料理店オーナーは見た！ - 風のヒューイの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

少し前にインクレディブルさんが『風俗ダメなの？』というコラムを書いてらっしゃいました。詳細はそちらをお読みいただきたいのですが、世の中の女性にはなかなか風俗と言うものを理解できない人が多いようで、俺もこれまで多くの女性から「男はどうしてああいうところにいくのか？」という質問を、嫌というほどされました。
「どうしていくのか？」という質問に答えるのは簡単そうで簡単ではありません。俺もいくつか答えられる回答は持っていますが質問者を心底納得させる自信はありません。つまりこれは永遠に分かり合えることはないということかもしれませんね(^^;

さて男の風俗通いは理解できないし納得もできないという女性たちですが、こと自分の浮気に関して言えばこちらが理解不能なレベルなことが多いです。
もちろんすべての女性が浮気するわけではないわけですが、俺の経験上、世の中で言われている『男は浮気をする生き物』以上に『女は浮気をする生き物』ではないかと感じています。
そう感じるに至ったのは俺がかつて飲食店を経営していた時に遡ります。
もう少し若い頃、俺は小料理屋のようなものを経営していました。
居酒屋ほどガチャガチャしてなくてカフェのようなオシャレな感じでもないので、まあ小料理屋という言い方が近いと思います。
カウンターとテーブル２つという小さな空間で、雑居ビルの３Ｆの奥まったところにあったし、まだ食べ〇グ的なものもなかったので知る人ぞ知るみたいな店で、逆にお客さんからしたら『隠れ家的』に使えてたんだと思います。それだけに人目を避けたいというお客さんにはうってつけだったのかもしれません。そこでは様々な愛憎劇(ってちょっとオーバーですが)が繰り広げられていました。それをいくつかご紹介します。きっと「風俗行く方が」と思っていただけるかと…

①清楚な奥さんほど…
人目につかない店だったので俺の店には飛び込みで来るお客さんはほとんどいなかったのですね。絵画教室の講師のＡ氏(60歳くらい)はとある常連さんが連れてきてくれて、うちの静かな雰囲気が気に入ってくれて一人でも来るようになったのです。やせ形ですらっとしていてロマンスグレーの、絵に描いたようなナイスミドルという紳士でした。
ある日Ａ氏はひとりの女性を連れて来られました。Ａ氏から、
「マスター、こちらはうちの教室の生徒さんのＢ子さん」
と紹介されました。年のころはアラフィフという感じでしょうか。綺麗な方だけどとにかく地味！という感じで、正直俺的には女性としての魅力を感じることはありませんでした。
うちのカウンターはＬ字型になっていて、Ｌの先の部分はちょっと奥まっていてヒソヒソ話をするにはうってつけな場所なわけですがＡ氏とＢ子さんはそこに座りヒソヒソ始めたのです。
俺はお客の話は極力聞かないようにしていましたが、聞かなくてもこの二人が只ならぬ関係であることは一目瞭然でした。それにその席の前に生ビールのサーバーがあるもんで、注文通るとそこに行くので聞きたくなくても聞こえちゃうんですね(^^;
あるときＡ氏がＢ子さんでない別の女性とやってきました。それはＡ氏の奥さんでした。夫婦ふたりでどこかへ出かけていた帰りにうちに寄ってくれたようでした。
二人で食事を始めて30分くらいした時に偶然Ｂ子さんがふらっとやってきました。家族が出かけていてひとりだったのでたまに外食をしようとうちに来てくれたようです。そこにＡ氏と奥さんがいたわけですね。Ａ氏もＢ子さんも驚いていました。Ａ氏が奥さんにＢ子さんを紹介して挨拶するとＢ子さんはふたりから離れて座ろうとしましたが奥さんが「せっかくですから一緒に飲みましょうよ！」と同席を勧めます。俺にはこの時奥さんの目がキラン！と光ったような気がしました。Ｂ子さんも仕方なく横に座り三人で飲み始めました。
目がキランと光ったように見えたのはあながち間違えではなかったのかもしれません、女の勘は鋭いので奥さんはこの女が主人と只ならぬ関係であることに気付いたんだと思います。Ｂ子さんが来るまで普通に飲んでたのにＢ子さんが来てからというもの、Ａ氏に対して急にべたべたしたり甘えて見せたり始めたのです。私の旦那に手を出したらタダじゃおかないわよ、というアピールかどうかはわかりませんが…
俺が驚いたのはそのあとのＢ子さんの態度でした。対抗心に火が着いたのか、Ａ氏の教室での話をするんだけど、二人しか知らない的な話をして「奥さんご存じないでしょ？」的な視線を奥さんに送るもんだから奥さんも火が着いて、二人に挟まれたＡ氏とそれをカウンター越しに見せられた俺は針のむしろに座らされている思いでした、清楚で貞淑な人生送ってきた人ほど一度タガが外れると恐ろしいのかもしれませんね(^^;

②女は同盟を作る
ある会社の忘年会が行われてそこに来ていたＯＬのＣ美がうちを気に入ってくれて大学時代の友人Ｄ子と二人でちょくちょく飲みに来るようになりました。二人は当時25歳で、二人とも結婚を意識ている彼氏がいました。
彼氏がいるにも関わらず二人とも別の男性と浮気をしていました。別に聞こうと思って聞いてたわけでなく、カウンターのこっち側ってけっこう話が聞こえるんですよ(^^;
二人は浮気がバレないようにある作戦を決行します。
ある時Ｃ美が彼氏のＥ夫とＤ子と三人でやってきました。
Ｃ美は必要以上にＥ夫とイチャイチャするわけです。それを見てすかさずＤ子がこういうのです。
Ｄ子「あんたたちってホント仲良いよね。というかさ、Ｅ夫さん聞いてよ、私ホトホトうんざりしてるうですけど～」
Ｅ夫「え？なになに？」
Ｄ子「Ｃ美ったらね、私と二人で飲んでる時ってＥ夫さんのことばかりのろけるんだよ～もうどんだけ好きやっちゅうねん！」
Ｅ夫「え？まじで？？お前そんなこといってるの？」
Ｃ美「ちょっと～Ｄ子！言わないでよ！」
Ｄ子「それにね、この子いつも心配してるのよ。Ｅ夫さんかっこいいからモテるし浮気したらどうしよ、って」
Ｅ夫「しないよ浮気なんて、俺はＣ美ひと筋なんだから」
Ｄ子「ちょっと～そういうラブラブは家に帰ってからやれってｗ」

このやり取りを次はＤ子の彼氏を呼んでＣ美が仕掛ける、と…
俺は二度もいったい何を見せられているんだ、と思いましたね(^^;
皆さんも自分の嫁や彼女の友人があなたの前で嫁や彼女があなたのいないところで愛を感じる言動をしていた、みたいな話を始めたら気を付けた方がいいですよ。女は結託していろいろ仕掛けてきますからね。

これはほんの一例でこの手の話を俺は大量に見聞きしてきて、ここまでするなら風俗行くくらい可愛いもんじゃね？と思ったりするわけです。だからって女性から理解されるとも思えませんが…