タイトル | いまソープに何が起きているのか? |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2021年01月12日 |
『いまソープに何が起きているのか?』 首都圏や京阪神では新型コロナウイルスの感染拡大が起き、再び緊急事態宣言が出されています。風俗業界ももちろんこの影響を大きく受けて力尽きたお店が次々と閉店しています。 中でも影響が大きくなってきたのがソープで、当方が確認しただけでも12月と今月だけで全国で既に10軒に上っています。いま何が起きているのか実例を元にパターンを作り触れてみるとともに、今やっておくべきアドバイスを書きたいと思います。 [力尽きる郊外・地方店] 都心から離れた郊外にあるお店はライバル店が少ないことからこれまで営業を続けることができていましたが、郊外であろうと需要そのものが蒸発し立ちゆかなくなっています。現状維持で店を続けることのできる前提条件がコロナで一気に崩れてしまった形です。 八王子・埼玉の日高などがその例で、11月には浜松市の郊外にあったお店も閉店に追い込まれています。日高のお店はスナック・ストリップとソープが同じ敷地にある「男のワンダーランド」でしたが(末期はソープのみ営業)、公式サイトがなくポータルにも出稿しないのでどんな女の子がいるのか分からないお店でした。フロントでも写真を用意しておらず事実上常連客のみだったのでしょう。そんなお店すら立ちゆかなくなっています。 [姉妹店のリストラ型閉店] お店がヒットして盛況になり、同じエリアに2号店・3号店を出すのはよくある話です。ところがコロナにより規模を維持できなくなりお店の数を減らして乗り切ろうとするリストラ型の閉店も見受けられます。中洲・沖縄などでこの例が見受けられます。 箱ヘルでは大手ヘルスグループが合同営業の形を取っています。箱を温存できるのは資金にまだ余裕があるためで、ソープには彼らに肩を並べることのできるグループはないため店の数を減らす形を取っています。もちろんライバルにその箱を使われないよう内装の痛みが激しい箱から閉店させています。新たに使う際には内装工事をしないと使えないので他店も使いにくくなります。 系列店を減らすことはグループの勢いを削ぐことになりますが、お店の賃料や宣伝広告費を減らすことができる効果が大きく、今後も増えてゆくと考えています。 [無理に開店させた店が早くも行き詰まる] どう考えたのか分かりませんが昨年末に新規開店したお店もいくつかあります。 例えば沖縄に12月にできたお店は在籍がたった3人。休日でもたった1人しか出勤がなく、平日は出勤ゼロの日もあるようです。早くも詰んでしまっています。新規出店を考えた時点でコロナの影響が出ていたはずで、無謀だったとしか言い様がないです。 [この先どうなるのか] 西日本では関西からの出稼ぎの動きが鈍ってきています。元々冬の時期は売り上げが少なく、今年はコロナもあって出稼ぎに出ても稼げないことが大きな理由です。店が出す保証(契約で定められた時間を出勤すればお客がゼロでも保証された額がもらえる制度)で食いつなぐやり方も条件が厳しくなったり保証そのものを取りやめる店が出てきています。 例年なら2月のプロ野球のキャンプで宮崎や沖縄のソープに出稼ぎする子がいますが、今年はそれも期待できないでしょう。となると出稼ぎの子も苦しいですし、かき入れ時を失う宮崎や沖縄のお店も生き残りが難しくなるでしょう。 一方東日本では一足先に厳しい状態に置かれたススキノのソープがかなり健闘して生き残っています。首都圏では八王子などの郊外では力尽きたお店が出てきましたが、吉原や川崎に影響が出てくるのはこれからでしょう。いずれ力尽きる単独店や姉妹店を整理するグループが出てくると考えています。 [当面のアドバイス] ご自身の活動エリアでお店の閉店や移転、統合といった動きをしっかり把握しておくことをオススメします。週1回や月2回で構いません。動きをつかんでおけば活動再開の時に慌てなくて済みます。 もう一つは軍資金をしっかり貯めておくこと。活動再開できるタイミングで資金切れでは遊べません。今はしっかり軍資金を蓄えておきましょう。コロナとの長い戦いはまだまだ続きそうです。しっかり対策し、その日に備えしっかり蓄えましょう。 | |
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