タイトル | エクスタシーで愛を叫ぶ |
---|---|
投稿者 | 猫饅頭 |
投稿日 | 2018年08月01日 |
『エクスタシーで愛を叫ぶ』 エクスタシーといっても、男女がMDMA(合成麻薬)を飲んで、〇ックスをして、絶叫するわけではない。 MDMAは違法である←キッパリ ![]() 実は人間の進化にかかわることである。以前、古舘伊知郎の番組で取り上げられた。その議論を再考する。 1 人間は「乱婚」である 「ヒトはテナガザルと同様に一夫一妻である」という通説に、クリストファー・ライアン(心理学者)とカシルダ・ジェタ(精神科医)は疑問をもった。 人間はテナガザルよりチンパンジーやボノボが近い。 そこで、 「霊長類のなかで、発情期にかかわらず交尾し、性行為をコミュニケーションの道具に使うのはヒトとボノボだけだ。そのボノボは、一夫一妻制のテナガザルや一夫多妻制のゴリラより進化的にはるかにヒトに近い。だとしたらなぜ、ヒトの性行動を考えるときにボノボを基準にしないのか」 と主張する。 「ヒトの本性は一夫一妻制や一夫多妻ではなく、(ボノボと同じ)乱婚である」と考え、現在世界で採用されている制度(一夫一妻制や一夫多妻制)は人間の社会の産物に過ぎないと彼らは主張した。 2 ヒトの一夫一妻制の否定 1)先史時代のサバンナには獰猛な肉食獣がいたのだから、女性がエクスタシーで、声(絶叫)によって自分の居場所を知らせるのはきわめて危険だったはずだ。 2)男性は挿入後の何回かのピストン運動でたちまち射精し、いったん射精すると性的欲望は消えてしまう。 3)女性の性的快感は時間とともに高まり、繰り返しオルガスムに達する。 その結果、男性と女性のオルガスムはきわめて対照的であり、ヒトの本性が一夫一妻制であれば、女性には性交の際に声をあげる「進化論的な」理由はなくなってしまう。 つまり、ヒトの本性が一夫一妻制ではないと通説を彼らは否定する。 3 「乱婚説」なら合致する 1)男性が短時間でオルガスムに到達するのは、女性が大きな声をあげる性交が危険だからだ。 旧石器時代の男性にとっては、素早く射精することが進化の適応だった。 2)女性がエクスタシーで大きな声をあげることは、「他の男たちを興奮させて、呼び寄せることだ。これによって、旧石器時代の女性は、いちどに複数の男と効率的に性交し、多数の精子を膣内で競争させることができた。そのためには、声だけではなく、連続的なオルガスムが進化の適応になるに違いない。」 4 議論・考察 1)風俗好きなワタシは、妻(最近相手にされない)、愛人、風俗嬢と渡り歩き、「乱婚」より時間差「乱交」、乱れ撃ち ![]() しかし、合致しない人もいるが、男たち(女たち)は、心の中では世界中の女(男)にモテたいと思っているに違いない。 2)ボノボは正常位で性行為が可能らしい。 しかし、なぜ、ヒトとボノボ(ヒト族チンパンジー属)と同一視するのかは疑問が残る。必ずしも、他の霊長類と性質が似ている必要があるのだろうか? 3)そもそも彼らのいう進化適応とは何か? 膣内で多数の精子を競争させて何の得になるのだろうか? (時間差乱交は、受胎の可能性を高くさせる。さらに排卵期前後はさらに妊娠の可能性が高まる。) 頭脳や肉体的に優秀な男性が、必ずしも女性の膣内で、その精子の受精競争に勝つとは限らない。 一般的には、膣内に射精後、精子は15分以内に卵管内の卵子に到達する。 しかし、最初の精子一匹は無駄死にする。 後はチャンスと偶然により、どの精子かが受精する可能性が高い。 4)旧石器時代には、ヒトの男性は性行為は命がけ(男性は挿入後の何回かのピストン運動)だった。 しかし、女性の性行為は安全(時間とともに高まり、繰り返しオルガスムに達する)だった。結論はそれだけではないか。 同じ時に一方は命がけ、一方は安全という、その同時性は彼らの結論や考察とは結び付かない可能性がある。 5)命がけ論以外も考えられる。 男の射精が早いのは、多数の女と性行為を行いたい(多数の子孫を残す)と考えられるからではないか。 女性のエクスタシーで叫ぶのは、多数の男を引きつけ、多数回の交尾によって、妊娠を確実に行わせようとするからではないか。 6)今も男性は旧石器時代の習性から抜け出ていないし、女性だって「イカ(イケ)ないの・・・」というと、旧石器以前の習性だろうか?イク方が進化しているのか?イナない女性より、イッた女性が進化しているのか、それも疑問である。 7)彼らの結論は面白いが、進化適応には疑問が残る・・・ってことは正しくない可能性がある。 結論としては、風俗嬢(女)や、風俗好きな男たちは進化適応している。 それがどうした・・・ひとり突っ込み! | |
この風俗コラムへの応援コメント(3件)