タイトル | 電話ボックスの貼紙 |
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投稿者 | 瘋癲狸 |
投稿日 | 2014年11月08日 |
『電話ボックスの貼紙』 今という時代は、スマホからでもネットで写真も見て選べて、予約も配達も頼めてしまう、何とも便利なご時勢になったものだ。 (この「お話」は、インターネットも携帯電話もない時代のことです。) 当時からデリバリーというものは存在していた。 今ではほとんどがス○タなどのサービスになっているようだが、当時は○ありの、いわゆる「ホテトル」が主流であった。 もちろん箱に入ってしまえばもっと素敵なサービスもあったのだろうけれど、当時若輩者の私にはそこに入る勇気が無く、ホテルに入って出前を頼むほうが気が楽であった。 それらを利用するためには、まずそこの電話番号が分からなければならない。 大概は雑誌などに情報が載っていて、それを見て利用することになっていたのだろうけれど、小心者の私めはそうした本を買うことすらできずにいた。 ある日、急に電話をする必要に迫られ、とある地方都市の片隅の電話ボックスに入った。 電話をかけている最中からガラスに貼り付けられたチラシや、電話帳と共に置かれた小さな紙切れがやたらに気になって仕方がない。 そこにはセクシーな女性の写真が印刷され、電話番号が書かれていた。 周りの人目を気にするように、人影が見えれば受話器をとって電話をかけているふりをして、通り過ぎたころを見計らってそれらのチラシをポケットにしまいこんだ。 その日は結局利用せずに帰った。 しかし、その後数日間、やたらにそのチラシが気になって仕方がない。 妄想がどんどん一人歩きして、気がつけばあそこはカッチカチになっていたりする。(若かったなぁw) 数日後、意を決してそのチラシが置かれていた電話ボックスに舞い戻り、そこの番号にかけてみることにした。 電話がつながった・・・ 利用したいのだけれども、どのようにしたら良いのか聞いてみる。 「どこか適当なホテルに入っていただき、そこの部屋から部屋番号を電話してください。」 そのように一人ホテルにチェックインして部屋に入り、部屋の中の電話から部屋番号を伝えるために電話。 「それでは向かわせます。ドアをノックしますから、前金で○○円お願いします。」 しばらくして男に連れられた女性が到着。 タ○人であった。 男に金を渡し、女性を部屋に入れる。 服を脱ぎ、一緒にシャワールームに入ってそれぞれ自分で自分の身体を洗う。 ベッ○に上ってプレー開始。 基本的に相手はマグロです。 キスをしようとしたら拒否。 「首から上はだめ! 首から下はぜーんぶいい!」 あらそ!? 結局正○位のまま、若かったため直ぐに逝ってしまった。 少し休憩するも日本語が片言なのでつながる話題もない。 だがこっちも若かった、直ぐに復帰で固くなったので、すぐさま○ しかし、2戦目は達することなく途中でやめた。 着替えが終わると女が部屋の電話でコール。 直ぐに男が迎えにやってきた。 (この男が一戦の間どこに居たのかいまだに疑問である) 一人むなしさも感じながらホテルをチェックアウト・・・ ******************* 当時は写真を見て選べるでもなく、ただ相手に全部お任せだった。 どんな女性が来るのかは、来て見なければ全く分からず。 逆に、事前に見た写真から過剰な期待を持つことがなかった分、そんなにがっかりすることも無かった。 その後数回同じようなことをしてみたが、もっと近いところに箱があることを知って、以降はそちらに入り浸ることとなった。 その頃の女性は外国人であったりすることが多く、まずは「当たり」と言えるような玉は無かったと思う。 今では、まるでタレントやモデルのような可愛らしく美しい女性達が、殆ど顔出しの状態でネット上にちりばめられており、選び放題やり放題といったことになって、その分、隠微な感じが極端に薄れてしまった感がある。 凄い時代になったものだなぁ。(長生きはするものだ!w) | |
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