滅びゆく「コンビニソープ」へのレクイエム - nognogの風俗コラム |口コミ風俗情報局

風俗コラム『滅びゆく「コンビニソープ」へのレクイエム』
タイトル滅びゆく「コンビニソープ」へのレクイエム
投稿者nognog
投稿日2021年02月11日
『滅びゆく「コンビニソープ」へのレクイエム』
札幌のススキノと言えば北日本最大の歓楽街であり、数多くのソープやヘルスがひしめき合っていることは今更言うまでもありませんよね。特にソープは女の子にマットなどの技術を求めないカジュアルソープが大半となり、高級店であってもマットができない子がいるなどカジュアルソープ化が特に進んでいることで知られます。

このカジュアルソープの原型となったのが「コンビニソープ」と呼ばれるお店でした。その中でも元祖と呼ばれた2軒が今年になって相次いで閉店してしまいました。今回はこの滅びつつある「コンビニソープ」についてその歴史と意義を振り返り、レクイエムとしたいと思います。


今回書きたいことは以下の通りです。
・コンビニソープとは?どんなお店だったの?
・カジュアルソープと違うの?
・なぜコンビニソープは滅びていったのか?


[コンビニソープとは?]
コンビニソープの定義は人によって違いがあるものの、概ね
・40分コースがメインで、総額1万円以下
・マットはなくベッドのみ
というものになると思います。

コンビニソープの発祥とされるのが今回相次いで閉店した「A」と「B」の2店でした。同系列の2店はススキノのランドマークであったラフィラの裏手にある「ライラック通り」に店を構えていました。

このライラック通りは裏路地みたいなところで目立たないため立地が良いとは言えず、普通に商売をやっても儲からないところです。そんな中で2店が取った戦略が「思い切ってサービスを簡略化し値段を下げる」「10代~20代前半の若い子を中心にする」だったのです。鍵になったのは若い子で、女の子達も「ヘルスより稼げる」としてコンビニソープを選ぶ子が出てくるようになります。


[飛行機に乗って遊びに来る?]
こうしてできたコンビニソープは「ヘルス並みの手軽さでソープのプレイが楽しめる」としてススキノで評判となります。ライラック通りにはお店が一杯であぶれた客を目当てに客引きまで出てくる始末で、つい最近までライラック通りでは客引きへの注意を呼びかける街頭放送が繰り返し流されていました。

開店がいつであったか記憶が定かではないのですが、「B」の元ネタになっているテレビドラマが1986年に放映されていますのでそれより後であることは間違いありません。1990年代にはあったことは確かで、当時風俗情報の主流であった風俗雑誌だけでなく一般の週刊誌でも「1万円で10代とできるコンビニソープ」と紹介され全国的なブームになりました。

当時も今も吉原では20歳未満の女の子は働くことができませんから、サービス内容が簡単なものであっても10代と安く遊べること自体が貴重だったのです。わざわざ羽田から飛行機に乗ってススキノに遊びに来るお客もいたようです。


こうなれば当然のごとくライバル店が出現します。例えばススキノには医療系を思わせる店名のお店がいくつかありますが、これらのお店はかつてコンビニソープだったのです。


[コンビニソープとカジュアルソープはどう違うの?]
ここまでの話を読まれた方なら「カジュアルソープじゃん」と思われるかも知れません。カジュアルソープも定義が固まってはいないものの概ね
・60分コースが主流(時間が長い分料金が上がる)
・マットはできない
・若い子が多い
ということになるでしょうか。

コースの長い/短いに違いがあるもののコンビニソープとカジュアルソープはほぼ同じだと言えます。このためススキノのコンビニソープがカジュアルソープの発祥だという説もあります(同様にマットのない那覇のソープがカジュアルソープの発祥だという説もあります)。


[なぜコンビニソープは滅びていったのか]
その後長らくコンビニソープはススキノで人気を得て営業を続けてきましたが、次第にカジュアルソープに取って代わられるようになります。

その理由は
・コンビニソープは40分コースが主流であり、60分コースが主流のカジュアルソープに対して利益が少なかった
・若くて可愛いならヘルスの方が楽に稼げた
・女の子も体力面や収入面で有利なカジュアルソープを選ぶようになった
・女の子がカジュアルソープに流れるようになり、お客もカジュアルソープに流れた
といったあたりだと思われます。

若い女の子がカジュアルソープに流れてしまい、穴埋めで20代半ば以上の年齢の高い子を入れざるを得ず、単なる激安店になってしまいました。これでは料金以外の訴求力はないですよね。

さらに決定的だったのが医療系の名前を付けたお店を運営していたグループがカジュアルソープに衣替えしたこと。これが現在ススキノのソープの約半数を占めている系列の一部となっています。系列は現在60分1.8~2.0万円が相場です。


こうしてコンビニソープは「安いだけの激安店」になりお客が離れてゆきます。末期は40分1.2万円に値上げしていましたがそれでも女の子が集まらず「A」はぽっちゃり専門ソープに衣替えしていました。それでもダメで2店とも今年に入り閉店となりました。


コンビニソープ自体は滅びつつありますが、カジュアルソープにつながる流れを作った功績は大きかったのではないかと思います。

そしてもう一つ大きな教訓を残しました。

お客さんの立場として「安ければいい」と思われる方も多いと思いますが、女の子の立場ではそれでは稼げなくなります。安すぎたことで女の子が集まらなくなってしまい女の子がいなくなればお客も離れてゆきます。上げすぎてもダメ、下げすぎてもダメなのだと思われます。


現在はカジュアルソープ全盛ですが、時流を読み間違えたり、お客に飽きられれば途端に主流の座から滑り落ちることになります。ホント難しい業界なんですよ。
nognog
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