タイトル | さらば、天王町名物トランプ城。 |
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投稿者 | ドレ狐 |
投稿日 | 2022年04月27日 |
『さらば、天王町名物トランプ城。』 皆様どうも、ドレ狐です。 4月は私事が忙しく、風活をすることができませんでした。 しかし世間はゴールデンウィーク直前。連休中こそは、風俗活動したいものですね。 さて先日、私は衝撃的な情報を目にしました。 なんと、水戸の有名な廃墟、通称「トランプ城」が改装され、新たにソープランドが開店するとのこと! いやーホントびっくりしました。まさかあの、水戸・天王町を代表する建物が、再び現役のソープになろうとは……! どうやら、昨年11月には建物の外側に足場が設置されたようで、老朽化から「いよいよ解体か」と囁かれていたようです。 しかし実態はまさかの改装! 既に外装の改装は終わったようで、足場は撤去されて新しい外観が現れているようです。 情報によれば、改装後に入るのは、土浦にも店舗を持つ新進気鋭グループのソープランドとのことです。 この土浦のソープランドは、3月に東京遠征をした際に土浦を電車で通り過ぎたとき、車内から看板が目立っていたのをよく覚えています。 しかし、あの巨大な廃墟を改装するという資金力、驚きますね……。 さて、ここまで書いてきましたが、そもそも「トランプ城」とは一体なんなのか、知らない人にはサッパリといったところでしょう。 今回は、その「トランプ城」について短めのコラムを書いていきたいと思います。 「トランプ城」とは、茨城県水戸市の風俗街・天王町にある、かつて風俗店だった建物が廃墟となっていたものです。 全面にトランプの「クイーン」の絵柄が書かれた壁があることから、通称トランプ城と呼ばれています。 場所は、天王町の敷地の中でも奥まったところ。敷地面積およそ600坪、しかも5階建てで屋根も高いことから、天王町のどこからでも見ることができます。 一つの風俗店が入る建物としては、関東圏では最大級の建物と言っても良いでしょう。 このトランプ城、もとは1980年代後半に建てられた建物で、超高級ソープランド(当時はまだトルコ風呂と呼ばれていました)として建築されたものです。 ソープランドの名前は、調べれば簡単に出てきますので割愛しましょう。 当時の雑誌の写真によれば、フロントは2回までの大きな吹き抜けになっていて、噴水が設置されていたほか、当時の値段で800万円もするシャンデリアも飾られていたそうです。 床は一面大理石が使用されていて、各部屋の風呂場にも大理石が使われていたと、当時を知る人は語っています。 その総工費はおよそ8億円だとか。まさに「贅の限りをを尽くした」と言って良いでしょう。 しかし、その高級ソープランドはわずか数ヶ月で閉店することに。詳細は不明ですが、非常に強気の値段設定(2時間で6万~10万などと言われている)のほか、就労関係でトラブルがあってのではとネットでは噂されています。 その後は新たなお店も入らず、かくして贅の限りを尽くした高級ソープランドは廃墟となってしまうことに。 時が経つとともに壁面は蔦に覆われ、すっかり異様な姿を晒すようになっていきました。 風俗街にあるということで転用が効かず、またその巨大な面積から解体費用も莫大となることで、廃墟のまま最近に至るまで、実に40年以上廃墟であり続けたトランプ城。 何度かボヤ騒ぎもあったようですが、建物自体には大きな損傷のないまま、現在に至ります。 その異様な姿から、あるものから目をつけられるようになります。 そう、廃墟マニアです。 廃墟マニアとは、建物が長期間使用されずに荒廃していくさまに美しさを感じる人たちのことです。 日本で有名な廃墟と言えば、世界遺産にもなった軍艦島や原爆ドームなどがそれにあたります。 ソープ街という立地、そして高級ソープランドの跡地という肩書は、廃墟マニアから見ても非常に魅力的に見えたのでしょう。 ネットで「トランプ城」と調べると、多数のブログがヒットし、それを見るためにわざわざ水戸・天王町に向かう人々がいることがわかります。 しかし中には、無断で中に入り写真を撮ったと思われるものも。廃墟へ無断で侵入する行為は不法侵入罪となりますので、決して真似はしてはいけませんよ。 そんな「トランプ城」が改築され現代に蘇るとは、誰が想像していたでしょうか。 その行く末に目が外せませんね。 | |
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