タイトル | 夢精作戦 |
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投稿者 | まろにー |
投稿日 | 2018年01月01日 |
『夢精作戦』 私が中学のころ、巷では「究極の選択」なるものが流行っていました。 「絶対に食べなければならないとしたら、カレー味のウンコか、ウンコ味のカレーか」といった具合に、選びようのない二択問題を出して答えをひねり出すお遊びです。 その一つに、「オナニー中に突然母親が部屋のドアを開けたら、エロ本を隠すか、ちんこを隠すか」というものがあり、答えを出すのに大いに迷った記憶があります。 とかく思春期当時の私にとって、家族にバレないようオナニーするというのは大きな問題でした。特に母親や2歳下の妹にバレる事だけは、死よりも避けたい事態だったのですw 中1の夏にオナニーを覚えた私は、以来日課のように毎日ちんこをシコシコ擦ってました。 幸いにして家には自分の部屋があり、タイミングさえ見誤らなければバレる心配はまずありませんでしたので、快適なオナニーライフを送ることができました。 ところが厄介だったのは、毎年お正月に父の田舎である祖父母の家へ遊びに行った時の対応でした。祖父母の家は部屋数が少なく、就寝時は家族全員が一つの部屋で川の字状態になるのです。 さすがにコレではバレるリスクが高すぎてオナニーできません。 さらにトイレは汲み取りの和式で要領を得ず、風呂はいつ祖母が「湯加減どう?」なんてのぞきに来るか分からず、どうにも八方塞がりなのです。 こんな環境に暮れの30日から正月3が日を過ごさねばいけないものですから、何の対策も立てていなかった中1の冬休みは正に地獄でしたw そうして迎えた中2の冬休み。 男の子の生理現象で「夢精」と言ってオナニーしなくても射精する場合があることを学習し、去年よりも賢くなった私は一計を投じました。 就寝時に布団の中でオナニーし、夢精してしまったように振る舞って事なきを得ようという作戦です。 これならオナニーの事実さえバレなければ射精についてはどうとでもなります。名付けて夢精作戦。もういかにも発想が中2です。 いよいよ決行の夜。 布団に潜り込んだ私は周りに悟られないようパンツを下ろし、ちんこをしごき易くするために心持ち左ヒザを立て、目をつむって寝たフリをしながら、おもむろにシコシコと始めました。 オカズはありませんがこの際ゼイタクは言えません。 布団の中が蒸し暑くなって真冬なのに汗をかいておりますがコレもガマンです。 とにかくエロい妄想をかき立てながら、一心不乱にシコシコこすります。 やがて大きな波がおそってきて「さぁテイク、オフ」と発射へ向けてスパートをかけたその刹那…… 「お兄ちゃん…、何か布団が震えてるよ、大丈夫?」と妹の呼ぶ声が! 最悪です。まさかの死よりも恐ろしい妹バレの危機が! それで咄嗟に口から出た言葉が、 「ちょっと…、寒くて…」 ウソですw 布団の中でオナニーに没頭していたから汗ダクダクなんです。 結果、母にもう一枚布団を被せられるという刑に処され、なんとも寝苦しい一夜を過ごしたのでした。 正月が来るたびに思い出す、何ともバカバカしい昔日の想い出ですw | |
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