過去の失敗談　サロピンバンコ - d.oの風俗コラム ｜口コミ風俗情報局

渋谷のイメクラ、ホテヘルを主戦場としていた
若き日の私はいつからか、その功績と経験談から
親しみと蔑みを含め、大王などと呼ばれていた。
その大王が初めてピンクサロンにチャレンジし、悪夢と快楽の両方を経験した話をしたいと思う。

つまりは、地雷を踏んだのだ
2つ立て続けに、、派手にドカンと、、、

風活費を稼ぐ為、アルバイトに精を出していた
ある日、バイト仲間のM君より良いピンサロを知っているので共に行こうという話になった。
場所は、マツコデラックスが番組で良く取り上げていて、変な人が多いと有名な江戸川区某所である。
その日の夜は期待と興奮で盛り上がり
M君と夜通し酒を酌み交わし、少しばかり仮眠を取った後に活動という正に下衆い流れである。
そこでM君より一つの提案が出されたのだ。
後にして思えば、その提案を受け入れた所から
私の悪夢は既に始まっていたのだ。

その提案とは、オススメの店は2つある。
どうせなら各々違う店に行き、レポをし合おうというもの。
確かにそれは面白い！お互い存在を意識しながらパックンチョされているというシチュエーションも中々萎えるというもの。
こうして、M君と私は同じ怪しい通りにありながら
違う店舗へと入っていった。
私の入った店の名前は、、みかんだったか、いよかんだったか、柑橘系の名前であった。

いざ、期待に胸を膨らませ扉を開けると
薄暗い店内に精気の無い男性店員に
5000円だと告げられる。
言われたままに5000円を差し出し
ソファーへと案内される。
背もたれの高いソファーで一応、他客との仕切りが作られていた。飲み物を出されて
しばし女の子を待つ。
本来ならばここで
ワクワクドキドキタイム、、のハズだが
何故か妙な不安が拭い去れない、、
下半身と上半身のモチベーションの違いに戸惑っていると、やはり不安は的中したのだ、、
恐らく女性なのであろう方が隣に座る
私より確実に一回り以上は確りとした体つきであろう。

1人目は私です。

そのセリフが今でも記憶に残っている。
2人目に期待して良いのか！？
これはつまり、可愛子ちゃんのバーターなのか！
敢えての1人目の人選か！前座なのだ
されている事は前戯であるが、前座の前戯なのだ！
なるべく視界に入れないようにしながら
パックンチョどころか、もはや気の毒な下半身に
言い聞かせる。
これを耐え抜けば次こそが本命の登場のハズ！
確かにプロい、だがここで昇天してはいけない！
イケないんだ！！と

私はテクニックモンスターの前座をどうにか
掻い潜り、我が下半身を讃えつつ本命を待つ！

だが、次の瞬間、私の淡い期待は一瞬にして
崩れ去った、、
待ちに待った本命は、更に逞しい体つきをした
推定女性であろう者であった。
私は、ついにヤケを起こし、その強者に対して前戯を仕掛けてみた！
後悔した、、可愛げなリアクションなど求めてはいなかったが予想以上であった、、
私は目を閉じ全ての神経を下半身に集中した
そして可能な限りのエロい事を浮かべた！
我ながら凄まじい集中力であっただろう！
不本意極まりない昇天、、
その後、強者がお酒について何か言葉を発していたが全く持って記憶にない、、

最高に納得のいかないまま、最高に虚しい気分でM君と合流したが、どうやらアチラは女の子も可愛く、大満足であったとの事、、そもそも店名からしてアチラの方が良さげだったのだ！
まさに天国と地獄！

こうして、私は以後10年以上、ピンサロから距離を置く事となる。
M君と解散した後、気分直しに渋谷へ降り立った事は言うまでもない。