敷居が風呂敷にならないように… - ポテッとソレソレの風俗コラム |口コミ風俗情報局

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    風俗コラム『敷居が風呂敷にならないように…』
    タイトル敷居が風呂敷にならないように…
    投稿者ポテッとソレソレ
    投稿日2020年06月06日
    『敷居が風呂敷にならないように…』
    12回目のコラムです。
    よろしくお願いします。

    私の近頃の品性のないコラムから久々に時事ネタをコラムにしたくなりました(笑)

    緊急事態宣言も解除され、様々な業種や労働者に宣言前と違う現実や混乱が降りかかる近頃、水風俗のエリート層である銀座でクラブを経営される とあるママ経営者がTVのインタビュー取材に応じておられ単品で4~5千円とる牛フィレステーキをメインディッシュに、その他前菜からフレンチのコース料理風に、店の簡易なキッチンで拵え、キャストにウェイトレスのように客席まで運ばせてました。
    クラブお馴染みの低めのテーブルに客が若干腰を丸めながらナイフとフォークでフィレ肉を切り頬張ってる画に少し吹き出してしまいました。

    その後のママさんのインタビューで、
    『こういう事もしていかないと高い家賃やキャストの給料も満足に払えないんです』
    『女の子に他店行かれたら閉めなきゃならなくなるんで』
    と厳しい胸の内を語ってらっしゃいました。

    マスクや医療用のガウン等が足りない少し前は他業種企業が参入したり、有事における世の構造変化により企業や労働者があらゆる業種や職種に変化や転換する事は理解できるんです。

    以前のコラムにも書いたんですが、水商売や風俗関連の方々の世の中への経済貢献を評価してますし、この業界の方々が元気でないと客だけでなく他の業種への影響から活気が社会から減退する節もありますから。

    けどです、けど、やっぱり特に銀座始め高い敷居を売りにするお店が前述のような見境のないやり方をする事には個人的に失望しました。
    [ここまでして生き残りたいか]と失笑したい気分になりました。

    若い頃に銀座や六本木で飲めば、
    『(客に)私たちは夢を与えてる』
    『非日常を提供している』
    またこれは銀座や六本木でないですが、
    『大人の紳士としての、[た・し・な・み]を覚えてお帰りくださいね~』
    などと、どんぐり眼で少し蔑みながらからかわれたものです(笑)

    また時に当時付き合ってた彼女をクラブに連れて行った事もありますが、恋愛経験豊富なお姉様方から
    『(私の)彼女はまだ本気でお客さん(私)の事見てないね』
    『女が本気に男を見る時の顔はこんなものじゃないから』
    などと、数万の支払いする客に臆する事なく言える、その度胸や気っ風が私は魅力に感じ、通った店や個人的な付き合いしていたホステス、ママさんらがいました。

    『私らはひとつの店やひとりのホステスで生きてないから、銀座という看板を背負ってクラブもスナックも飲食店も暖簾を掲げている』
    『銀座のプライドで商売できなきゃ去らないとダメ』
    『銀座の敷居を下げてまで居座っちゃダメ』
    など熱い語り口調が本当に格好よかったです。

    親父と同級生のゴルフ好き社長に銀座デビューで連れ出してもらった時、
    『ポテくん、この店に君が次回利用する時は私に言付けてから来なきゃいかんよ』
    『それが銀座のしきたりであり作法だし、それを忘れると、とんでもない金額を請求されても払わなきゃならなくなるし、払えないと君を紹介した私の恥になるからよく覚えておくんだよ』
    等々言われたのを未だに話題に使わせてもらってます。

    また、財布に[これぐらいあれば問題ないな]と想像し、狭いスナックと変わらないキャパの銀座界隈の店にTV局に勤める友人らのグループで入りましたが請求書見ると金が足りず、トイレや電話しに行くフリしてコンビニに数万下ろしに行った事もありました。

    前述の牛フィレステーキ始めとするメニューも、恐らくはママの行き付けレストランかで授けてもらったであろうレシピでしょう。
    それを料理人を雇わずキャストに作らせ、ウェイトレスのように運ばせ、本業のキャスト業も課す。
    あんな飯事みたいなシーンは見たくなかったし、マスクしていたとはいえ、よくTVの取材に応じたものだなと逆に感心しました。
    普段 銀座になんて遊びに来た事ないというサラリーマン客が『銀座のクラブでこんな体験できるなんて不思議です』などとインタビューに答えてるのを見て、違う意味で盛り上がりました。


    最後に私は言いたいです。
    『銀座やクラブのプライドはどこ行ったんだ』と。

    人間関係発端で働く形態の多い銀座のクラブなどでは一種のしがらみがあり、揉めたり、もつれて他店へ移籍する事はご法度みたいな風潮があるようです。
    『あのキャストは○○の店から来た』
    『ママと一悶着あったらしいから素材はいいが雇うのは避けとこう』
    など未だにあると聞きます。
    そんな事もあり本音では他店へ移籍したり転職したくても言い出しにくいキャスト心理があるんですよね。

    本来はママやキャストさんらが周辺のレストランや飲食店へお客さんと同伴したりして周辺経済を活性化しつつ、利用する飲食店のオーナーさんや料理人さん、食材を納入する築地の仲買さんなどがお返しにクラブへ客として遊びに来てもらったりして、持ちつ持たれつの付き合いするのが水商売業界の佇まいだったのに、人のまわしで相撲取る高級クラブって、どこまで失望させるんだと思うのは私だけでしょうか。
    店に所属する、かわいいキャストの将来を本当に考えてやるなら銀座クラブのママとしての、[た・し・な・み]を見せてくれ~と私は言いたい。

    そのうち風呂敷に料理包んで出前とかやめてくださいよ(笑)
    敷居が風呂敷になるぐらいなら素直にキャストさんを解放して潔く一旦店閉じていただきたい。
    将来あるキャストさんに転職勧めてやってください。

    わたしゃ決して某芸人さんみたいな楽しみ半分で思ってる訳でありませんが、銀座のクラブキャストで性風俗業界に転職されようとする方も中にはいらっしゃるかもしれません。
    そういう人の流れや人生選択を所詮は[店を存続させたい][店を失いたくない]という身勝手な経営者の自己保身で繋ぎ止めないでいただきたいと思います。
    酷な言い方ですが、女性が女性としての魅力で稼げる期間は限られていると思うのです。
    つまり賞味期限があるのです。
    消費期限近いママさんが道連れにしてやらないでやってください(笑)


    以上、個人的な鬱積発散コラムでした(>_<)

    ありがとうございました。
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      ポテッとソレソレ
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