タイトル | 【いつかは箱ヘル?】なぜ東京のデリグループが札幌のヘルスに進出するのか? |
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投稿者 | nognog |
投稿日 | 2024年10月29日 |
『【いつかは箱ヘル?】なぜ東京のデリグループが札幌のヘルスに進出するのか?』 先日札幌の口コミの中で今年になって東京のデリグループがいくつかススキノで箱ヘルをオープンさせていることに触れました。「それはなぜですか?」とのご質問をいくつか頂きましたのでまとめてコラムにしたいと思います。 [これまでもデリからの進出がありました] ススキノではこれまでもデリから箱ヘルへの進出がありました。これらは地元札幌のデリグループで、数軒のデリを軌道に乗せて資金を蓄えたグループが箱ヘルに進出してきた実績があります。 中には上手く行かず撤退したグループもありますが、定着に成功し現在はデリから店舗型に軸足を移しているグループもいくつかあります。 [吉原のソープに進出したデリがあったよね?] 事情に詳しい方でしたら数年前に首都圏のデリグループが吉原のソープに進出したことを覚えているかと思います。ですので「だったら首都圏のソープに進出したらいいのに」と思われる方もいるでしょう。 もちろんソープではなく箱ヘルを選ぶのには理由があります。それは「ヘルスは意外につぶれない」ということなんです。 新宿や横浜などにあるヘルスは長年同じグループが同じ場所で営業を続けているケースが多いですよね?若い子が少なくなり人妻店に衣替えするケースはありますがお店を手放すことはなく同じグループがずっと店を続けています。そう、なかなかつぶれないのです。 [なんでヘルスはなかなかつぶれないの?] 情報局でもデリやソープに比べて口コミが少なく、この10年15年たいしたムーブメントもない箱ヘルがつぶれないことを不思議に思われる方もいるでしょう。 それにはこんな理由があります。 (1)東京や横浜では新規開業ができない ソープと同じく新規の開業が規制されており、閉店した箱を譲り受けないことには開業できません。既得権を持っている今の業者が箱を手放さないのはこれが理由なんです。 (2)ライバルが少ない ライバルが少ないため、例えば新しいプレイや割引を考案しても真似する業者が少ないのです。デリですとヒットしたアイデアはライバルからあっという間に真似されますし、価格勝負になっているカジュアルソープにはもはや新しいプレイを編み出す余力はありません。 (3)手っ取り早く遊べるから根強い人気がある デリとの最大の違いは「プレイルームが備わっているのですぐ遊べる」ということです。ホテルが満室かを心配する必要はありませんし、女の子をホテルで待つ必要もありません。なので根強い人気があります。 ということで箱ヘルは割引イベントが少なく、「生フェラがオプション」などという40年くらい前のシステムを今もやっているお店もあるくらいなのです。目まぐるしく主流が変わるデリ、店の開店・閉店を追いかけるのが大変なソープと比べるとほとんど変わっていないのです。 [札幌ならではの事情も追い風に] ということでライバルが少なく変化の影響を受けにくい箱ヘルにデリグループが魅力を感じることが分かっていただけると思います。成長性が低い反面安定性が非常に高いので事業を続ける上でリスクが低いと言えます。かつて高級車のクラウンのキャッチコピーに「いつかはクラウン」というものがありましたが、「いつかは箱ヘル」というのがデリグループの野望なのです。 首都圏では空き箱がほとんど出ないため箱ヘルに進出できないことは説明しましたが、なぜススキノなのでしょうか?箱ヘルの空き箱を埋められない秋田や高松、新規開業のできる松山や那覇などにない魅力があるからです。 ススキノはコロナ前に全国3位のグループが撤退し、さらにコロナで閉店した店もあった影響でヘルスの空き箱がたくさん出ています。今なら居抜きでヘルスの空き箱を手に入れることができるのです。しかも箱ヘルに根強い人気がある土地です。 一方でススキノのソープの約半分を1つのグループが押さえている事情もあってソープへの新規参入では勝つことが難しく、箱ヘルならばお店を持てて生き残れそうだと考えますよね?今回の進出ラッシュはここに理由があると考えられます。 [定着するかは半々か] サービスを磨いて箱ヘルに進出した地元札幌のデリグループでさえ生き残っているのはだいたい半分だとされています。このため首都圏からの進出組も半分くらい残れば健闘した方だと考えます。 比較的条件が整っているとはいえ、やはり100%の成功はないのがこの世界なんです。 | |
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