます。 その男性はまさしくホーキング博士と同じ感じの麻痺の症状があるようです。 私、数分間彼と狭い待ち合いで二人きりになりました。 これはいったいなんだ?私頭が混乱しています。ドッキリ?撮影?夢? 数分の沈黙の後突然彼はキーボードを操作して「コンニチハ」と機械音声で対話してきました。 (え?このコンニチハってまさか俺に向けて言ってる?うわーまじかー)と顔を強ばらせていると「セマクシテスイマセン」と再生されました。 私は思わず会釈だけしました(やっべーこの対応で正解か?どうする次はこっちから会話仕掛けるか?)と心の中で叫んでいると「○○さんご案内です~」という声とともに再びカーテンが開きウイーーーンとホーキング先輩は出て行かれました。 カーテンの向こうでは「あー○さん来てくれたんだ~うれしぃー」という姫の声。「ウハァヒャァゥ」という言葉にならないホーキング先輩の喜ぶ声。 そしてゴトゴトガチャガチャという音とともに姫が先輩を個室に連れて行く声が聞こえていました。 何か凄いの見た…と思っていたら自分が呼ばれ予約姫と対面し個室に入りました。 予約姫との話の中でどうしても先輩のことを聞きたくなり「さっき受付で車椅子の…」とは話すと 姫「あぁ○○ちゃん御指名の方ね」 市「結構来てるの?」 姫「うん!常連さんだよ」 市「指名されたことある?」 姫「あの方は○○ちゃんしか指名しないよ」 市「そっか○○ちゃんシャワーとかどうするのかな?」 姫「全然軽いから抱えて運べるんだって」 市「すげーなたくましい」 姫「あの方凄い優しいらしいし、痛いこととかしないし、何より腕力無いから○強の危険は無いしね。手とお口で満足してくれるんだって。」 市「何か凄いテンション高かったし」 姫「そうなの、○○ちゃんも楽しいって言ってた。障○があっても性欲は正常なんだし、来て頂いたからには気持ちよくしてあげないとね!」 その言葉を聞いて、私はこの子たちが天使だと確信し、自分の浅はかさを恥じました。 先輩は私の前に店を出て介護の方と帰ったそうです。 その3ヶ月後くらいにまた、同じ店で先輩に遭遇しました。 今度はこっちから「こんにちは」と声をかけたら、予想外だったのかびっくりされていましたが、何となくニコニコされてるようにも思えました。 その後、その店はビル9階から近くのビル2階に移転し「日本初バリアフリー風俗店」と銘打ちリスタートされました。 先輩と合ったのは9階店舗時代の2回のみでしたが姫がいうには移転後も来られていたそうです。 その後、新風営法でハコヘルが減りデリヘル(ホテルに入る必要がある)になったとき、真っ先に「先輩どうするのかな?」と心配したことを覚えています。 たまにハコヘルへ行くと先輩に会えるんじゃないかと思っていたりします。 あの笑い声をカーテンの向こうで聞くと○えるんですけどね(笑) | |
この風俗コラムへの応援コメント(3件)
- リムル(22)2023/1/16>>市(252)の『バリアフリー風俗』のコラムコラム投稿お疲れ様です。
コラムを呼んで思い出した事が有ります、今はもう連絡も取れない間柄ですが、友人が介護関係の仕事をしていて、月1位で障害の有る方達をバスに載せて風俗に連れて行くんだそうです、事前にお店に話を通してあり店員が総出でお出迎えするんだそうです。
今もやってるのかな・・・なんて思ったりして。
ハンデが有って自分で処理が出来ない方は辛いそうですね、その為直接な事はしないけど道具等を使って自慰の手助けをする介護の方も居るらしいです。
姫様が天使、正にそう感じる時有りますね、だからこそリピしちゃうのかもしれません。