タイトル | 昔のボッタクリ体験談 |
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投稿者 | マクアードル |
投稿日 | 2015年12月24日 |
『昔のボッタクリ体験談』 もう随分昔のことになりますけど、私の性風俗の経歴は、歌舞伎町でボッタクリの被害に会うことから始まりました。 大学に入って地方から上京してきたんですが、20歳になる前に脱○○したいと、誕生日の一か月前くらいに単身歌舞伎町に乗り込みました。狙いは当然ソープです。 時間は夜7時くらいだったと思います。まだネットとかで簡単に情報が得られず、風俗雑誌を立ち読みして店の名前をメモしていた程度で、事前にお店を決めたり予約したりもせずに乗り込んだのが失敗でした。 初めての歌舞伎町で地理もよく分からず、あたりをつけていた店も全然見つからずにウロウロしているところで、キャッチにつかまってしまったのです。 親しげに言い寄ってくるキャッチに、つい「安く入れるソープを探してるんだけど」と言ってしまったのが運の尽き、「それならいいところがありますよ」と強引に引っ張られ、連れてこられたのは路地裏の怪しげな雑居ビル。最初に相手が言ってきた金額が安かったことも、騙されてしまった原因の1つでした。 そして、キャッチはビルの前の呼び込みにバトンタッチ。 そのまま呼び込みにビルのなかに連れ込まれ、「じゃあまず入場料で5000円」と言われ、よくわからないままにその場で最初のお金を支払うことに。 そして待合室みたいなところに連れて行かれ、在籍女性のパネルを見せられて、「じゃあこの中から指名して。指名料と基本サービス料で8000円」。 しばらくすると、女のコ…というか、明らかにパネルとは別人のオバサンが出てきて、個室に連れてました。もはやこのあたりはなすがまま。 「じゃあ、気持ちいいことしてあげるから12000円払ってね」と言われて、よくわからないお金をさらに支払わされます。 そして、嬢が私の服を脱がせようとしたのですが…。 明らかにその個室の設備がソープのそれではないことに気づきました。浴室どころかシャワーすらなく、横になれる質素なベッドがあるだけなのです。 さすがにここで確認しておきたくて、私は聞きました。 「ねえ、ここってほんとにソープなの?ここまでで払ったお金で、どこまでサービスしてくれるの?」 そうしたら、嬢の答えは、 「え?ここソープじゃないよ。マッサージをしてあげるところ。それよりもっとサービスして欲しいんだったら、もっとお金を払ってくれたら…」 あ、ウソつかれた。 そんなんでこんなに金を取られてるんだから、きっとこれはぼったくりだ。間違いない。だめだ、これは逃げないと。 とっさにそう判断した私は、「もういいです、お金は返してくれなくていいんで帰ります!」と言って、そのまま逃げるように店を出ました。 結局、総額25000円も取られて、何もサービスを受けずに撤収することになりましたが、それでも個室からビルの出口までどこにもカギがかかってなく、途中で荷物を預かられたりもしておらず、スムーズに逃げられただけラッキーだったと思います。 この失敗に懲りて、しばらくは再挑戦する気にもなれず、結局そのまま20歳の誕生日を迎えてしまうことになりましたが、その後少しして、今度はちゃんと下調べをして店もしっかり決めて、歌舞伎町ではなく池袋のソープで風俗デビューすることに成功しました。 | |
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