タイトル | 風俗奢ったったという話 |
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投稿者 | 風のヒューイ |
投稿日 | 2018年01月11日 |
『風俗奢ったったという話』 皆さまあらためてあけましておめでとうございます!ハメハメニューイヤー!…などといつまでもお屠蘇気分の抜けないわたくしヒューイです(^^; 皆さまは姫初めは終わられましたか?俺はなんとかこないだオキニ様と姫初めを終わらせることができましたが、彼女との体験談はもう書かないと決めてるし、1月はなかなか多忙で風活できるかわからないので当分体験談も書けなさそうだから、たまにはコラムでも書いてみようと思います。 さて皆さまの体験談やコラム、またはいろんな方と風活話をしていてよく聞くのは、「若い頃◯◯に風俗奢ってもらった」という話です。◯◯には先輩やら社長やら入ると思います。 かくいう俺も学生時代のバイト先の社長に福原連れていってもらったり、社会人になって先輩から「お前の分も出してやるから」とピンサロ連れてかれたりしたものですが、逆に奢るとなると今まで一度しか経験ありません。年齢的にも立場的にももっとあってもよさそうですが、最近の若い子らってあまりそういうお遊びをしたがらないからこちらも言い出せないというのもありますね。そんな中で唯一奢ったというのが今回のお話、今から4年ほど前の話です。 俺は小さいながらにも会社をやっていますが、こんなちっぽけな会社でもやたらと業界団体やら地域の振興団体なんかに加盟させられています。で、こういう団体に加盟されてるかたならおわかりいただけると思いますが、やた らと研修会やら交流会やらが多い。時には旅行がてら遠方に赴いてやったりするからたまったもんじゃありません。俺は忙しいというのを理由に(というか実際忙しい)だいたいは断るんですが全部を断るというわけにもいかず何年かに一回は参加するわけです。4年前の鹿児島研修旅行もそうでした。 旅行前に親しくしていた社長さんのところにうかがい話をすると、社長さんは今回は不参加とのこと、そのかわり若い社員を行かせるからヒューイさん面倒見てあげて、と言われました。 仮にA君としますが、A君は一目見てマジメな子なんだなとわかりました。あまり社交的なタイプというわけでもなさそうなので、旅行中は飛行機の席もバスの席も隣に座らせてあれこれと話しかけると徐々にですが心を開いてくれるようになりました。 夕食はホテルで立食形式でしたが、俺はA君に「せっかく鹿児島に来たんだからあとで鹿児島の美味いもん食いに連れてったるからあまり食べるな」と言って、パーティが終わった後に二人で天文館方面の地元の料理と焼酎を味わえる店に連れて行き改めて乾杯しました。 この頃になるとA君もすっかり俺に気を許してるから砕けた話もできるようになってました。そうなると出るのは女性関係の話です。 俺「A君彼女は?」 A「いやいてないです。というかいない歴26年です。」 俺「風俗とかは?」 A「いやいや!ないですよ!」 俺「ということはまだサラか?」 A「恥ずかしながら…」 俺「別に恥ずかしがることないよ。というか女性に興味ないってわけでもないんだよね?」 A「そりゃあります。でも出会いもないし会っても何をどうしゃべっていいのかがわからないんです。中学の時に女子と会話して以来、まともに話したこともなくて…」 俺「たぶんA君は女性を特別視し過ぎてるんじゃないかな。女性だって俺らと同じ普通の人間だよ。A君は男性とは普通に話せるんだろ?でも女性と話すと緊張するというのは自分の中に壁を作ってそこからでようとしていないんだよ。うーむ、ちょっと荒治療が必要やな。よし、今から風俗連れて行ったる」 A「えーーー!いやいや、いいですよそんなの!行きたくないですよ!」 俺「今言ったとこだよ、その壁を乗り越えなきゃ。というか君が自分自身で乗り越えられるなら無理にとは言わないけど、どうやらそれも無理そうだね。だから黒船が来て明治維新が起こったように、俺は君にとっての黒船になる。」 A「でも僕は初めては好きな人とと決めてるんです。」 俺「わかった、その希望は叶えてやるから俺に任せとけ。」 鹿児島にもソープがあると聞いてたけど、初めては好きな人と、という彼の希望を受けてソープではなくホテヘルに変更します。これなら彼の操は守られるでしょう。検索してみると鹿児島にもホテヘルはたくさんあってどこがいいのか全然わかりません。当時は情報局も知らなかったし(^^; 俺「若い女の子と年上のお姉さん、どっちがいい?」 A「えーー!ホントにいかなきゃだめですか?そりゃ若い方が良いですけど…」 嫌がるのを無理やり連れて行ったと思わないでください。俺は会話の節々にA君がホントは女体にめちゃ興味ありながらもそう思われるのが嫌でいちおう嫌なフリしているのがミエミエだったのです。ホントは行ってみたい、でも言い訳が欲しいので「僕は嫌だったけどヒューイ社長がむりやり…」みたいな流れにしてあげる必要があったのです。 さて、ある店を決めて嬢を選ばせようとしたのですがここからがチェリーのめんどくさいところ爆発です。とにかく注文が多い上に「こういうのは嫌だ」とか「こうでなきゃダメ」とか、この子なんか良いんじゃない?というともっと細くて胸は大きい方がいい、とか…さっきまでの嫌々感はなんやってん!て感じです。 結局彼はタイプに近い小柄な女の子を選び俺は誰でもよかったのでフリーということで店に電話して指定されたホテルに行き「幸運を祈る」と彼を部屋に向かわせて俺も部屋に入りました。 俺はいつも通りのプレイ、地元の嬢にプレイ中は薩摩言葉でお願い、と言って薩摩おごじょをいただきました。 ホテルの前が小さな公園になっていて、終わったらここで待ち合わせよう、ということで行ってみると俺の方が先で、しばらく待っていると彼が小走りで駆けてきました。その顔はパァ~っと輝いてました。聞いてみると相手してくれた嬢がすごく優しかったみたいですごく素敵な時間だったみたいです。そして「女性とお話するってあんなに楽しいもんなんですね」とか「いいよな鹿児島、鹿児島に住んじゃおうかな」とかさっきと180度人生観が変わっていて、ここまで変わると逆にこっちが「風俗連れて行ったのは間違いだったかな」と心配になるくらいでした。 旅行後、彼とは仕事では会うけど二人で飲みにいくということはありませんでした。また近々行こね、って話はしてたんだけど彼自身が会社を辞めて帰郷したのでそれも叶いませんでした。 そんな彼から今年の正月に年賀状が届きました。そこには「11月に結婚しました」という文章とともにおとなしそうな女性と映っている彼の写真がありました。あとから彼の元いた会社の社長さんに聞くと、どうやら地元に戻って就職した先で知り合った人と結婚したそうです。なんだ、それなら結婚式に呼んでくれたらよかったのに。で、スピーチさせてくれたら「一緒に鹿児島行って楽しく過ごしましたね」という話するのに(^^; よくみると年賀状の隅に手書きのメッセージが書いてありました。 「その節はいろいろお世話になりました」と…いえいえどういたしまして、とひとりでつぶやく元旦の朝でした。 | |
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