| タイトル | 嬢のもう一つの名前 |
|---|---|
| 投稿者 | まろにー |
| 投稿日 | 2025年09月09日 |
『嬢のもう一つの名前』 ほぼ全ての嬢はお店で呼ばれる名前の他にもう一つの名前を持っています。 そう、本名です。こんな事は風活者なら誰だって知っていることですね。 いわゆる源氏名は、嬢がONとOFFのスイッチを切り替えるための重要なツールとして活きていると聞いたことがあります。 なので基本的に嬢が客に本名を教えることは無いですし、客がムリに聞きだそうとするとNG案件レベルで嬢から嫌われます。 中には用意周到に「本名の設定」までして万一の事態に備えている嬢だっているくらいです。それくらい嬢にとって本名は最も客に知られたくない個人情報の一つだったりします。 ですが思わぬ形で嬢が本名をカミングアウトしてしまうことが稀にあるんですね。私自身、過去に3人ほどそういう嬢に遭遇したことがあります。 そのうちの2人は会話の流れでポロッと本名を漏らしてしまったケース。 本指名を重ねて相当打ち解けた関係になると、会話の幅が広がってくるものですが、嬢の意識が限りなく仕事モードから離れて素に近い状態のときに出ちゃうことがあるんですね。 「私も子供のときに婆ちゃんの家に行ったらいつだって『アケミ、ちょっと肩もんで』って言われて…、あ、本名言ってまったw」 といった感じですね。ほとんど事故みたいなものです笑 なので私も苦笑いで「じゃあ聞かなかったことにするわw」と聞き流し、以降も一切その名前で呼ぶことはしませんでした。 ただ、1人だけは少し事情が違っていて、、 たしかその嬢に4回目か5回目くらいの本指で入ったときのことです。 仮に源氏名をリサとします。某ソープの人気嬢でした。 「まろ君はいつも本気で何回もイカせてくれるし大好きなんだけどさぁ…」 と、事後のピロートークで何だか言いにくそうな雰囲気の彼女。 「なに?ボクにダメなとこあったら遠慮なく言ってよ」 「そうじゃなくって…、まろ君ってリサがお願いするからアレの最中に何回も名前呼んでくれるじゃん? リサだって何回もまろ君って言ってるし」 「まぁ、そのほうが気分が盛り上がるってリサが言うからね…」 「うーん…、でもリサってのはお店だけの名前だしさぁ…、最初は良かったけど今はその名前で呼ばれてもあまり入り込めないっていうか、ちょっと物足りなくなってきたって言うか…^^;」 「いや、でもそれはしょうがないでしょ笑」 「うん、そう。それはそうだって分かってるんだけどさ…、でも本当の名前で呼んでくれたらもっと気持ちいいかもってちょっと思った^^」 と、まぁこんな感じの会話でお別れしました。 それから約1ヶ月後の本指名。 正上位で肌を合わせているとリサはいつもの調子で 「あぁぁ、まろ君、まろ君…」 と私の名前を連呼します。 ふと前回のピロートークを思い出した私はここで動きを止め、じっと彼女の瞳を見つめて… 「………今日は何て呼ばれたい?」 その言葉にリサもハッとしたように私を見つめかえします。 「いつものようにリサでいい?それか別の呼び方のほうがいい?」 「…………………ケイコ……って、呼んでほしい…」 少しの沈黙の後のカミングアウト。 そこから何回も何回もその名前で呼びながら続けると、これまでとは次元の違う反応がかえってきました。 「まろ君、ケイコのこと好き? ねぇ、好きって言ってぇ!」 「うん、好きだよ…、ケイコ、ケイコ…」 「あぁぁあぁぁ、うれしいっ、うれしいぃっ、ケイコもまろ君が好きぃ、大好きなのぉ、おぉぉおうぅぅ…」 と、本当に死ぬんじゃないかというくらいの絶頂の中で彼女は果ててしまいました。 事後…、 「すごい…、この仕事してて経験したことないくらい気持ちよかった…」 と、まだ肩で息をしながら感想を漏らす彼女。 この日を境に「リサ」は予約電話をする時しか使わない名前になりました笑 私もこれまで相当な数の嬢とお相手しましたが、こういうケースは後にも先にも彼女だけです。 もっともケイコという名前さえ「設定された本名」である可能性はゼロではないと思いますが、それならそれで上手に騙されるのも一興です^^ 最後に念のため言いますが「ケイコ」はこのコラムのためだけに付けた仮名です。彼女がカミングアウトした本名とは全く違いますので悪しからずご了承ください^^ | |
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