タイトル | 伝言ダイヤルでの思い出 |
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投稿者 | こばじゃ |
投稿日 | 2020年06月10日 |
『伝言ダイヤルでの思い出』 伝言ダイヤルは風俗か? このコラムで書くか悩んだのですが、私の経験では一番思い出深い話なので書くことにしました。 テレクラ の話は先日コラムに書きましたが、私はテレクラ にハマる前は伝言ダイヤルを利用していました。今では出会い系サイトへ進化していますが、声でやり取りするか、文字でやり取りするかの違いで基本同じです。男性がポイント買って、その分女性と話したり、伝言入れたり聞けたりしたものです。元々はNTTの伝言サービスを出会い系に使った賢い人がいて、それがサービスになったんですね。 よく成人雑誌の裏表紙に全国エリア別の電話番号が載っている広告があり、同じく女性誌にも広告が載っていました。そのため当初は素人率も高かったのですが、だんだんサクラと呼ばれる女性オペレーターが増えて、会う約束しても会えなかったり、焦らされてポイント減らされたりしたものです。 そんな話をしてもつまらないので、始めの良かった頃、もう30年も前に岡山に住んでいた頃の話です。 当時ポイントカードは専用の自販機で売られていました。そして会える率は非常に高く、約束したらほぼ会えたと思います。そんな中に一つのメッセージがありました。「結婚しているんで、秘密を守れる方」ドキドキする伝言ですよね。サクラじゃないんです。会ったらほんとに人妻さんで、それも私が一人暮らししていたマンション近くの団地に住んでいたのです。 当日ワクワクしながら待ち合わせ場所に行くとそれらしい女性は見当たりませんでした。これは騙されかと思いながらも、少し先で車をUターンさせて待ち合わせ場所に戻って停めていると、細身でボブヘアのおとなしめの女性が近づいてきました。 可愛いー。私の鼓動は一気に高まりました。 車に同乗してドライブスタートです。さすがにいきなりラブホは無いと思ったので、食事でもして気持ちを和らげようとしましたが、頭の中ではどうやって最後までたどり着くかばかりを考えていました。彼女は専業主婦で自由になるお金もあまりなく、退屈な日々だったようです。ドラマみたいな出来過ぎな話ですが、その当時はよくあったことです。 3時間ほど食事して、少し遠出して、ついにそのタイミングがきました。郊外のラブホ近くを狙って車を走らせ、「少し休んでいこうか?」これから始まることを考えれば休むわけないんですけどね…。頷く彼女を見て、心の中でガッツポーズです。 入ったラブホは以前コラムでも書いた一階が駐車場で二階に部屋になっているところでした。さらにおしゃれだったのは湯船が貝殻になっていて、まるで、絵画のヴィーナスの誕生をイメージさせるバスルームでした。 緊張する彼女にアルコールを勧め、乾杯してほろ酔い気分に。そして彼女が好きだというベルマーレ平塚の試合を観ながら肩を抱き寄せてキス。あとはご想像にお任せしますが、人妻って凄いっ、今までで一番の感動と気持ち良さでした。 帰りは彼女が出掛ける言い訳にしていた実家近くへ送り、別れました。その時は一度限りの出来事だと思っていたのですが、後日伝言ダイヤルのやり取りの続きに「また会いたい」とメッセージを入れたところ彼女からも返事があり、再会しました。その後は彼女の電話番号を教えてもらって直接連絡を取るようになりましたが、時々電話した時に旦那が出て、「間違えました」と言って切る時に多少複雑な気持ちにもなりました。 その後彼女とは10回ほど密会を続けましたが、お互いの素性もだんだん分かってきてしまい、大ごとになる前に別れることになりました。 素性と言っても、彼女の友達が私の会社の同僚だったことが分かったり、取引先で彼女が働き始めたことで、関係がバレたからではありません。 今はそんな美味しい話はなかなか無いですが、長く遊んでいるとそんな良い時代もあったなぁと懐かしく思います。 この伝言ダイヤルの話、他にもあるので、人の話でつまらなくなければ、またしたいと思います。 | |
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