タイトル | 毛じらみの思い出 |
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投稿者 | 45° |
投稿日 | 2017年06月26日 |
『毛じらみの思い出』 毛じらみ(毛虱)はとても痒い もらったのはデリ◯からだ なぜ言い切れるのかと言うと、当時はデリ全盛で自分自身それにはまっていたから へそ下三寸の肉棒の根本あたりに激しいかゆみ 心なしか密集している毛のジャングルの中を何かが蠢いているようにも感じた もっとも、それは痒みから来る錯覚だったかも知れない 男性雑誌で性病についての特集記事を読んだ記憶から、それは毛じらみであると確信した どうしよう 記事には処置法として、毛を剃ってから何たら言う薬を塗るとあった でも、剃るなんてヤダ 薬も買う時点で店員に見透かされそうだからヤダ ということで、自分で退治することにした 皮膚を傷めないように、掻くのは最低限にして掻きつつもしらみを見つけることに専念した しばらくして、しらみは毛の根元にしがみついていることに気が付いた 毛の根元を痒みに耐えながら、皮膚を傷めない加減で毛先に向かって爪で「こそぐ」 コツさえつかめば必死でしがみついているしらみを毛先にまで「ずらして外す」ことが出来るようになった 白い半透明なカニみたいなヤツ 指で強く押しつぶそうとしてもそれくらいでは潰れない 爪でプチッと潰してようやく1匹退治となる 何匹いるやらわからないが、ヤツが食らいつくと必ず痒みが出ると言うこと 姿は見えないがヤツの居場所はバレバレなのだ あとは地道に退治を続けた しかし、デリ◯から移り住んだとは言え数が多すぎる 退治してもエンドレスなのはなぜなのだろう これはひょっとすると、へそ下三寸という新天地で繁殖してしまっているのではないかとようやく気が付いた いったいどこで? 何百何千生えているかわからない毛ではあるが、日々の観察は大切である ある1本の毛の途中に不自然な盛り上がりがあるのに気が付いた それはがまの穂のような感じで毛の周囲がかすかに膨らんでいる 色は自分の毛と同色なので、極めて判別は難しい 試しに、その膨らみを入念に爪で潰し続けてみると、痒みがどんどんおさまっていった 多分あれはしらみの卵だったのだろう 痒みは全く無くなった 蚊取り線香で蚊を退治した気になっていても、蚊が全滅するわけではない 昨今話題の火蟻同様、全滅させない限り戦いが永久に続くことになる 早期発見、早期治療は毛じらみにも当てはまるのだ 何はともあれ、妻にうつさなくてホッとしている私だったり | |
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