タイトル | 風俗店の従業員をしてた頃の話⑩ |
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投稿者 | 少佐 |
投稿日 | 2016年09月07日 |
『風俗店の従業員をしてた頃の話⑩』 風俗の従業員をしてるといろいろ頭を悩ませる事も多々ありました 毎月、頭を悩ませるのは女の子の生理 自分がいた店は早番は常に6人(部屋数が6部屋の為)出勤してました 月末になると、早番の…、しかも、指名が取れる子達3人が決まって生休 そうなると、3人の穴を埋めるのがタイヘンで遅番の子に午前中や午後イチ出る様に頼んでました 出てくれそうな女の子が出勤していれば、直に頼めますが、当時はケータイがまだ普及してない時代 固定電話の時代ですから、家に電話しても出る訳も無く…でした 女の子によっては、ポケベル持ってる子がいたので、そう言う時は神頼みでした 予め生理を予想して休ませようとしますが、女の子達が拒否するんで、仕方なく勤務表に入れると毎月決まっての悲劇でした 次に悩ませる事は、当欠・無欠 病気での当欠は仕方ない話ですが、こう言う日に限って、普段予約客を取れない子の予約の問い合わせがあったりするモンでした 無欠に関して言うと大概は入店して1ヶ月以内の子が大半で大体は『もう、来ないなっ!』と予想してると案の定、もう2度とは来ませんでした 他に特に指名にうるさい子がいて、過去に1度付いた客に、『何故?指名扱いで入らないの?』と客に言って半強制的に指名扱いにしてしまうと言う困った子がいました 客にも困った客がいてオープンが10時でオープン前なのでシャッターを半分しか上げてないのに、気が付くと店に入っていたと言う… 何度注意しても入って来るので、入店はお断りにしました(現金等の盗難防止の為) 新聞や風俗誌の取材にも頭を悩ませました 自分がいた店は赴任した当時はマスコミNGの子が殆どで、大丈夫な子は唯一、一人だけ… しかも、前述書いた指名にうるさい子 当時は、雑誌や新聞の取材を受けても女の子は謝礼金は一切ありませんでした その子しか出れる子がいないので何度頭を下げた事か… 徐々にマスコミに打てる子が増えて来たので、段々とその子はお役御免になりましたが… 当時の小さい風俗店の従業員の苦労は実にタイヘンなモノでした 一番、頭を悩ませたのは幽霊話 これは自分が担当してた早番以外に遅番までに広がった話 これは、営業中に女がすすり泣く声が微かに聞こえると言う話で、店内のBGMで流すスピーカーからの雑音と言う事で沈静化しましたが… 後々、自分はその女の姿を見てしまいました 他には、30歳に手が届く3人組がいて彼女達は元々は遅番なんだけど、早番の前日の夜からジュリアナ東京で踊って、疲れながらも出勤して来て営業時間中は寝てる始末 また、その日の夜にジュリアナへ行くと言う困ったトリオでした 小さい店ながらもいろいろ頭を悩ませる事は実に多かったです | |
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