タイトル | 暦 |
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投稿者 | 大納言 |
投稿日 | 2019年12月02日 |
『暦』 令和元年もいよいよ師走に突入しました。 皆様にとってこの一年、いかがでしたでしょうか? 小生の今年は、前半は公私ともに非常にいい流れだったんですが、 10月の後半、仕事上今まででワースト5にランクインするくらいの大トラブルがありまして、解決するのに約1か月ドタバタと走り回っておりました。 この歳になって肉体労働はさすがにつらい。 風活面でも、そのトラブルの直前に、非常にショックな出来事がありまして落ち込んでおりましたが、仕事が何とか平常に戻るとともに徐々に復活しております。 さて、毎年このころになりますと町はイルミネーションで飾られ、書店には様々な来年のカレンダーが並んでいます。 今回はこのカレンダー【暦】のお話です。 突然ですが、クイズです。 第1問 師走といえば忠臣蔵。 元禄15年12月14日、赤穂四十七士が吉良邸へ討ち入った夜、空にはどのような月が出ていたでしょうか? 前日からの雪は夜にはやみ、深夜には晴れていたそうです。 第2問 来年のNHK大河ドラマの主人公、 明智光秀が本能寺に織田信長を討ったのは天正10年6月2日未明。 この夜の月はどうだったでしょう? お天気は記録がありませんが、少なくとも雨は降っていなかったようです。 第1問の答えは【満月】です。 彼らの成功は、この月明かりとそれに照らされた雪明りのおかげだともいわれています。 第2問の答えは【新月】闇夜でした。 この闇にまぎれたのであの大軍が気づかれずに本能寺を包囲できたのであろうという説があります。 如何でしょう?お解りになりましたか? 『事件自体は芝居や歴史の授業で知ってたけど、月のことまでは専門家じゃないから知らなかった』 という方が多いと思います。 でも、江戸時代までの日本人は、子供でも簡単に答えられました。 気の荒い江戸っ子だと『何バカなこと聞きやがる、べらぼうめぇ』なんて怒り出すかもしれません。 理由は【暦】にあります。 いわゆる旧暦は、太陰太陽暦とも言い、月の満ち欠けをもとにして月日を決めていました。 新月(闇夜)の日を1日(朔)、満月の日を15日(望)と決めたのです。 ですから毎月1日は必ず闇夜、15日は必ず満月なんです。 ここで話は風活に飛びます。 皆さんはオキニ嬢がレディースデイで苦い思いをされたことはありませんか? この周期、だいたいひと月に一度なんですが、旧暦(月の満ち欠け)に当てはめるとほぼ一致します。 潮の干満と同じで、月の引力の影響だとも言われていますが、まさに【月のもの】なんですね。 ですから、『先月は10日だったので今月は7日に会ったら始まったぁ』 みたいな失敗をしないためには、カレンダーの日付ではなく、その日の月はどうだったかを覚えておけば失敗が少なくなると思います。 『お月様の日の彼女は普段よりムラムラしてるからそっちのほうがいい』 という方にも参考にしていただけると思います。 | |
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