タイトル | スクラム組もうぜ |
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投稿者 | ポテッとソレソレ |
投稿日 | 2020年04月16日 |
『スクラム組もうぜ』 3回目のコラムとなります。 先週、日本水商売協会の方々が与党担当議員に休業補償の対象から除外しないでほしいとの要望書が届けられたといいます。 主に銀座界隈のホステスさんが結集して要望されているようですね。 市長村長から風俗業界と名指しされて自粛を促されていた業態としてどこか悪者扱いされていたイメージがありました。 その業種の方々が要望書を出したいとはいえ、いとも簡単に与党本部に乗り込み手渡せるものだと感じました。 あの印象的な[保育園落ちた、日本死ね]の要望書を政府に持ち込んだ流れを思うと水業界の特に銀座ホステスの方々は日頃から政治家先生方と懇意にされていて話がスムーズに運んだのかなと邪見な視点の私は感じてしまいましたね。 また同じ風俗というカテゴリーに"水"という頭文字で世間に〔区分けして判断なさってくださいね〕とでもの主張を読み取ったのは私だけでしょうか? 私達は濃厚接触を避けようと思えば席の空間を空けて営業したりマスクして接客したり工夫して商売できる業種ですよと。 肉体を駆使して商売しませんよと。 私は野球とソフトボールの様に同じ風俗業界なんだし性風俗業界とタッグを組んでもらいたかったなと思いました。 更にここにホスト業種も加わりスクラム組んで風俗業界が結束して国に物申してもらいたかったです。 今は同じ業界や業態でも保身のためには敵対意識が芽生え出してる気がするんです。 先日も売上が下がった歌舞伎町のホスト達が自粛要請の東京から名古屋に移動して営業活動するニュースに批判が噴出し取り止める経緯がありましたね。 また、一般社会から見れば納税をしているのかという点から〔儲け総取り業界だろ〕という偏見で見て補償による税金投入は看過できないとの向きが根強くあるようです。 普段は客として散々利用しているのにイメージ悪化になると無関係とばかりに避けられる業界なんで気の毒ですね。 しかし彼女らも人間ですから衣食住があり着る物なんて寧ろ同年代の一般職の人と比べればブランド物や高い物が大半ですし住む所も銀座に通えるアクセスだと決して安くは済みません。 食べ物が唯一のコストカットといえ客にご馳走になったりするのも毎日とはいきませんし職業柄外食が多いので、それはつまりのところ新橋のサラリーマンらと同じで世間の外食産業に客として売上貢献しているんですよね。 だから税金分ぐらいのお金を安定して世間に消費している業態なんですよね。 ニュースのインタビューで着物着付けのマダムが『銀座のお姉さん方に活動してもらわないと周辺の経済が廻らない』って嘆いてました。 着物着付けもそうだし美容院やネイルサロン、化粧品業界、アクセサリー業界と様々に数えきれません。 下手な芸能人よりよっぽど実働価値あります。 またファッション誌やファッションモデルのコーディネートをいち早く取り入れてアパレル業界に売上貢献するのは昔も今も水商売や風俗業界のお姉さま方です。 学生やOLではその半分の売上にしかならないと試算を出す経済評論家もいます。 そんな風俗業界の中のエリート職とも言える銀座のお姉さま方には銀座の看板や敷居の高さを主張する事も素晴らしいですが、仲間外れを意識せず同じ方向性を目指す先頭で旗を振ってもらいたかったです。 そして我々客も騒動が落ち着き活動できる時期が訪れたらスクラム組んで風俗業界の方たちに貢献できる体力と財力を蓄えておきたいもんですね。 やはりこの業界が活気づく事が経済の循環を象徴する事だと思いますから。 | |
この風俗コラムへの応援コメント(6件中、最新3件)
- taca4(12)2020/4/19>>ポテッとソレソレ(0)の『スクラム組もうぜ』のコラム最大手のニュースサイトの掲示板を見ると、この種の業界は今回を機に淘汰・縮小されればいいとの声が席巻していました。
「もともと社会に不要」など散々です。
(先日のコメントの続きのようになりますが)彼のサイトのユーザーは、自分を押し殺し日常を生きているのだなと推測します(それはそれで尊敬に値しますが)。
我々は、夜の非日常の業界に価値や意味も見出だします。そこは、危険や胡散臭さもありますが、新たな発見や創造も生まれます。エネルギーの湧き立つ所とは、そうした怪しさを必ず含むものと思います。
その業界が動きが取れない=これまでの創造のパターンでは限界、という示唆(思いつき)も感じます。
外に行けない分、内省し内なる自分の新たに湧き立つ所を堀り当てる時間と思っています。
コロナ明け、業界と新たな付き合いができればいいと思いました。