風俗店従業員をしてた時の怪談話① - 少佐の風俗コラム |口コミ風俗情報局

風俗コラム『風俗店従業員をしてた時の怪談話①』
タイトル風俗店従業員をしてた時の怪談話①
投稿者少佐
投稿日2017年10月23日
『風俗店従業員をしてた時の怪談話①』
去年の今頃、風俗店従業員をしてた頃の色々な話をコラムとして複数回、書いて来ました
書いていない事で当時実際に店であった不思議な現象があります
この話は未だに他言しておらず…と、言うより会社や同僚に言えば経歴詐称になるので差し控えてます
尚、この話のオチと言うのは無くと言うより、その前に自分が店を辞めたから、その後の事は全く分かりません
当時の風俗店や雰囲気を思い出しながら読んで頂けると幸いです( ^ω^ )

尚、店の名前やコンパニオンの名前はAやBの表記では無く、当時働いていた源氏名で書きます(店は閉店・22年以上前なので)

自分が当初、入店したのは歌舞伎町のえび通りにあったワンダラーと言う店
今は知り合いの歌舞伎町の風俗案内所のお兄ちゃんも知らない通りの名称となったようですが、歌舞伎町一番街にある【とんかつのにいむら】の横の細い通りが、えび通りと言います
通りでは僅かですが今でも、外で海老を焼いてる姿を見る事が出来ます
話は逸れましたがえび通りのワンダラー
当時はラッキーホールと言うモノの元祖の店
ラッキーホールとは壁の下の方に穴が開いていて、そこにチン○を入れると壁の裏側からローションを垂され手コキしてヌケると言うサービス
都市伝説で男子従業員がやってると言う話がありましたが、実際はおばちゃん2人が1日おきのローテーションでやってました

その店には約2ヶ月程の在籍でした
その後は新宿3丁目にある姉妹店のワンダラーpart2へ異動
異動の理由は神奈川から来てる事
本店の遅番だと終電が間に合わず、寮に泊まる事になるのですが、寮と言っても百人町の2LDKの部屋に他店舗の従業員もいてあまりのゴミ屋敷で落ち着いて寝れず、始発を待って神奈川のマンションに帰る姿を見ての店の配慮
3丁目の店なら早番のみの勤務で交通費も支給してくれると言う事で喜んでの異動です

このP2(part2の略です)のコンパニオンは入店当時、早番8人・遅番も6〜8人程度と実に小さい店舗で部屋数は6部屋
これと言ってツンツンした性格のコンパニオンも居ず実に働き易い店舗でした
みんな仲良く、本来ならコンパニオンを呼ぶ時は『○○さん』付けなのですが『ちゃん』で呼んでも怒られない店でした
建物の構造は歌舞伎町の一番街に今でもあるペンシル型のビル
隣のビルにギリギリ接したビルになります
窓はあっても開けると隣のビルの壁が触れるくらいの近さ
ちなみに入口は1階で急な階段を上り2階が受付
受付横に1と2番の部屋、3階に3〜6番の部屋があり、3と4は隣同士でシャワールームは共同、廊下を挟み5と6番はやはり隣同士でシャワールームは共同と言う店内
建物は今でも見る事は出来、先日、前を通ったら歌謡喫茶と言うのになってました(2丁目のビッグスビルの向かい)

またまた、話は逸れましたが、こうして直ぐに店の環境に慣れ約1年が何事も無く経過
時期的には今頃(10月)
普段通り店内は有線の音楽を流してます
何事も無く、受付で座ってると上の6番の部屋にいたチエが降りて来て

『お兄ちゃん、女の人のすすり泣く声がして気味悪いんだけど…』

と、言って来た
自分はまさか?!と思い、笑って相手にもしなかった
また、それと同時にこの事は他の女の子が怖がる事になるから他言しないようにも言っておいた

それから、数日すると店で最年少の優子がやはり上から血相を変えて下りて来て、チエと同じ事を言い始める

仕方なく優子の入っている5番の部屋へ行き、部屋の窓を開け隣の建物と接していて、どうしたら女が入り込む幅があるのか?又、わざと隣の会話が聞こえづらいような音量でBGMを流してるのに何故、泣き声が聞こえるのかを説き、この場を収めた

それから暫くは何事も無く?と、言うより多分ガマンしての普段通りの営業に…
その事も忘れ始めた頃、3番だったか?カナが接客中に客に出すジュースを買いに降りて来た時に、やはり

『お客さんと話してる時に、微かに女のすすり泣く声が聞こえて、お客さんも泣いてる声が聞こえるって言うだよ』

と…
その時は、店が忙しかった事もあり、上のフロアの部屋に入る事も無く営業


それから半月経った頃だったか?4番の部屋持ちの早番のリーダー的存在のアヤが珍しくヒマで受付に下りて来て、いろいろ世間話などしてる時に

『女の子が怖がるといけないと思って、ずっと言ってなかったんだけど、たまに女の人が泣いてる声が聞こえるんですよね』

と…

この話はすでに沈静化したので他言しないようにお願いして聞くだけにとどめた
それらの事は店長には報告
ですが、自分にはある新聞沙汰になった事件を思い出した(これは後程)

年も変わりこの店での在職も1年半が過ぎ、ヒラの従業員から副店長
この頃に風俗の女性求人誌も出来、早番の面接はおろか遅番のコンパニオンの面接もするようになる
面接が無い日もあれば1日に2人面接の日も…
風俗経験者もいれば未経験者も…
基本、自分がいた店は経験者よりも未経験者を採用する事が殆ど
経験者は稼げないと平気で無断欠勤をして来なくなる傾向が強く、未経験者だと意外に頑張って出勤してくれ、稼げなくても彼女達の1日の収入は2万位だったか?
少なくとも、男が頑張って1日中働いても貰えない給与を手にしていた
女性求人誌のおかげ?もあり退店者もありながらも早番在籍数も安定して15人程度
他に早番・遅番の両方可能な子も在籍し始めて、自分の担当の早番在籍は優に25人を超えていた
(新宿3丁目と言う場所柄、夜は客が歌舞伎町に流れる為、遅番はあまり稼げず出来るだけ早番に回して稼がせたと言うのが当時の実情)

ある日、珍しく早番と遅番の通し勤務があった
いつも通り、早番が終わり17時過ぎからは早番と遅番の入れ替え時間
この日の遅番は5人程
その中には、普段の仕事は語学塾の講師だったか?日本とスペインのハーフの遅番専属のマドカが出勤
彼女の性格はラテン系
いつも明るく店であまり稼げなくてもいつもニコニコ笑ってるコンパニオン
そのマドカが真顔で下りてきてこう言った

『以前から、部屋にいると女が泣いてる声が聞こえる』

と…

早番の子達と同じ事を言う
この子は昼間は他の仕事をしていて、早番との繋がりが薄い子で早番との会話と言えば
『今日はお客さん来てた?』とか『お疲れ様』程度の挨拶程度の会話
その子が早番と同じ事を言うのだから、これはあの事件の子か?…と思い始めた
[!]このページについて報告