タイトル | 女装の目覚めプロローグ |
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投稿者 | サスペンダー |
投稿日 | 2020年03月17日 |
『女装の目覚めプロローグ』 皆さん病気療養中のサスペンダーです。 いつもコラムを読んでいただき感謝してます。 応援コメントもありがとうございます。 まだまだ鬱病から復帰出来ないでいますが、何故かコラムを出すのが増えて来ました笑 今から35年前の事です。 当時所属していた会社で年に一度の慰安旅行で、寸劇を出す事になり、各部署での出し物をする事になりました。 賞品も出ると言う事で、何かないかと知恵を出すように言われましたが、誰もこれと言ったアイデアが出ず、どういう訳か女装を2名出す提案を副部長から出されました。 当時の部署に女の子も居ましたし、パートさんも居たのに何故か女装した男の娘?を出して寸劇をしようとなったのです。 でその女装する人間も副部長からの指名でした。 僕と新入社員でした。 何故そこまでこだわるのかを副部長から聞くと、昔大手劇団に所属して、そこで演出をしていたらしくて、寸劇でも手を抜いた物を作れなかったからでした。 もちろん脚本もあり、演技指導もされました。 総勢20人で構成され、セリフと演技の大部分が女装してた僕と新入社員でした。 稽古もあり、セリフ合わせもある本格的でした。 リハーサルの前に衣装合わせがあり、新入社員は花柄のオーガンジーのワンピでヘアアレンジは地毛を活用して自然な感じでしたが、顔はメイクはしましたが、誰がやっているのかは分かりました。 僕の衣装は上は白のブラウスで下は紺のミディのフレアスカートでした。ブラウスとスカートと下着は家内のを借りました。(当時の僕は11号のワンピが入るのでかなりスマートでした) ヘアスタイルはロンゲのウイッグをパートさんから借りました。 僕なんかが化粧しても冴えない顔になると思っていましたが、パートさんからお化粧してもらった時に パ「わあ〜○さん綺麗やわーこれやったら絶対誰か分からないよ」 と言っていただいて鏡を見た時に、 僕「え?これ僕の顔?ホントに?」 と言って自分の顔に見とれていました。 (実は自分の顔を見た時に不覚にも勃起してました笑) 周りにいた女子社員も口々に 「ホントに綺麗!○さん化粧ノリがいいんやわ。ウイッグ付けて、ブラウスにスカート、おまけに低いけどヒール履いてるから、立って回ってみて」 と言われて立って回ると 女子社員一同「わ〜完璧!私ら負けたわ!」 僕(それは言いすぎやろ) と思いましたが、まんざらでもありませんでした。 実際舞台に上がった時は、女装した2人ともいい演技をして、終わった後のカーテンコールの時に大喝采を浴びました。 終わって宴席に戻ると女子社員から 女子「女装している人が誰なのか言ってたよ笑」 女子「△さんは直ぐに分かったけど、もう一人が○さんやと言ったら周りの社員がびっくりしてたよ」 寸劇が終わっても他の部署の寸劇があったので、僕はそのままの姿で客席にいて部署の皆にビールを注いで回っていたら、周りの社員から 「女装してたん○さんなんやてなー?いやーびっくりやわ!ホントに綺麗やから、足なんか綺麗やし、お尻なんか女の色気感じるよ」 と言って皆が僕のお尻を触ったり、スカートを捲ったり、次々にはやし立てるから、まんざらでもありませんでした。 その後も他の部署の寸劇やってましたが、女装した社員居ましたが、クオリティーの差が歴然でした。 最後に全部署の寸劇が終わって表彰があり、僕の部署が2位でしたが、僕は女優賞をもらいました。 マイクで名前を呼ばれてステージに上がったらたちまち割れんばかりの拍手と口笛を鳴らされました。 なんかホントに女の子になった気分でした。 ここまでが女装に目覚めたプロローグです。 次回(発展)に続きます。 | |
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