タイトル | アナルマンと私 |
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投稿者 | ラッキーボーイ(運営スタッフ) |
投稿日 | 2011年04月01日 |
『アナルマンと私』 はじめに ※このコラムの登場人物には誰もいい人が出てきません。不快な気分になりたくない方は読むのをお控えください。 ある日、以前から気になっていた埼玉のソープ嬢に入ろうと計画を立てた。いつものようにアナルマンにお金を払って貰うつもりだった。 アナルマンと最寄駅で落ち合うと、彼は私の気になっていた嬢を既に電話予約していた。いささか驚いたが、奢って貰う立場である私には文句は言えなかった。 だが、その日に限って彼は奢ってくれなかった。受付は個別に行われたが、写真を見ると以前から気になっていた嬢が圧倒的にかわいかった。 しかしアナルマンが予約した嬢を勝手に指名する訳にもいかない。すがる思いで店員氏にオススメを聞いたが、私が5分後に出会ったのはただの地雷だった。 プレイを終え、店の前で待っていると至福の表情でアナルマンが出てきた。 「中野美奈子みたいだった。誰が見てもかわいいって言うよ」 こんなにくやしい思いはしたことがなかった。地雷を引いたのがくやしいのではない。そこに明らかに最高の嬢が居たのに、その嬢を指名できないのがくやしかった。 「今からその娘を指名してもいいですか?」 どうしても納得できなかった私はアナルマンに懇願した。 「だーめ」笑顔で彼が答えた。 そのとき、心の中にどす黒い感情が芽生えた。私はアナルマンに内緒で彼女に会いに行くことを決意していた。 決行の日。私は府中のピンサロに並んでいた。その後にソープに行くつもりだった。 そのとき、『どこにいるの?』とアナルマンからメールが届いた。 『府中にいます』と返信すると、埼玉に住んでる彼もなぜか府中にいるらしい。 仕方なくアナルマンと合流。 「このあと予定あるの? 一緒にご飯を食べよ」 まさか、あの娘を指名しにいくとも言えない。この日の決行は断念せざるえなかった。 その日、アナルマンはピンサロで私のお気にを指名した。店から出てきた彼は恍惚の表情を浮かべ、とても満足そうだった。 「どこが良かったですか?」と訊ねると、「ま○このビラビラが大きかった。あんなの見たことないよ」と彼は興奮していた。 そこ? もっと褒めるところはたくさんあるだろうに。 数日後。私は埼玉のソープに向かった。迷いはなかった。 店の扉を開けると、笑顔のアナルマンが受付しているところだった。 心臓が止まりそうになった。慌てて扉を閉めた。店を出ると、近くの駐車場に身を隠した。足がガクガクと震えた。 アナルマンは私に気づいただろうか? 壁から少しだけ顔を出し、店の出入口を伺った。アナルマンは出てこない。 予約時間が迫っていた。覚悟を決めた。もし待合室でアナルマンと出会ったら、開き直るしかない。 店に入り、受付。待合室に通される。 アナルマンの姿は見当たらない。ホッと息をつき、ソファーに座る。 番号札を呼ばれたので、席を立つ。 禁止事項の説明を受けると店員氏がカーテンを開ける。三つ指をついた嬢が顔を上げた。我が目を疑った。 え? かわいくない。 あれ? 全然かわいくない。 何が起きてるのかまるで理解できなかった。 アナルマンにハメられたのだろうか? いや、そんなはずがなかった。とどのつまり彼の採点基準が甘すぎるのだ。 手を引かれて廊下を歩きながら、アナルマンの懐の深さ(ストライクゾーンの広さ)を思い知った。 誰を恨めばいいか分からなかった。踊ってしまった私がいけなかったのだろうか? 後日、アナルマンに呼び出された。 彼は上機嫌だった。その日、私のお気に(ホテヘル嬢)に入ってきたというのだ。もちろん何の断りもなかった。 「いやー、あの子は「だめっ、だめっ」て言うだけで全然抵抗しないね。ヌルって○っちゃったよ」 目の前の男に愛するお気にが蹂躙されたかと思うと、胸が張り裂けそうだ。 「そんなことするなら、俺もあのソープ嬢を指名しちゃいますよ」 「あー、もう好きにしていいよ」彼はこともなげに言い放った。 その日以来、アナルマンとは会っていない。 拝啓、アナルマン殿 ご無沙汰しております。お元気にしてるでしょうか? あの頃はさまざまな風俗を奢って貰いましたね。今となっては懐かしい思い出です。 しかし誠に遺憾ながらこれからあなたにとって衝撃的な告白をしなくてはなりません。 今、あなたが社内の人間にアナルマンと呼ばれている原因をご存知でしょうか? あなたは八王子にお気に入りのピンサロ嬢がいましたね。でもあなたがアナルを舐めさせると、その娘は辞めてしまいました。 アナルを舐めさせた事とその嬢が辞めてしまった事に因果関係があるのかは分かりません。ただ、彼女の精神は確実に破壊されたと思います。 あなたは恐ろしい男です。怖くなった私はその事実をあらゆる人間に伝えました。その結果、あなたはアナルマンと呼ばれることになってしまったのです。 敬具、ラッキーボーイ | |
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