タイトル | もう一つの素顔 |
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投稿者 | サトナカ |
投稿日 | 2018年04月07日 |
『もう一つの素顔』 ある日、フラリと入ったお店でその娘と出会いました。 イチャイチャしながら意気投合したんですね。2人でテンション高く盛り上がり楽しい時間を過ごしました。 彼女、今日は僕が最後の客で この後 別の予定があるのだと言います。聞けばその目的地は、僕の帰る方向と同じ電車。 なんとなく 「同じ方向だね、駅で待ってようか?」と言うと 「ウン、嬉しい^_^」って彼女。 時間が来て、帰りしな 「駅で待ってるよ」って言うと 「会えないとイヤだから、LINE交換しよう」ってことになり交換しました。 駅で少し待っていると、携帯が鳴ります。 彼女からのLINE電話。 電話に出ながら周りを見ると、30mほど向こうに彼女の姿。 「どこですか?」 「正面、見えてるよ」 「アッ いた^_^」 キャップを被り、デニム姿の彼女 手を振って走ってきます。なんだか眩しく見えました。 サ 「行き先 ◯◯駅だよね」 娘 「ウン」 サ 「一緒に行こう」 一緒に電車に乗って互いのことをいろいろ話しました。普通に彼女と出かけてるみたいで楽しかったです。 彼女は、今の昼職は大好きなんだけど、勤務が不安定で将来に不安を持っているらしいのです。 で、転職も視野にラーメン屋さんで 修行も兼ねて働き始めたとのことでした。 サ 「そこでラーメン食べて行こうかな?」 娘 「きてくれるの?」 サ 「ウン、ラーメン大好きだし^_^」 娘 「嬉しい^_^」 お喋りしながら、その駅に着きました。 娘 「私、◯◯口側に友達とシェアハウスしてるのね。お店のTシャツ持ってくるから待ってて」 サ 「解った。何処に居ればいい?」 娘 「ラーメン屋さんは、△△口側なのね、△△口出たら少し先にファミマがあるからそこで待ってて」 サ 「了解👌」 10分足らずで彼女戻ってきます。 サ 「何がオススメ?」 娘 「私は、××麺と期間限定の●●麺が 好き。どっちも美味しいよ!」 サ 「そうか、どっちにしようかな」 などと話してるうちにお店の前まで来ました。 娘 「私、□□時からだから 時間になったら来て」 あと10分弱あります。 サ 「わかった、後でくるよ」 近くの本屋で時間を潰し、□□時5分頃 再度お店へ行ってみました。 すると、ラーメン屋さんのTシャツを着た彼女、玄関先を掃き掃除してました。 僕は、一見さんを装い 「空いてますか?」 と尋ねると 「どうぞ」 と、彼女 お店に入ると店長さんと思しきお兄さんがカウンター内に一人。 僕は、期間限定の●●麺を頼みました。 なかなか 美味しいです。 (特徴的なので、具体的には控えます) 掃除を終えた彼女、店長さん(彼女が小声で教えてくれました)にいろいろ指示を受けて、都度 「ハイ」 「ハイ」 と働いています。 ●●麺を食べ終え、お会計をします。 レジには、彼女が来ました。 「850円です」 僕は千円札を渡し、お釣りをもらいながら 小声で 「似合ってるよ、頑張って」 って言うと 彼女、ニッコリ笑って 大きな声で 「ありがとうございました😊」 僕は 「ごちそうさま」 と言って店を出ました。 ほんの少し前まで、風俗店に居た娘が 一生懸命ラーメン屋さんで修行している姿に 少しだけ胸が熱くなり、清々しい思いがしました。 そして、自分も真面目に頑張ろうと思いました。 | |
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