若き日のこと - 名無しさん(ID:39331)の風俗コラム |口コミ風俗情報局

風俗コラム『若き日のこと』
タイトル若き日のこと
投稿者名無しさん(ID:39331)
投稿日2017年12月18日
『若き日のこと』
今週末は風邪をひいてしまい、お気にの姫様に風邪をうつす訳にもいかないので、大人しく寝てすごしました。

そんな中、何故か初めて自分のお金でキャバクラに行った事を思い出しました。

僕らしい馬鹿な話で、正直何の含蓄も無いお話なので、本当にお時間に余裕があり、暇をもて余てる方のみお読み下さい。

今を去ること20年以上前、就職したばかりの頃のお話です。

当時は世間知らずな若造で、風俗はヤクザがやっていて素人が踏み込むと酷い目に合う、と真剣に思っておりました。

ソープやファッションヘルス(当時はかなりの数の店舗が存在してたように思えます)は言うに及ばず、キャバクラすらそういう物、と完全に思い込み、そういう遊びは全くしてない、純で無垢な男の子でした(純で無垢ではなかったかも)。

そんなある日、当時勤めていた会社の先輩達にキャバクラに連れて行ってもらう、という当時の僕にとっては大事件が発生するのです。

連れて行かれたのは、当時隆盛を極めていたルーズソックスパブでした。

正直、最初はかなりビビって緊張してました。

ヤクザの巣窟に入ってしまった…大袈裟ではなく、本気でそう思ってました。

何時もの僕らしくない姿(全く喋らない)に気付いた先輩方は、めっちゃ心配して声を掛けてくれます。

「だって、キャバクラってヤクザが経営してるんでしょ?よくこんな所で遊べますね…」

との僕の言葉に一瞬の静寂の後、大爆笑が。

気が付くと姫様方も大爆笑。

笑ってないのは僕だけ、という状況でした。

隣にいた姫様に

「この子可愛い💓」

と抱き締められる始末でした。

先輩達に、そんな事は無いから安心して楽しめ、と言われ、元来のお調子者の僕が安心して顔を出し、そこからはテンションMaxで楽しみました。

先輩達の奢り、ってことで正直どれだけの金額かも解らないまま、初めての大人の世界を堪能した僕でした。

今更ですが、先輩方、あの時はホントありがとうございました。

そんな夢のような経験をした1ヶ月後、会社の一番仲の良い同期と飲む機会があり、その時のキャバクラ初体験の話でめっちゃ盛り上がり、その同期もキャバクラ未体験で行ってみたい、って話になるのは当然の流れ…

ホントはルーズソックスパブに行きたかったのですが、国分寺には見当たらず、たまたま目に入ったキャバクラに風俗素人二人で勇んで乗り込みました。

お店には当然綺麗なお姉様がいて、モテない風俗素人二人はテンションMax!

延長の声掛けに、当然のように延長を宣言します。

2回目の延長の声掛けの際に、金額を確認すると払いきれない金額が…って、ありがちなオチではないんです。

なんとか払える金額でした。

しかし、モテない風俗素人二人、まだこの幸せを終わらせたくありません…でも、もうこれ以上遊ぶのは金額的に無理なんです。

当時コンビニATMは存在してたと思いますが、夜中は使えなかったと記憶してます。

この幸せを終わらせたくない、そんな風俗素人が出した結論がこれでした。

「免許証置いてくから、ここからツケにして。」

でした。

初めて来た若造のこの言葉、普通なら絶対断られてるはずですが、なんと交渉成功してしまいます。

この後、結局ラストまで突っ走り二人で7万弱の請求でした。

「あっ、そんなもん?」

払えもしないのに、態度だけは金持ち気取りだったのは、今思い出すと恥ずかしい限りです…

次の日の開店時間を尋ねると、16時には開店準備をしてるので、とのこと。

その時間にお金を持ってくる、と約束しお店を後にした、風俗素人二人でしたとさ。

次の日の16時にしっかりお店に行きお金を払い無事免許証は手元に帰ってきました。

いやぁ、今考えると、とんでもない事したんだ、と冷や汗ものです。

個人情報って言葉の無い時代でしたが、まかり間違えばエライ事になってたかもしれません…

それにしても、良心的なお店だったんだなぁ、と改めて思いますよ。

ぼったくろう、と思えばいくらでも可能だったはずなのに、そういうのは一切無かったと思います。

最初のお姉様を指名(当時は指名って言葉の意味すら知りませんでしたが)し、相方も同じでずっと指名延長、お姉様達にも飲ませたり、お腹がすいたとフードも頼んだり、しかも5時間ぐらいいたのに、二人であの金額で済んでますから。

きっと若い二人の無軌道ぶりを微笑ましく見てくれてたのだと思います。←んな訳あるか~い!

初めて来た若造に、免許証置いてくとはいえ、よくツケで遊ばせてくれたもんです。

何をしたのか、どうやって遊んだかはほぼ覚えてないのに、あの時のお姉様達がめっちゃ綺麗だったのだけはしっかり覚えてます。

何年か前に久しぶりにそのお店に行ってみたのですが、別なお店になってました。

懐かしく、少し苦い、そんな思い出ですかね…って、そんな美しいもんじゃないでしょ!

今じゃ、しっかり大人の遊びを覚えてしまった僕です。

えっ、楽しい時間に対して無軌道にお金を遣う癖は治ってないって?

仰る通りです。あの頃から全く上澄みも成長もありませんけど、何か?

因みに当時の同期はしっかり更正し、今では二人の子供を持つ立派な社会人になってます。

長々の駄文、最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございました。

免許証で遊んだのはこの時だけ、と言いたいのですが、実はもう1回あるんですが、それはまたの機会にでも。←いや、まだあるんかい!
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