タイトル | コラムのタイトルいろいろ |
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投稿者 | 洗濯屋のケンちゃん |
投稿日 | 2021年07月18日 |
『コラムのタイトルいろいろ』 前にコラム『マジックミラーの悲劇』を書いた時、このタイトルは「ラジオ・スターの悲劇」のモジリでは?という指摘をakiさんから受けました。 実はもっと単純で、「Yの悲劇」のモジリのつもりだったのです。エラリー・クイーンの小説ですね。 この「○○の悲劇」というモジリまたはオマージュタイトルは非常に多く、「Wの悲劇」(夏木静子)、「φの悲劇」(森博嗣)、「Nの悲劇」(斉藤栄)、「Iの悲劇」(米澤穂信)、「虹の悲劇」(皆川博子)等々、枚挙に暇がありません。 きっと少なくともアルファベットはすべて網羅されていると思います(笑) なので『マジックミラーの悲劇』は割と安直に付けたタイトルだったのです(笑) 私のコラムのタイトルは、わりと小説をモジったタイトルがたくさん、と言うほどでもありませんがあります。 この機会に、過去のコラムタイトルで元ネタがあるものを紹介してみることにします。 なお、あくまでタイトルをモジっているので、別にオマージュというわけではありません。 そもそも元ネタを読んでない場合も多いですから(笑) ・『君の名は』 これはモジリもなにもそのものズバリです(^-^*) 新海誠のアニメ映画のタイトルですが、私としては1950年代のラジオドラマのタイトルのつもりです(笑) さすがにリアルタイム世代ではありませんが(笑) ・『出禁にせよ、と姫さんは言った』 これは石持浅海の「賛美せよ、と成功は言った」という小説のモジリです。 ・『オキニ、あるいはカレーにはナンを』 江國香織の「抱擁、あるいはライスには塩を」という小説が元ネタ。 ・『最後の客』 これは分かりやすいかと。O.ヘンリーの短編小説「最後の一葉」 でも言葉としてありふれすぎていて、あまりモジった意味がないですねぇ(笑) ・『ガチ寝の記憶』 これは荻原浩の小説「明日の記憶」ですが、これもタイトルとして平凡で、あまりモジった意味がないです(^-^*) ・『待機室もしくはお茶挽き嬢』 これはさだまさしがグレープ時代に発表した「フレディもしくは三教街」という曲が元ネタ。 "もしくは"とか"あるいは"が付くタイトルが好きなので、他にもモジりたいタイトルはたくさんあります(^-^*) そのうちまた少し捻ったタイトルのコラムが出てきたら、何か元ネタがあるな?と思っていただければ、間違っていないと思いますよ(笑) | |
この風俗コラムへの応援コメント(6件中、最新3件)
- aki@kt(80)2021/8/2>>洗濯屋のケンちゃん(16)の『コラムのタイトルいろいろ』のコラム洗濯屋のケンちゃん 様
タイトルコラム拝読しました。
これまでの題名も何かしらモジリがあると
感じてはいましたが例えば小説だとしても
自分の読んでる範囲が狭いのは自覚してて
元ネタが分からないのでそのままでした。
他の『悲劇』と付く小説は馴染みがなくて
『Y』が有名なのは知ってますが未読だし
『そうなのね』と思うだけですね。
念の為 調べましたが最古という意味なら
『Xの悲劇』(The Tragedy of X)ですか。
ともあれ私の良く分からないツッコミから
コラムが生まれたのなら幸いです。
更にコラムをきっかけに興味を持った方が
新たに小説を読まれたなら更に良いですし
コラム自体の活性化も期待したいです。
しかし
『ラジオ・スター』はマニアックかな。
ありがとうございました。